タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

<仲良しこよしのタンチョウさん&オオハクチョウさん>

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<11月13日>
 弟子屈町湯の島2でホテル・ニュー子宝を撮影、仁多川上流でクレソン摘みを終え、昼食後、道道53号(釧路鶴居弟子屈線)を南下し釧路に向かった。
 ワラビの奥オソツベツ、サケツバタケのヌマオロ、ヤマメの支雪裡を通過し、鶴居の街中を過ぎると、伊藤タンチョウサンクチュアリがある中雪裡から鶴見台のある下雪裡第三までの道路沿いでは、収穫を終えたデントコーン畑で餌を啄むタンチョウを観察することができる。 期待しながら車窓から外を眺めていると、居た!
 午後1時20分、鶴見台手前の農家に間近いデントコーン畑に数十羽のタンチョウとオオハクチョウが仲良く群れているではないか。タンチョウとオオハクチョウが入り交じって餌を食む光景は初めて見た。車を脇道に止め車外に出、カメラを向けても悠然として動じない。下雪裡第二で撮影しようとしたトンビとはえらい違いである。

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 トンビは車を止めただけで敏感に反応し、カメラを向けるとすかさず飛び立ち道路沿いから遠く離れた場所に移動した。これが野生の生き物本来の姿だろう。タンチョウやオオハクチョウは給餌に馴れ、人間を警戒しなくなっている。屈斜路湖畔では、オオハクチョウは人間のすぐ側まで寄ってきて餌をねだる。タンチョウの場合は絶滅の危機を救うための給餌だったが、今では個体数が増え、農作物への被害も出ているという。給餌による個体数の過密も問題だろう。

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