秋の1日
夜は最近冷えてきます。
皆さんお風邪など召されませんように。
私は先週急に寒くなった時に少し喉が痛くなりましたが
初期には暖かい紅茶が効きまして。
あと、緑茶のビタミンC。
見事にすぐにクリアしました。
毎日ぬるめのお風呂に入り
一番いいのは
いいことを考えることで。
ワクワクしたり
素敵なことを考えると
よく眠れますし体調
戻ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/b2/31520ceac344c68933b01ea70cac3b66.jpg?1697969853)
強い風が吹いた後は気温が下がるのがここの天気。
朝晩の冷え込みはぐっと低くなりました。
海は昨日のような暗さはなく
落ち着いた色をたたえています。
気候により色の変わる海
なんて不思議なんでしょう!
何度見ても見ても飽きません。
深い海の下にも都はございますと安徳天皇を抱いて海に飛び込んだこととか
人魚姫の嵐の海の中で王子を助けた夜の事とか
あと、渦潮に飲まれて助かるためにウィスキーの樽に捕まり浮かんできて、髪が真っ白になった男の話とか
海にまつわる様々な物語を読んだものですが
しかし京都市内には海は遠く
このように毎日2階から海が向こうに山口の方向まで眺められたり
こんな豊かな日々は考えられませんでした。
工房の中で
耳を澄まして
作業しながら風の音を聴いたり動植物や、虫の羽音にまで敏感になる。
秋になれば山からの落ち葉や木の実が屋根に落ちる音も
鹿の声が響き渡り
春夏秋冬の鳥たちの姿に癒やされたり。
さあ
これから作品達は
海原を漕ぎ出し
空を飛び
まるで滑空する鳶達の目のように
いろんな見方ができれば素晴らしい。
さて
ついでは念願の船を作り始めますが
課題はとても難題で
夢の中でみたような船にどのようにしたら近づけるのか
板をとめるピンが夢の中で出てきましたが
あれを探したいです。
夢の中の留具
本当の世界にあるでしょうか?
探してみよう。
板材はいいのが手に入った。
理想的な板材。
さてこれを船に貼り付けていくとなるとどういうサイズでどんな工具でカットしていくか。
うー。
やらねばならないことはたくさんありますね。
それともう一つ
ある、関東の素材メーカーを見つけたので
その素材を使ってみたいとずーっと思っている。
ここは行く所ではないが
もう一軒東京の町工場のヒトツには1度見に行きたいです。
あと、博多にも色々相談したい話したい社長さんがおられまして
いよいよ動こうと想います。
最近は閃いたり思いつくととにかく動きます。
不思議なことに
作品の箱を始め
閃いて動くと繋がります。
失敗がありません。
いろんな木や部材を使いますが
それぞれの特質を生かしながら
音色を構築し
更にはもっともっと表現を高めていきたい。
汽車の作品
今回まだまだこだわりたい所あり
妥協できなくて持ち込み断念しましたが
これも物語でして。
物語の登場人物やそな場面設定は
やっぱり妥協したら舞台は、物語は作れない。
そこをどのようにしたら舞台として成り立つのか。
観客の皆さんの心を掴めるようなおるごーるでなければ意味がない。
夢音
ゆのんの舞台ですので
ご覧になり聴かれる方は皆さん観客。
その観客の皆さんの、心を
惹きつけるような作品作りたい
19の歳の時に
デザインの社長から
「魅力。惹きつけるような磁石のような世界を作れ。発想しろ」
そう言われてきた自分は
この歳になってもまだその命題に向かっている気がします。
ああ本当に
惹きつけられるような魅力ある舞台としてのおるごーるを。
そのことばかり考えている私です。