タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

<小鳥の雌雄の別=マヒワ(13年)>

Photo_3P1250620_2_3 マヒワを初めて目にしたのは、平成十六年三月十日、中庶路の林道沿いの空き地で、大きなアカダモの木の下で地面に落ちた種子を啄んでいた。スズメより小柄で、羽毛の黄色が濃いのと薄いのがいた記憶が残っている。
 その後しばらく見かけなかったが、今年の二月二日に思いがけず我が家の庭に雌
(写真下段)が姿を現したのを女房が発見した。以後、毎日第一給餌箱に入り、スズメと一緒に餌を啄んでいる。スズメとは相性がよいようで、相互に威嚇したり牽制したりということはない。しばらく経って、二月二十四日に雄(写真上段)も現れ、今日に至っている。時には、第二給餌箱でシメやカワラヒワの隙を突いてヒマワリの種を食べることもある。
 雄は頭上と腮が黒く、後頸・背・胸・腹は緑黄色。雌は背が緑褐色で黒い縦斑があり、胸と腹は白っぽく黒褐色の縦斑がある。スズメは警戒心が強く人の姿を見ると一斉に飛び立つが、マヒワは意外と人なつっこく、50㌢/㍍くらいまで近づいても餌を食べ続けることがある。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「自  然」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事