みそ汁はたまご入り

群馬の山奥・通称ムーミン谷に住んでいる プライベーターラリーストのライブログ

もうそんな時代じゃない!・・・か。

2009-02-05 16:12:19 | エコカーラリー

三菱ダカール撤退の話題はもう各所で語られてれているので、

ここでは触れませんが、

TVのコメンテイターが三菱のモータースポーツ開発部が

解散して、全員新しい部署EV(エレクトロニックビークル)開発部に

移動になったという事に注目し、こんな事を言っていました。

「もう、内燃機をアクセル全開にしてガソリンを消費したり、急ブレーキ

を踏んで走るような車を作る時代は終わり、地球、環境に優しい車作り

(電気自動車や燃料電池車等エコカー)や運転をする時代に

なっていくと思う!」

三菱の選択(モータースポーツ開発部をEV開発へ)は時代の流れで

あり正しいと言うような内容でした。

Mie_bod_img_01

また、この方は蒸気エンジンから内燃機エンジン(レシプロエンジン)

への移り変わった時代を例に挙げ、

今まさしく、内燃機(ガソリンエンジン等)から次世代のエコカー

(電気自動車、燃料電池車等)への移り変わりの時代に来た!

と言っていました。

意外と思うかも知れませんが自分もそう思います。

ただ、一つ意見が異なるのはモータースポーツは技術開発の場

であり走る実験室で有るという事です。

技術開発を一気に進めるにはモータースポーツの場を

おいて他にはないと思います。

かつて、スパイク全面禁止になりそうな時に、いち早く国内ラリーは

スタッドレスタイヤのみとレギュレーション変更しスノーラリーを

開催しました。

国内ラリーがマスコミに好意的に記事を書かれたのは、先にも後にも

この時だけでは無いでしょうか

また、ウインターラリーの場でラリー用スタッドレスを開発した事が

今日の一般用スタッドレスの性能向上に繋がった事は間違いない事実です。

日本のスタッドレスの性能が世界一なのはスノーラリーでスタッドレスを

開発してきた事が大きく貢献してします。

諸先輩方や自分達含めたラリーストがあんな怖い思いをしながら

極限性能を試してきたお陰ですスノーラリー・インカー

話しを戻すと、次世代の車、動力を開発するにはモータースポーツは

欠かせない物です。

アクセルを全開にして、急ブレーキを踏んで行く事で色々な

問題が出てきて性能向上にも繋がると自分は思います。

今後、日本でラリーが生き残る為にはエコカーやEV(電気自動車)

のクラスをもうけるべきだと思います。

市販車の性能向上には市販車を使うラリーが1番適しているのは

メーカーは100も承知だと思います。

レースでは既にEVレース等有りますが、実際にナンバーの付いた

エコカーやEVで競技を行えば、技術開発意外にも世論の注目も

集められるのでは無いでしょうか

EVやエコカーのクラスが出来たら当然メーカーだけではなく

アフターパーツメーカーも注目すると思いますし、

まったく新しいジャンルからの新規参入も考えられます。

自分も、もしそのようなクラスが出来れば、そのクラスで

参戦したいと思います。

きれい事を言うつもりは毛頭有りません。

自分はスポンサー有ってのラリー活動なので、

エコカーのクラスであれば、各メーカーも開発に力を入れるでしょうから、

自分の様なテスター屋は重宝されるだろうと言うのが理由です

JAFさんどうでしょう来年辺りからエコカークラス新設してみては