先日、ジェイと香港映画のDVDを観ました。
香港映画は
広東語。
ジェイは広東語の会話はできるので(読み書きはあまりできない)、好んでよく観ます。
トミーの広東語は映画を理解するほどのレベルじゃないので、
英語字幕をつけてもらいます。
英語字幕付きで映画を観るとね、やっぱり読むほうに神経がいっちゃって、
どうしても100%感情移入できません。
昔、我が家で「ムービーナイト」をした時に、日本映画の「
SHINOBI」
(仲間ゆきえとオダギリジョー主演)を観ました。
もちろん、ジェイや友達総勢10人ほどは英語字幕を、
トミーだけが出演者のオリジナルの音声や演技に没頭して鑑賞しました。
そして、映画の山場にさしかかると、もうトミーはオダギリジョーの愛にやられちゃってね・・・
ボロボロ泣いたわけですよ
そしたらさー、周りの友達が一斉に
「
えっ!!!」
と、驚いてとなりにいたカップルが二人で抱きしめてくれたりしたわけです
そして、一言
「
やっぱり、オリジナル音声だと泣ける映画なんだね・・・」
そう。
オリジナルの演技というのは、やっぱりいいものなのですよ。
声というのは、本当に大切で、声だけも人は心を震わすことができるものね。
そうは言っても、わかんない言語をわかんないままオリジナル音声で観たところで、面白いわけがありません。
香港映画も、たとえ映画字幕でもいいものはいいから、トミーもけっこうしっとりとその恋愛映画にはまって観ていたのです。
今から、ネタばれになる内容を書きます。
最後に映画のタイトルを書くので、見たい人はここ見ないでね
●●●●●●●ここから●●●●●●●
『高校生の時から友達以上恋人未満という関係で、お互いを大切な人として過ごしてきた2人。
周りの友達もみんな、早くくっつけばいいのに・・・何を待ってるのよ・・・なんて、彼らの関係をもどかしく思ってます。
お互いが外国に留学したり、お互いが違う恋人を持っても、心の中では、相手を忘れられない関係。
毎年、彼女の誕生日に彼は「ハッピーバースデー♪」のメールを送ります。これは、毎年の決まりごとになっていき、たとえ数年会わなくても、メールだけは誕生日に来るの。
そんな二人もそろそろいい歳になってきて、結婚を意識し始めたとき、やっぱり彼女は彼しかいない!彼と結婚したいなぁと思うのです。
なのに、同じ時期に彼が突然電話してきて、
「俺、結婚することにしたんだ。とても愛してる人がいるから、もう君とは会えない」
という衝撃の言葉を聞かされるのです。
ショックを受けた彼女は大泣きするんだけど、なんとか立ち直ってその後2,3年一人で過ごすわけ。
共通の友達はみんな彼女を心配するのです。
「そろそろあなたもいい人見つけたら?」
などと、いつまでも彼を引きずっていたらダメよと、励ますんだけど、彼女の心はなかなか前に進めません。
心のよりどころは、それでも毎年送られてくる年に一度の「ハッピーバースデーのメールだけ・・・
そんなある日、共通の友達の一人が衝撃の事実を知ります。
なんと、結婚するからと腐れ縁の彼女と離れた彼は、3年前に亡くなっていたのでした。
遺伝的な病気で、助かる見込みがないとわかった彼は、「結婚する」とウソをついて彼女から離れ、ひっそりと亡くなったのです。
そして、最後の頼み・・・と、自分の姉に毎年「ハッピーバースデー」のメールを彼女に送ってほしいと言い残していたのでした。
それを知った友達は、彼の姉に「いつまでこのウソを付き続けるんだ?」と聞くんだけど、姉は「つき通せるまでよ」といいます。
そんな事は知らずに、彼女は今日も友達たちとご飯を食べながら、彼に自分の近況をメールしたり、彼の話をみんなにしたりするの。
友達は彼がこの世にはもういないとわかってるんだけど、あまりにも無邪気に彼の存在を信じてる彼女には言い出すこともできず、できるのは笑顔で受け流すことだけ。
彼女の中では彼は今もしっかりと行き続けている・・・』
●●●●●●●●ここまで●●●●●●●●
というような内容です。
一気に書いたので、よくわからなかったらごめんなさい
これね、途中は(ねむいな・・・)とか思ったんだけど、後半グングン良くなっていきました。
トミーもちょっとキュンとなったりしてさ。
なんか愛っていいなとか
そして、
ト 「
はぁ~、よかったねぇ~」
と、映画が終わったので隣りにいるジェイを見ると、彼・・・
泣きじゃくってました。
ぎょっ
私、ちょっとうろたえてしまったよ。
ティッシュ、ティッシュ・・・と、慌ててティッシュを渡すと、
ちょっと「
うぅぅぅ」とかって声をもらしながら、さらに激しく泣いてました。
良かったんだろうね
オリジナルで見ると、もっと感動的な映画だったんだろうね
あまりに見事に泣いてるので、トミーもちょっと戸惑いながらも、ジェイを抱きしめながら、
「
○○のシーンが良かったよね。あそこで彼の愛の大きさがわかるんだよねー」
なんて言ったら、ちょっと落ち着いてたジェイがまた
ぶり返して泣き出したので、
どうしればいいかわからなくて、とにかくヨシヨシと頭をなでてました。
いやぁ、いい映画です。ほんと。
タイトルは「生日快楽(ハッピー・バースデー)』です。
香港映画ってほんとにいいですね。さよなら、さよなら、さよなら。
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