最近は新しい競技車が出回らないので競技車が古くなって来ていますね!
古くなってくると色々なトラブルが出てきて尚且つ原因の特定が難しくなってきます!
トラブルの特定までにかなりの時間と手間が掛かる事もしばしばです(汗)
今回はブーストが掛かった時に息つきのような症状(ギクシャク)が出るというトラブルでした!
エンジンチェックも点灯していたのでまずは診断機でチェックするとノックセンサー異常と
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文字通りに解釈すればまずはノックセンサーの故障と考えてノックセンサーを交換してみるのが
セオリーですが、ノックセンサーが故障したからと言ってブーストが掛かった時に息つき(ギクシャク)が
出るかな~⁉と考えると合点がいかないので、まずは基本中の基本で目視でエンジンをチェックします!
するとあれ⁉変なところを発見です!!
燃圧レギュレーターのホースが小動物⁉にかじられて穴が開いていました(汗)
これでは燃圧が掛からないからブーストが掛かった時に燃料が足りなくなって息つきしますよね~(汗)
おそらくその時にノッキングが多発して純正ECUが点火時期を一気にリタードさせまくったので
エンジンは壊れずに息つき(ギクシャク)したんでしょうね~!?
大量のノック信号を拾ったのでノックセンサー異常と出たのだと思います!
というわけでものの数分でトラブルシューティングが終わってホースを切って付け直して
修理完了です!
今回はたまたま簡単に原因が見つかりましたが、延々と見つからない場合の方が多いので今回はラッキーだったと思います!
すぐに修理が終わってしまったのでついでにローンチも追加しておきました(笑)