十月十七日は、午後から通院と外部委託業務が詰まっていたが、午前中、私の知らないハタケシメジ採り場を女房に案内してもらった。霜が降りる季節になって盛りを過ぎたようで、さすがに発生はまばら。最盛期には壮観だったと思われる切り株の跡が点々と残っている。それでも女房は丹念に探して結構な収量があった。
しかし、かなり広いとはいえ同じ場所を探して、どうして収量にかくも大きな差が生じるのか。やはり、採取に対する執念と技術の差が現れるのだろう。山菜もヤマメ釣りも同様で、いずれも結婚してから私が手ほどきしたのだが、今では女房の方がはるかに上手になった。八歳という年令の違いは大きな要因ではなかろうが、退職後の私が集中力の維持に難儀し、物事への執着が希薄になったことは確かで、いささか寂しい気がする。以前はこんなではなかったのに…
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