トドママのあるがままに

難病指定を受けている母親です。
笑顔を忘れないように、そんな思いだけでつらつら書きます♪

ママのお腹に穴が開く〜

2021-09-25 17:37:22 | 病気

娘がひいぃぃぃとばかりに引きながら、凝視するのは私のぶよぶよとしたお腹です。

一体何のために凝視するのかというと、自己注射のためです。

 

私は14日おきに自己注射をしています。

 

自己注射は実はいろんな種類で行ったことがあるのですが、今のものはちょっときついです。

 

針も太い。

薬剤も多い。

もう毎回ため息を10回くらいついてから、切腹するような気持ちで「えい!」とお腹に押し当てます。

 

大袈裟な!って自分でも思うんですけれどもね。針、太いんですよ。

薬も多いんですよ。だから、痛いんですよ!

点滴とか、首の注射とか、結構平気なんですけど。

やっぱりね、人にやってもらえるのと、自分でやるのは結構違うものなんですね。

 

自己注射のほとんどは手順が一緒です。(皮下注射の場合。)

注射の部位を消毒、そこを左手でつまみあげ、右手で持っているカートリッジみたいなものをブスッと押し当てます。

すると針がぶすりと刺さって、薬液が入っていくのを眺めます。

眺めながら痛みますが、つい自然と左手に力が入るのをセーブします。

おそらくこの時の顔は、変です。

そして終わったらカートリッジを肌から離して、少し消毒綿を押し当ててから絆創膏を貼っておしまいです。

 

簡単でしょ?って思うんですけどね。

 

娘は、看護婦さんをやってくれるので、絆創膏を貼ってくれたりします。

その貼る位置がくっきりとわかるほどの針穴に、目を丸くして「ママのお腹に穴が開いた〜」と叫んでいました。

その叫びで笑ってしまって、ほんと子どもがいるって大変だけど、救われます。

 

痛いは痛いのですが、このお薬を開発してくれた方々に感謝しなくてはと心底思います。

痛い!ってギャーギャー言える幸せを存分に味わうつもりで、今日もひゃーひゃー言いながら打ちました 笑