今日は午前中だけお仕事でした
カナダで仕事するのもね、もう今の職場で7社目。
中には1ヶ月で辞めた仕事もあるし、長いのでも1年半。
もともと日本でも転職派だったから、仕事が変わることは気にしてないけど、
さすがに7つ目とかになると、もう履歴書に日本の職歴が書けなくなってきました。
書くスペースがないもん
(汗)
日本では勝手に職歴を改ざんすることってできないんですよね
社会保険を調べられたら、過去の職歴ってばれるわけで、企業によっては入社してから調べて履歴書と照合されたりって話を聞いたり聞かなかったり・・・
でもカナダでは、自分のアピールのために職歴があるので、しょうもない仕事は割愛しても問題ナシ。
なので、私の履歴書にも7社全部の職歴が載ってるわけではありません
応募する会社や職種に合わせて、自分の履歴書を作成し直すのが就活の第一歩なのです。
約10ヶ月に及ぶ失業保険生活が、先週とうとう切れてしまいました。
はぁ~、すばらしかったです
それまでの仕事のストレスなどから開放され、のんびり家にいても2週に一度きちんとお金が振り込まれました。
前の仕事では学ぶことが多かったけど、やっぱりなんと言ってもその仕事の責任の重さに、
けっこうプレッシャーやストレスが多くてね。
仕事量も半端じゃなかったし、トロントやモントリオール、そしてアメリカ支社とのビデオ会議などで、胃だけでなく内臓すべてが縮こまるような思いをしましたもんね。
でも、それもこの10ヶ月の失業保険生活で十分に癒され、苦労やストレスがすべて自分の糧になった手ごたえがあります。
誰かが言ってたけど、失業保険ってほんとに自分へのご褒美
ですね。
生活がかかってる人も多いかもしれないけど、私には
「
がんばった自分を癒し、またがんばれるまでの準備期間」
になりました。
今の大学の仕事では、前の会社で扱った金額とは比較にならないくらい規模の小さい仕事をしてます。
前の会社では1週間に8千万円くらい動かしてたんだけど、今は1日に500~1000ドル程度の収支さえ合わせればいい仕事です。
でも、こんなに扱う金額が違っても、そこにはそれぞれの責任があって、たとえ500ドル(5万円弱)しか扱わなくても1ドル合わないと意外にもヤキモキするものなんですね。
対人関係に関しては、やっぱり場数が増えてきたというか、いちいち慌てたり焦ったりしなくなりました。
私は今でも留学経験のないブロークンな英語だけど、自分の中で
「
仕事さえ覚えたらカナダ人以上の仕事ができるぞ」
という、根拠のない自信があるので、それだけを支えに堂々と振舞ってます。
人間、堂々としてる人にはあまり無茶を言ってきませんし、バカにした態度や相手にしない見下した態度などはほとんど感じません。
でもね、それでも時々・・・
(
はぁ?今、この人何言ったんだろ・・・)
って、相手の英語がまったく聞き取れない時があるんですよ
海外からの訪問客とか、年配の人のモゴモゴした話し方とか、その人の癖にもよるんだろうけど、最初から最後までまったく理解できない時もあります。
外国語のアクセントが強い英語の場合は、5分ほど話してると慣れてわかるようになるんだけど、電話など5分も話すことがない場合はほんとにわかんないまま(笑)
たとえば会話の中の単語がひとつだけわからない場合は、その場で聞き返したり、
違うフレーズで言い換えてもらえばいいけれど、最初から最後まで聞き取れない人の場合は
もうどうしようもないです。
そういうケースは、たいてい相手も私の英語が聞きづらそうなので、おそらくお互いの波長が
どうにも合ってないんでしょうね。
カナダに移民した当初なら、仕事上でそういう場面に出くわすと、かなり焦ってたんですけどね~。
今ではあまり気にしなくなっちゃった
(
私にわからない英語を話してる人なら、きっとほかの人もわからなくて適当にあしらってるはず)
と見込んで、悪いけどまさに適当にあしらうのです
それでなんとかなる。
なんとかなるなら、それでいいのだ。
マジメな私が何年もかけて学んだ「カナダでキャリアを積んでいく事」の1番のポイントがこの、
なんとかなるなら、それでいいのだ。
って事です。
多くを求めない、とりあえずうまくいったらそれでいい
基本的にマジメな私には難しいことなんですけどね、とりあえずうまくいったらそれでいいって感覚。
やるならきちんと完璧にやりたいって思いを断ち切るのが、最大の試練でした。
「Everyone's happy?」「Everyone's happy!」ってのが口癖の同僚がいるんだけど、
何か問題が起きて解決すると、必ずこれを言うの。
物事が理想どおりに解決しなくても、そこに携わった人がハッピーならそれでいいじゃないかという観念。
でも、これってなかなか真理をついてますよね?
いくら理想どおりに何かが解決したとしても、誰か一人でも不満を持ってたら、
それは万事解決ということじゃないもん。
誰かが融通を利かせたり、マニュアルどおりでなくても個々の采配で解決に結びつけたり、
そうやって最終的にまるく収まり、みんながハッピーなほうがいいのです。
特にカナダではそういう感覚で働いてる人が多いような気がします。
だからマニュアルにとらわれすぎず、その時々で機転を利かせて対処できる人のほうが優遇されてるように思えるのです。
長くなったけど、これがそろそろ8社目の就活を始めようかなぁ~なんて思ってる今現在の心境です。
私は働くのが嫌いじゃないから、カナダでもずっと働いていくような気がするのだけど、
この先なにをしたいのか、どういう方面に進みたいのかは今でもまったくわかりません。
せっかく経験をつんだ経理の道に絞ってもいいかもしれないけど、今の仕事でカスタマーサービス的な事もしてて、人に携わる仕事も悪くないななんて思ってます。
とりあえず今の仕事の契約が9月に切れるので、その先のことを少しずつ考えていきます。
考えても結論が出なかったら、とりあえず目の前のことから始めようと思います
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