娘がひいぃぃぃとばかりに引きながら、凝視するのは私のぶよぶよとしたお腹です。
一体何のために凝視するのかというと、自己注射のためです。
私は14日おきに自己注射をしています。
自己注射は実はいろんな種類で行ったことがあるのですが、今のものはちょっときついです。
針も太い。
薬剤も多い。
もう毎回ため息を10回くらいついてから、切腹するような気持ちで「えい!」とお腹に押し当てます。
大袈裟な!って自分でも思うんですけれどもね。針、太いんですよ。
薬も多いんですよ。だから、痛いんですよ!
点滴とか、首の注射とか、結構平気なんですけど。
やっぱりね、人にやってもらえるのと、自分でやるのは結構違うものなんですね。
自己注射のほとんどは手順が一緒です。(皮下注射の場合。)
注射の部位を消毒、そこを左手でつまみあげ、右手で持っているカートリッジみたいなものをブスッと押し当てます。
すると針がぶすりと刺さって、薬液が入っていくのを眺めます。
眺めながら痛みますが、つい自然と左手に力が入るのをセーブします。
おそらくこの時の顔は、変です。
そして終わったらカートリッジを肌から離して、少し消毒綿を押し当ててから絆創膏を貼っておしまいです。
簡単でしょ?って思うんですけどね。
娘は、看護婦さんをやってくれるので、絆創膏を貼ってくれたりします。
その貼る位置がくっきりとわかるほどの針穴に、目を丸くして「ママのお腹に穴が開いた〜」と叫んでいました。
その叫びで笑ってしまって、ほんと子どもがいるって大変だけど、救われます。
痛いは痛いのですが、このお薬を開発してくれた方々に感謝しなくてはと心底思います。
痛い!ってギャーギャー言える幸せを存分に味わうつもりで、今日もひゃーひゃー言いながら打ちました 笑