勘違いですよ～！

　お客様にお部屋の希望をお伺いするのは当然の事ですが、希望に合ったお部屋を探す上で、お客様の内情をお聞きしながら、アドバイスを含めてお部屋を探す事も珍しい事ではありません。

中高年になられた方に、詳しい事情をお伺いすると、『こんな事まで言わなくちゃいけないの？』と気分を悪くされるお客様もいらっしゃいますが、一般的に賃貸物件は若年層をターゲットに作られていることが多く、中高年者の受入れが難しい場合がございます。特にお一人で住まれる場合には、『何かあった時に困るから・・・』とお断りされてしまうケースも珍しくありません。
その為、当社と致しましても諸事情をお聞きした上で、お部屋探しをお手伝いさせて頂くのですが・・・。

時々・・・勘違いをされて・・・妙に楽しそうなオヤジ殿がいらっしゃいます。
オヤジ殿に個人的な興味があって、いろいろお聞きしているのではないのですが・・・何やら個人的に携帯電話の番号を書いたをお渡しになる方や、やに誘って来られる方・・・もっと、いろいろお話したいとしてくる方・・・プレゼントを持って来てくれる方等がいらっしゃいます・・・。
そんな時・・・『お客様に興味があって、いろいろ聞いたわけではありません！』なんて・・・そんな事は申し上げませんがお部屋のお話以外のご連絡は差し控えるべきだと判断させて頂いております

営業スタッフは女性だけなので、みんなでワイワイ接客しているせいでしょうか？
どのお客様にも平等な接客を心がけているのですが・・・
『親切な接客態度も難しいなぁ～』と考えてしまう今日この頃です。

隣人の騒音。

　最近は、アパートよりもマンション人気の傾向が強く。
木造より鉄骨造・・・鉄骨造よりも鉄筋コンクリート造というご要望が多くなりました。
上下・両隣の住民による騒音に悩まされた為に、今度の住み替えは壁の厚い構造の建物に住みたい。という理由が一番多いのですが、中には鉄筋コンリートで出来ているから防音性が高いと思い込み、もの凄い大きな音で音楽を聴く方がいます。
それは大きな間違いです！鉄筋コンリートで出来ている＝防音室ではございません。共同住宅でも戸建であっても、近隣への迷惑をかけないように生活するのが、マナーです。
まして、低音は下の階にも同じ階にも響き易いのです。重低音で大きな音で音楽を聴きたい場合には、ヘッドホーンで聴く等の配慮は欠かせません。
お部屋探しの際に、音が気になるという方は増えていますが、お隣から受ける騒音を心配されるのか、自らが大きな音で音楽を聴きたいのでは、その時点で、アドバイスも変わります。
防音室以外では大きな音で音楽を聴くことは出来ません。

　そうかと思えば、お隣さんが何をしている音なのかを妙に心配される方も、いらっしゃいます。
現在お住まいのお部屋でやイビキ音楽等で隣人による悩みが原因でお部屋を探される方ですが、お部屋のご案内の際に部屋の隅々まで壁を叩いて、収納の中の壁や、飛び跳ねて天井まで叩くお客様。
正直に言って、それはやり過ぎです。
ご案内したお部屋は築浅の分譲賃貸、隣のお部屋との壁も躯体と同じＲＣ造の壁でしっかり造られている事を説明させてし頂いたのですが・・・逆に、この部屋で何かしようとしているのではないか？と疑問に思ってしまいました。
そんなにも気にされる方は、共同住宅向きではないと思いますし、戸建を購入される事を検討された方が良いのではないでしょうか？
時々、全て防音で出来ているマンションないですか？というお客様もいらっしゃいます。
防音仕様？？？防音室のあるお部屋は見たことがありますが、未だかつてお目にかかった事はございません。
共同住宅で第一に気をつけなければいけない事は、同じ建物の住民に迷惑となる行為をしない事です。音も確かに気をつけなければいけませんが、ゴミの出し方・共用部の使い方・自転車置場の置き方など・・・一人で独占して住んでいるのではないのですから、まずは周りに迷惑をかけないように・・・『チョッと迷惑をかけてしまったかな？？？』と思った時は、他の入居者さんにお会いした時に、お詫びの言葉を言える気使いを持って頂ければ、普通に生活出来るものだと思うのですが・・・。第二は、お互いに譲り合う気持ちが大切です。
結局は、ご近所のない生活はないのですから、戸建も賃貸も同じ事が言えますよね？
・・・・音の悩みや、生活習慣等、人それぞれ感じ方も異なる為に、難しい問題です・・・。