丸底フラスコのブログ(goo版)

ヤフーブログからの引っ越し組

ハロウィン

2018-10-29 23:54:39 | ぶつくさ
ハロウィンがこんなに大々的になったのっていつからだろう。

渋谷で逮捕者が出るほどの混乱になってしまうなんて、
どこでどう方向性を間違っちゃったのか。

私が小さいときのハロウィンのイメージは、
外国で子供が仮装して「おかしをくれなきゃいたずらしちゃうぞ
と言ってお家を回るというのだったはずなのに
大人がお菓子もくそもなく「犯罪しちゃうぞ」ってなるなんて、日本人にはやっぱこのイベントは無理だったんじゃ?と思う。

収穫祭とか、西洋のお盆みたいなものだとか
ケルトのお祭りが元祖だのといろいろ言われてるけど
どれがなにやらわからない。


とにかくなんか騒ぎたい人たちのうっぷん晴らしの場になってしまっていて
相当な負のイメージがついて回ってしまう。
これじゃあせっかく日本に伝えようとしてきた人が報われない。


古臭いこと言うようだけど、成り立ち・歴史があって
「お祭り」として引き継がれ大事にされるもんであって
ただたんにお祭りだけをポンと持ってきたところで
意義を持たない支離滅裂な騒乱になってしまう。

参加したすべての人が気持ちよく楽しく、モラルとか譲り合いといったものは消えている。

さらに大衆心理で何やっても許されると思い込み暴れちゃ
周囲の理解も得られない。
そして動けば動くほど、規制でじわじわ絞められているのに、それに気づかず息苦しい楽しくないと反発する。
自分の身を振り返っておとなしくするという考えは全くない。
その悪循環。


泥酔して喚き散らしている人もいたが、騒いでわめけば周りが引いてくれるとか、解決してくれるとか思っているんだろうか。
酒が入っちゃろくな思考にならないから無理か。


テレビで報道されているあのハロウィンには
何の意味もなく、違和感しかないと私は感じます。
もういっそ大人は禁止しちゃえばいいのに。
来年に向けて規制の動きは免れないでしょうね。
渋谷区の職員様、警察関係者様、ご苦労計り知れないです。
来年に向けて規制の強化頑張ってください。

読んじゃった

2018-10-21 19:50:48 | ぶつくさ
読書の秋。
なにがすごいって、今月に入って3冊も本を買った事。
先日の「ゴンちゃん、またね。」に続き我ながらえらい。



午後、昨日買ってきた下町ロケットの「ゴースト」を読み終え
500円分の図書カードも発掘したこともあり
そのまま「ヤタガラス」を買いに。

で、先ほど読み終えました。


スッキリ!

いろんな人が救われるいい話だ!!
軽部さんはいい人。


やっぱ本の通りには実写化することは難しいので、
ドラマはドラマとしてみた方がいいかもしれません。
それでいても面白いから見ますけどね。


一話みたから本読んでても映像脳内再生が楽。
続きを読んでいて「この役は誰がやるんだろワクテカ」みたいな楽しみも出てきました。
その前にどれだけの人物がテレビ版に出てくるかもわかりませんけど。

買っちゃった

2018-10-21 00:52:00 | ぶつくさ
先週の下町ロケットの放送を見て、
やっぱり我慢できずに書籍を買ってしまいました……


今日買ってきたのはゴーストのみですけど、明日始まる前までには読み終えられるなうへへ

図書カードがどっかにあったはずなので、発掘したらヤタガラス買いにいこ。


ゴンちゃん、またね。

2018-10-13 17:09:55 | ぶつくさ
漫画とか雑誌、解説書は数冊買いましたが、「本」を買ったのは
もしかして2018年になってから初めてかもしれません。
活字離れが著しい今日この頃。終わっとる。

文字がいっぱいの「ほん」だよ!

下町ロケットの新しい版とどっちを買おうか………と悩んだ末、明日からのドラマで見ることにしました。
また昭和の子供よろしく時間前にテレビの前に正座する日々がはじまる(いまだに録画機器なし)。
あれ読み始めたらほかの事手がつかなくなるし!


