かのケネディ大統領が号令を発して、なんて言うと大袈裟なんだけど
アポロ計画に始まる、宇宙探査の歴史に今日あたり、一つの転換点が
きた感じがしますね
これまでは国家が主体に行ってきた宇宙産業は、民間ロケットによる
輸送船がISSにドッキングしたと言うことで これからの宇宙産業に
大きな変化を促すことになるはずですね
ISS(国際宇宙ステーション)のアームに掴まれるドラゴンの想像図
そこで一般の企業でも出来るかと言うと まだ少し時間がかかると思うけど
確実に一般的な方向にシフトしていくことは間違いはないでしょう
今回のドラゴンもNASAの資金援助が10億ドルも出ているのだから
出来たことで おいそれとはできる様な事ではないですね
(ドラゴンドッキング、NASA)
これまではスペースシャトルが輸送の任務などを行ってきたのですが、
このシャトル計画も終了して ISSに物資を運ぶ手段が早急に必要でした
シャトルには人間が乗っていることで 発射後に事故が起きると、もうあきません
死にますね
チャレンジャー事故をはじめコロンビア号の空中分解事故など
大きな事故は 庶民の目に届きますが 些細な事故などは、その
ほとんどは見過ごされていたし ニュースにもならなかった
発射さえしなければ 判らないということですね
(ISS NASA)
その点、今回のドラゴンは無人ですので、壊さないように
打ち上げればあとは超ハイテク機器がドッキング位置まで
連れて行ってくれますから あとはISSの方で 上手くやればOK
無人の宅急便です これからは打ち上げ時の見送りや歓声は
無くなっていくでしょうし ISSはどんどん巨大化していくことでしょうね
まさに宇宙ステーションの幕開けです
トムの子供の頃は、このような想像図(上図)を見せられていましたが
フォンブラウン博士の考えたスペースステーションと言うことでね
ドーナツ部分は回転するので人工重力が発生するといった優れもの
誰も彼もがドーナツ型を想像してましたけど
実際は(下画像)なんですね
無重力にどこまで耐えれるかの実験中かもね だけど早く”重力”、欲しいよね。