タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

シメとオオカワラヒワの緊張の一瞬

<餌箱の中のシメとオオカワラヒワ>

    

 我が家の庭の餌場で体長が一番大きいのはヒヨドリで、 他の小鳥たちを追い払うが、シメには負ける。 ヒヨドリの次に大きいけれども臆病なツグミは、シメとオオカワラヒワにそそくさと場所を譲る。 最強のシメは、オオカワラヒワと比較的相性が良いが、 大きな嘴を使って同種の仲間を激しく撃退する。
 厄介なのはオオカワラヒワで、 スズメとほぼ同大ながら気性が荒く、スズメ・シジュウカラ・ゴジュウカラなどを威嚇し、 時には同種の仲間を嘴で攻撃、旋回しながら2羽で空中高く舞い上がる。このとき、初列および次列風切り羽の付け根が黄色の翼帯をなし美しいが、喧噪は迷惑この上もない。いい加減にセンカイ、と陰の声。
 6日朝7時過ぎ、第2餌箱の中の動きが一瞬停止、オオカワラヒワはそれぞれ異なったスタンスで、仲間の様子をさりげなく覗う。直後、激しい争いが始まり、さすがのシメも難を避け飛び退く。

  
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