十五日午後、発達した低気圧(写真下段右の天気図は、2月16日付『讀賣新聞』第1面から転写)が三陸沖を北上。十六日、道東沖に接近するため、釧路では十五日の夕刻から雪が降り始め、十六日は終日吹雪となった。我が家の東面及び南面の擁壁沿いは吹きだまりができ、積雪は正午に50㌢/㍍を越えた。
降りしきる雪の中で吹きだまりに突っ込み動けない軽自動車が二階の窓から見えた。前進後退を何度か試みたが脱出できず、運転席からしっかりした防寒着着用の女性が降り、スコップで車の周囲の雪をかき始めた。 北海道で吹雪の悪天候中に車を利用するときは、防寒対策と除雪用具が必須である。この女性は車の前後を丁寧に除雪し、助けを借りずに窮地を脱することができた。
我が家では、吹雪の最中での除雪はあきらめ、小鳥の給餌箱への通路、灯油ストーブの排気管周辺、階段の一部と玄関までのアプローチの雪を除けるだけに止めた。本格的除雪は明日行う。
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