ビートたけしさんの
「ゴンちゃん、またね。」

イメージ 1


犬のゴンちゃんと飼い主の則之の間の話なのですが
死んじゃったとかの悲しいお別れ話ではありません。
ああ、よかったねという希望もあるけど、うーん一緒にはもう暮らせないのねという寂しさもある、ちょっともどかしいくらいの終わり方です。


仕事がらみで則之と出会う人たちもなかなか癖すごい。
則之は小説家の夢を持っていますが、食べていけないのでテープ起こしの仕事をしています。
出版社の友人と一緒にインタビューした話を記事にするんですが、そのままじゃ記事にならない。
どうやってまとめるか……これも「ゴンと俺が食っていくための仕事」と割り切ってかかります。
そうだよなあ割り切らないとホントやってられないよなあ。



ツービート時代のネタや、たけしさん自身いろんな人に出会ってきたことで生まれた登場人物(いや、実在じゃ……?)に囲まれる日々。
だから余計に「ゴンちゃん」という素朴な、かかわる人間と真逆の存在が心のよりどころになってるのが際立ちます。

あんなのばっか相手にしてたら「まっとう」なのがおかしいような錯覚に陥りそうだ。


そんな心のよりどころのゴンちゃんが突然いなくなってしまいます。

親心に付け込んでくる酷い奴もいましたが、その描写も
どことなく映画と同じ登場の仕方だな、勝手に映像化するとしたら
BGMも何もなく、淡々といたずら電話のシーンだけが流れるんだろうな、
なんて思いながら読んでました。


自分もインコ飼ってて逃げてしまったとき、探してその辺うろうろしたことがありますが、
「怖い目に逢ってないか」
「食べられちゃったりしていないか」
「でもどこかで優しい人に保護されてないか」
という心配は当然しましたし、ものすごい後悔しました。
それだけに共感できる部分が大きい。
私は結局見つかりませんでしたけど、この本では再会を果たします。


ものすごい感動のラスト!とか、スカッと気分爽快!みたいなものはなく、
日常の話が淡々と進んでいきます。
だけど泣いた。
なんだろうじわじわ目の奥が押されてる感じで泣きました。

もうこの辺で。


数年前やってた「オモクリ監督」のある回が「朝」というテーマで、
たけしさんが「俺も作ってみた」と出したまるで短編映画のような
作品があるんですけど
なんかそれに通じるものがありました。
吉田羊さんがぼろ泣きしてたのですが誰かみてないかーー?


お時間のある方は是非読んでください。
挿絵もカラーでキレイ。
そんなに長くないし、文字も大きいので読みやすいですよ。

27時間テレビ

2018-09-11 01:36:05 | ぶつくさ
今回は超だらだら、ぶつくさ言いちらかすだけの回です。
お暇な方のみ。



先日放送されたフジテレビの27時間テレビ。「日本人は何を食べてきたか」

去年結構おもしろかったんで今年も見ました。
私はなかなか興味深く見させてもらったし、いい企画だと思うんだけどなー。
あまり視聴率なかったそうで。なんでだ。
多分私がたけしさん好きだから楽しんでる節もあるのかも。

ただしいて言うなら27時間でなくてもいい気もします。

ジュニアさんと村上さんの落語見たかったんですけどね~
時間帯無理で残念でした。
バカリさんはやっぱり絵がうまいなあ。


でも火薬田ドンはみられたから満足。
カエルのボルダリングなんか1人で笑いながら見てました。
「ミカエル・シューマッハ」てw
すんごい昔、芸能人かくし芸大会でたけしさんがやってた小ネタを突然思い出しました。

カニにハサミで紙を切らせて(ほんとにむりくり端を挟ませただけ)
ハサミ芸のすごい人が出来上がった作品を挟む台紙に、同じように入れたんです。
そのときたまたま切り込み入った部分が折れ「三浦半島です!」とか何とか言ってて
小学生くらいの私は笑い転げてたのを覚えています。
うーん誰か覚えてないかなー。



日曜もこのずっとフジばっかみてました。
池上さんはやっぱり安定しているなあと思いました。
物を知っているし、説明も分かりやすいし、しゃべり方も聞きやすい。
池上さんの知的な解説に、たけしさんのずっこけるようなエピソードが対極的で
楽しく聞かせていただきました。

そのあとやっていたお昼ご飯の食いしん坊万歳では、福島県のおそばが出てきたからうちもお昼おそばにしました。ただしスーパーで買った信州そば。
全く影響されやすい人たちだw


60年前のお米を育てる企画もいい企画じゃないですか。
最後収穫の時アナウンサー泣いてましたもんね。
稲を植える時、田植えできるギリのサイズだったので、ほとんど水の中に
沈んじゃってすごい心配してました。

何かを育てるってこんな気持ちなんだと村上さんもおっしゃってましたが
わが子のように心配する感じ。
台風はどうかとか、猪が近くまで来てて危なかったとか。
ちょっと違うけど自分も虫育ててなんとなくわかるつもりでいる。



日テレの「24時間テレビ」。あっちはあっちでチャリティー番組だし
真剣になんかやってる姿が感動するようにできているので
それはそれでいい番組と思うんです。が、
やっぱり24時間生でぶっ通しでやるって言うのは、製作スタッフもさることながら
タレントさんやアナウンサーさんにも体力的な負担が大きいと思うのですよ。
いくら途中で録画がながれても、その間寝られるわけじゃないし、握手しに行かなきゃいけないし。

