暗い話しになりますが、一昨日は親戚のお嫁さんの告別式に行って来ました。
お見合い結婚で・・・多分3十数年???嫁ぎ先の家族の為にひたすら尽くして来られた話しは昔から聞いていまいた。
いつも、お家に御挨拶に寄ると、口数少なく、お茶を出すと台所へ下がって・・・
厳格なお爺ちゃんの好みに合わせた食事を作る為に、いつも忙しそうな姿を子供ながら見ていました。
『お嫁さんって・・・大変だなぁ~っ』とも思った事がありました。
結婚に対する意識・・・昔と今では随分違って来ていると感じます。
昔は○○家に嫁ぐ意識。
今は愛する彼と結婚する。
私が嫁いだ時代には○○家に嫁ぐのだから・・・親族に恥をかかせる事無く、嫁としての役目を果たすよう、母から言われましたが、主人の場合は東京へ出て来てしまったので、仏祝儀で実家に帰った時だけは、主人の実家のやり方に合わせますが、普段の生活はこちらのやり方。
だから、私は実家に帰った時だけ嫁としての振る舞いをするだけで済んでしまう。
棺の中に眠るお嫁さんに
『お疲れさまでした。安らかに天国へ行ってください。』と声を掛けました。
結婚って・・・相手によって・・・というか、嫁ぎ先によって過ごし方が大きく変わるものだと思います。
特に女性は、余所のしきたりや生活習慣に合わせなければいけないのですから・・・。
お嫁さんは、本当に嫁ぎ先のお嫁さんとして立派にやって来られた人。
幸せの形はそれぞれですが、同じ一生を考えると結婚に対して躊躇する人も多いようです。
でも、お互いの家族が親戚になるのですから、お互いがお互いに
『この人と結婚して良かった』と思える人生で終われるようにする努力が必要なんですよね。
告別式に行く度に、この人の人生は幸せだったのかな?
棺の中に眠る顔を見ると考えるのです。
何だかやっぱり暗い話しになってしまい、すいません・・・
『私も幸せだったと思えるのかな?』と主人に話すと・・・
『ママは幸せだろ~?俺は何にも言わずに好きようにやってるんだから~!』と言う。
『何言ってんの???パパこそ家の事なんてそっちのけでテニスばっかり行ってるんだから幸せでしょ?』と・・・
お互いが、押しつけ合ってしまいます。
まだまだ自分の死を想像出来ませんが人の身体は、いつあっけなく終わってしまうか分りませんから、1日・1日を大切に一生懸命生きなければ罰が当たると思います。
もっと、もっと生きたいと・・・思ったはずだから・・・。
一生懸命にね