タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 春の淡雪(4月1日の朝)≫

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 三月三十一日午後の天気図(写真は4月1日付『讀賣新聞』第1面から転写)には現れていないが、日本海を東に進む低気圧と北海道東沿岸部にあって北東に進む低気圧との間にできた小さな前線が、夜半に北海道に雪を降らせた。
 四月一日の朝は一面の銀世界だったが、オンコの葉の上も地面も、春の淡雪は昼前にすべて消えた。小鳥たちは、給餌台より地面を好むようで、地面にばらまいた餌がなくなると給餌台に入るが、アトリはほとんど入らないので、今朝も五時に起床し、新雪の上にヒマワリの種と麻の実を与えた。
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 スズメとアトリが五時半頃多数集まったので、アトリを早朝の曇天の下で撮影した。アトリの嘴はシメと比較するとかなり小さいが、ヒマワリの種を上手に割って食べる。よく観察すると、シメが大きな嘴で種を横にくわえ、一回でパキッと割るのに対して、アトリは縦にくわえてモグモグと数回で割るようである。ヒマワリの種を食べ尽くすと麻の実、さらにスズメの中に混じってアワ・ヒエ・キビも啄む。

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