障害がありながらもチャレンジしている人達も、まれに悪天候に見舞われてしまったり、時間制限が負担になったりすることもある。
武道館でやるならまだしも、屋外や自然相手の企画だと心配もあります。
せっかく挑戦するならベストコンディションの時にチャレンジした方が、
満足いく結果にもなるしいいと思うんですけど……やっぱ当日にやることに意味があって、別の日じゃ意味がないのかな。

ダンスとか楽器をみんなが楽しそうにやってるのを見るのはいいんですが
雨にびしゃびしゃ打たれたり、寒くて着こんで身動きとれないようになっているのをみると、何もそこまでせんでも……と思っちゃうんですよ。

福祉や社会問題に気付くいい番組だと思いますよ。否定はしませんし意義ある番組だと思ってます。
ファミマで募金したりしてます。



そもそもこれに対抗して純粋に楽しむために作られたのが27時間テレビだそうですし、
お笑い番組といったらフジテレビみたいな風潮も昔はあった気がします。
今はちょっとのギャグも綱渡りみたいになってしまって
コンプライアンスだの不謹慎だのセクハラだのって始まってしまう。
(お笑いの方向が人をだましたりバカにしたりする方に向かっていたのもあると思う)

24時間テレビですら色々問題視する意見があるのだから
27時間にだってあって当然。
だからこそかもしれませんが、その中でお笑いがどこまで神髄を発揮できるかも
フジテレビさんにはチャレンジしてみてほしいですね。

ただ、芸人さん達がガヤガヤ騒ぐ番組が苦手なので、さんまさんの「お笑い向上委員会」は初見だったんですけど、なんかね、逆にストレスになっちゃって。
面白いとこは面白かったんですよちゃんと。笑いましたよ。
「おまち」のADさんお疲れ様。

しっかしああいうノリを27時間やられたら……辛いな。私なら1分も見ないと思う。
お笑いが笑えないネタになったのではなく、多分歳をとってきて、私の思うお笑いの感じ方が変わったからもあるでしょう。
これが学生の時だったら、逆に
「今みたいな番組はNHKみたいでつまらない」とか生意気なこと言ってるはず。



録画は録画で、生の臨場感がないとか、ハプニングとかあっても編集でうまく収められてしまいドキドキ感がないとか、終わった後の「やりきった達成感」が薄いとか
デメリットはあります。
でも出演者およびスタッフの労力から見たらかなりの負担軽減かと。
あと安心して見ていられます。


たまにはお笑いだけじゃなくて、知識でも頭が喜ぶような番組を見るのも
なんとなくいいような気がします。

全体的にはすごい好みの方向の番組でした。
最後の方にでてきたAIが作る料理。正直今はあまり食べたいとは思わない。
グルメ番組と違って、食とのかかわり方を考えさせられる番組でした。
今こうして牛肉食べられるのも福沢諭吉や岩倉具視のおかげかーとか。
鹿は鉄砲で撃ったり檻で捕獲すると、本来のおいしさがなくなってしまうのかとか
始めて知ったこともいろいろ。


食を守ることで環境まで守ることにつながる。
ただ食卓に出てる食べ物を見ているだけより、実際田んぼで苗そだてたり
おそばをつくったり、アイガモ農法したり、魚を採ったり、
食品のその後ろにある仕事や職人を知ることで、命をいただいているって言うありがたみとか文化も知るんですね。
普段何気なく食べているけど、たまに思い出してみたりするんだろう。


たけしさんこんな感じのことを言ってました。
「何十年もかけて熟成させるもの(職人の腕など技術の意味も含め)を、今機械で数年でやろうとしているけど
それだと本物にはやっぱりならない。時間をかけるからこそ出来上がるんであって
省略しちゃいけない」
それに対して所さんが
「待ってる時間も楽しみなさいってことだよね」
と言ってたのが印象的でした。
何でもかんでも早く簡単にできるのだと、確かにありがたいけれど
本物のおいしさは知ることができないままかもしれません。



来年はどんなものになるんでしょう。
毎時間修造は果たしてでてくるのでしょうかw



今年のテーマは昨年たけしさんが終わりごろに言った、「同じ歴史でも食の視点から見たらどうか」みたいな意見から作られた企画だったそうです。
なので最後にここぞとばかり
「来年は日本人は何を排泄してきたか」
「日本人はどんな性生活をしてきたか」
なんてめちゃくちゃなこと口走って、村上さんにやめなさいと突っ込まれてました。
さすがにこれじゃ27時間はできないので、いっそ万物創世記あたりでやってみてほしい。
(この番組覚えてる方いますかね)


「この世界の片隅に」とかぶっていたため、こっちは残念ながら見れませんでした。
来週は見る。