昔からお買い物好きだった母。
今年で、確か73歳?かな・・・。
私が娘の頃・・・よく買い物に付き合ってくれて、いろいろ買ってくれた。
何年前からだろうか・・・
『もう歳だから・・・何もいらない・・・。』
『欲しいけど・・・爺ちゃんの病院にお金がかかるから買わない・・・。』
『買っても着て行く場所がないからいらない・・・。』等と、妙に寂しい言葉を言うようになってから・・・
お給料日後は母の欲しい物を買ってあげるようになった。
特別な物ではありませんが、薄くなった髪の毛を気にして、いつも被っている帽子。
スポーティでシンプルな服が好きで着ている洋服も、そろそろ飽きる頃かな?
いつも大切に大切に着てくれている母を見ていると、今月は帽子・・・来月はパンツ・・・と、
母の喜ぶ顔が私に満足感を与えてくれる。
昔、母が実家に帰る時に祖母の為にと、祖母の好みの洋服を買って行っていた時の事を思い出す。
祖母も、母が買った来た洋服を大切に大切に着ていた。
与えてもらう幸せもあるけれど、与える事の幸せを感じる事が出来るようになった・・・
これも歳のせいでしょうか・・・
後何年?
一緒に買い物に歩けるかな?と思うと、元気な間に親孝行してあげよ・・・。
と・・・思う。