みそ汁はたまご入り

群馬の山奥・通称ムーミン谷に住んでいる プライベーターラリーストのライブログ

GDB 32Φ→33Φ motec setting

2011-12-12 17:57:08 | MOTEC・LINK・GEMS・ECU

Gdb

土曜日ですがtomokixgdbインプを32Φから33Φに

MOTECでセッティングしました

32Φから33Φに変更したことよりも、リストリクターの

形状の変更の方が大きく出力特性に影響しましたね

新しく取り付けたのはSTI製の33Φリストリクターで

長いラッパのような形状をしています。

昔のグループAが同じようなリストリクターを付けていた

記憶が有ります。

今まで付いていた32Φリストリクターは何処製か知りませんが

短いカップのような形状です。一般的はリストリクターの形状ですね!

今回のリストリクターは何が違うかというと、高回転で

空気が入ることです

一般的に32から33に変更すると高回転が回せるようになりますが

そういう次元の空気の入り方では有りません

通常リストリクターは高回転になればなるほど、

マスエアフロー(吸入空気量)が限界に達し(ピークチョーク)て

空気が入らなくなります。

それがこのリストリクターは高回転になればなるほど

吸入空気量が増えていくのです

リストリクターの無い車両では当然のことですが

リストリクター付きでは考えられないことなんです

高回転で空気がどんどん入ってくるので燃料をどんどん

増やさないとラムダが薄くなりすぎてしまします

6000PRMまでは全く落ち込むことなく回っていきます。

7000PRMまでも廻すことが出来ますね

33Φのセッティングは何台もやりましたが、

今回のような燃料MAPになったのは初めてです

まるでリストリクター無しのような燃料MAPです

今回の長いラッパの様な形状が高回転で流速が

上がるような性質なのでしょうね!

一般的にリストリクターの形状を

お椀をひっくり返したような形状にするとトルクが出て

細長くRもなだらかにするとパワーが出ると言われていますが

今回で身をもって体験しました!

低速トルクの数値というか、低速のトルクの立ち上がりは今までよりも

明らかに遅くなっています。

高回転でどんどんパワーが出てくるのでNAのような

フィーリングですね

Tomokixはトルクも出ていると言っていますが

それはカムコントロール(可変バルタイ)を変更して

アンチラグの効かせ方を替えたので、トルクが出ているように

感じているのだと思います。

今回のリストリクターは低速の流速が遅いので

そこをどうカバーしてやるかがキモですね

GRBならINもEXもカムコントロールが出来るので

低速トルクも落とさず、高回転でパワーを出せますね

電スロなのでアンチラグも自在にコントロール出来ますしね

GRBにこのリストリクター付けた車をMOTECで制御したら

速くなるだろうな~

誰か、GRBでもGVBでも良いからMOTECでセッティング

させてくれないかな~