<釧路の夏の代表的花木・ハシドイの大きな円錐花序>
前年枝の先から長く伸びる花梗に複数の花柄が対生。さらに花柄に対生する小花柄に、径5㍉・先が4深裂する乳白色の筒状合弁花(雄蘂2本が花冠の外に出る)を円錐花序に多数つけ、全体として長さ 20 ㌢・幅 10 〜 15 ㌢の大きな円錐花序を形作る。樹高は5〜10 ㍍、20 ㍍を超えるアカダモ(ハルニレ)やヤチダモと比べると小振りで、剪定に耐え、病害虫にも強い。釧路市では、市のシンボル樹に指定しているのに、この樹を積極的に街路樹や公園樹として利用していない。同様に、市のシンボル花に指定されているキンレンカについても、積極的に花壇に植栽されないのはどういう訳か。
財政再建を理由に、身近な環境整備の金をけちって、街路樹は伸びっぱなし茂りっぱなし、市道縁は草茫々で花も植えず、観光都市とはよく言うよ。市長は庁舎から出て街中をとくと眺めよ、ドスナラ(釧路市の樹だよ)植えるべし、ナスタチウム(釧路市の花だよ)咲かすべし!