足回りのセッティングをするエボ9に付いているパイピングです!
本来、メニューには入っていませんでしたが、これを見たら
黙っていられなくなりオーナーの了承を得て一度ノーマルに
戻して見ることになりました!
社外のパイピングは大抵純正より太くなっています。
曲がりがスムースになっていたり、ゴムホースが無い分
レスポンスが良いなどのメリットは有ると思いますが
パイプ径が太くなっていることで高回転のパワーは
出るかも知れませんが、アクセルのレスポンス、ピックアップは
明らかに鈍くなります。
特にタービン出口からインタークーラーまでは
絶対に太くしてはダメです。
ここは流速を上げるためにワザとパイプ径を絞っている部分
ですので非常に重要な役割が有ります!
純正と比較するとその太さが一目瞭然ですね!
純正はタービン出口(黒いパイプ)から徐々に太くなって
行きます。これが流速を上げることに非常に効果が有ります。
一方社外品は最後の太さはノーマルと同じですが
タービン出口(シルバーのパイプ)からずっと同じ太さです。
風量は増えますが、流速は落ちます。
競技ではアクセルレスポンス、ピックアップが重要なので
絶対に純正がお奨めですよ!
ノーマルパイピングに戻すとこのようになります!
交換してから試運転しましたが下のトルクとアクセルレスポンスは
非常に改善しましたよ!
これから本来の目的で有るサスペンションセッティングに行きます!
今晩中に有る程度セッティングを出したら、明日ダートラ場で
オーナーと一緒に最終セッティングを出します!
か・な・り・忙しいです