トム wish

人生経験がすこしだけ豊富なトムの日常生活や おもしろ談話などで構成してます。

戦後は続く。どこまでも

2024年12月30日 12時21分00秒 | 日記

子供の頃は 線路のそばでよく遊んでた記憶があります

最近の子供は線路内に入ったりすることはないと思いますが、、



思えば、昭和20年代の
トムの時代!というものがあるとしたら 
それは
かすかな思い出でしょうね

戦後の復興期でもあり
日本の憲法と法律が根底からひっくり返った時代
それは準無法状態!の日本でしたね

まだ戦後間もない時代ですから 
今のようなガンジ絡めの法制は
行き届いていませんでしたので
ある意味で自由?な不自由

つまりは
警察官が拳銃を持っていない時代
と言えばわかるでしょうかね?

ある日、学校から帰ってくると
アイスクリームをひっくり返したようなペンキのハげた
白い警備小屋で、
お兄ちゃん警察官が大股を開いて
何かいじっていました

みんなで、ワイワイ近づいていくと

警察の兄ちゃんは
これ見てみー!拳銃や
もう怖いもんなしっちゃ!と笑います

子供たちですから、みんなで大喜び!
拳銃を触らせてくれましたけどねー
それは
子供にとっては強烈な記憶です

しかし
それ以来、
お菓子をくれる 青い目や、黒い肌の
MPのジープはやってこなくなりましたけど、、治安は前より悪くなっていました

後で聞く話ですが
当時は警察官全員に拳銃を渡すだけの量がなかったんですなぁ 
拳銃は5人に一丁とか?聞きました
それも
アメリカからの支給品みたいなコルト拳銃を使っていたようです、、
もちろん、
アメリカ製の拳銃の方が優秀なんですけどね 

そして当時は、桁違いに
悪い人がたくさんいたので、、ホント❣️
警察官は
予備弾薬を持っていた記憶があります
笑えますね!、、アハ

靴も当然ながら、アメリカのGIの払い下げ品を履いていたようです、
米軍のブーツは茶色い色ですから
黒で塗っていたようですわ、、
で、
拳銃のない警察官の武器というと
警棒は樫の木で作られた長いのをぶら下げてましたよなぁ、


まぁね
こんなこと
今では考えられないでしょうな、、






線路で遊んで五寸釘をレールに置いて
SL機関車に踏んでもらい
ぺちゃんこにすると槍の穂先ができるんですよね 
これで魚を取ったりして遊んでました

ある日、馬鹿が何十本も線路に並べたもんで
機関車が止まってしまいました!

えらい騒ぎになってしまい、警察もやってきましたよなぁ

それ以来、当分。線路のそばでみんな遊ばなくなったんですけど
ある日
友達の妹が、線路で列車にはねられて
かわいそうなことになったころ




時期、同じくして
トムは転校してしまいましたので
その後のことはわかりません、、

転校先の山の小学校はみんなおとなしくて、
静かで、平和な場所でしたから
もうそんな荒っぽい事は何もなくなりました、、

少年時代はそんなことで終わりましたけど
今でもあの場所に帰りたいと思うことがあります。


本日もご来訪ありがとうございました。

生まれ故郷がある人って幸せです
そこに時間が止まっているからですな


またね。(^o^)











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