ついに3日目はグランドキャニオンですよぉ!!!
実は、旅行の前に「ベガスでやりたい事」のリストの中で、グランドキャニオンはずっと悩みの種だったのです。
4日しかない滞在期間で、ほぼ丸1日必要なグランドキャニオン・ツアーを入れるべきか・・・
でも結局、現地でツアーを申し込んじゃった!!
ジェイがすごく行きたそうだったし、他に予定もなかったし。
それに、せっかくネバダ州まで飛んできたんだもん、ついでにアリゾナ州まで行かなきゃ!!
というわけで、午前6時15分集合の大型バスツアー、行ってきました
バスは満席!しかも2台でレッツゴーです。
実は、私たちは初め1台目のバスに乗ってたのです。言われたとおりに並んで、
言われたとおりに座席について、「まだかな?ワクワクするね」なんて言いながら待ってたんです。
すると、ツアー会社のコーディネーターのおじさんが困ってます
どうやら、1台目のバスは1座席を除いてすべて埋まりました。
でも、2台目(これも人数は制限ギリギリ)でどうしても一人あぶれてしまう。
家族やグループで参加してる人がほとんどなので、一人だけ違うバスに乗せるわけにはいかない・・・・
というわけで、1台目のバス内で
「
誰か、2台目のバスに移動してくれないかなぁー?
2人移動してくれると、3人グループをこっちに入れてちょうどよくなるんだけど・・・」
って、その辺のカップルとかに聞いてまわってるの。
でもね、みんな「No thanks」とかって席を動こうとしないんですよ(笑)
たぶん、せっかくバスに乗り込んで落ち着いたのに、また荷物持って違うバスに乗り換えるのが面倒だったんだと思う。
私はね、そのコーディネーターがボソボソと言った言葉を聞き逃さなかったのです。
「
移動してくれたら、次のバスの一番前の席になるよ~」
というわけで、私が(こっち見ろ!)目線でコーディネーターにサインを送ったら、
うまくキャッチしてくれて私たちにも「移動してくれないかな?」って聞いてきました
ト 「
むろん、OK」
ジェイは座席がうんぬんより、そういう人助け的なことが大好きなので、
2人で機嫌よく1台目の一番後ろの席から2台目の一番前に座席移動しました。
2台目といっても、ほぼ同時に出発するし、一度出発したらすれ違うこともない程の別行動。
コーディネーターにはやたら感謝され、私たちは1番前の特等席でくつろぎながらツアーを
楽しむ事ができて、万々歳でした
さらにラッキーだったのがこのバスドライバー・・・
いやね・・・
前から見ても、横から見ても、後ろから見ても、どうしてもモーガン・フリーマンにしか見えません。
でも、このモーガン・フリーマンめちゃ面白いんです
アメリカやカナダでは、バスの運転手がガイドを同時にするのが一般的です。
だからマイクを片手に持って、運転は片手でやるわけで、まぁプロだから問題はないんですけどね。
でも、このモーガン・フリーマン・・・
盛り上がってくると土地や風景を指差して話したりするもんだからさー
時々ハンドル握ってないの!!!!
片手にマイクを持ち、もう一つの手で「あの大きい木、見えるかい~?」なんて
指差すもんだから、運転する手が足りないって話です。
ちょっとヒヤヒヤしたけど、面白かったからいいや。チップは一人5ドルも払わされたけどね。
セレブ並のチップですよ。1日でチップだけで250ドルっすか!!
やっぱ、あれ・・・モーガン・フリーマンだ。そうとしか思えん
とか言ってる間に、フーバー・ダムに到着。
ここは、映画「トランスフォーマー2」でも撮影に使われたところですよぉ。
ジェイのブラックベリーに映画が入ってたので、ちょうどダムが写るシーンをモーガン・フリーマンに見せると、「あぁ、そうそう!」だって。
ネバダ州とアリゾナ州の州境で検問を終え(ポリスがバス内をチェックする)、
さらにバスに揺られると・・・
いつのまにか、あたりは360℃ずーーーっと砂漠。
こんな景色ばっかりが続いたかと思ったら、空港に到着しました。
グランドキャニオンはバスツアーだけじゃなくて、ヘリコプターでのツアーも人気でね、
観光客は一度空港に降ろされて、そこからバスツアーなりヘリコプターツアーなり、
自由行動となるのです。
私は絶対にヘリコプターに乗りたくなかったので、バスツアー
でもネットとかでバスツアーのほうが、グランドキャニオンの大自然を体いっぱいで
堪能できるって書いてたから、いいのです。
乗り換えたバスから見えた、「イーグルポイント」。
断崖と断崖の間に、ワシが羽ばたいてるように見えませんか?
もうこの辺までくると、いちいち感動ですよ
グランドキャニオンは、ネイティブ・インディアン(アメリカの先住民)が所有してる土地なので、空港からはネイティブの人たちが出迎えてくれます。
バスを降りたら、自由に
断崖タイム
日本なら絶対に柵がつけられるんだろうなぁとか思いながら、ジェイとギリギリまで断崖に
身を乗り出してみました。
モザイクの下の顔は、けっこう必死な形相です
っていうか、こういう状態で「自由にどうぞ」ってのがすごいよね。
でも、これ・・・自分がギリギリまで挑戦するのはそれほど怖くないんですよ。
もっと怖いのがね、
他の人が断崖ギリギリチャレンジをやってる時!!!
ジェイがズリズリと崖っぷちまで行くから、私なんてカメラ構えながら、
もうお尻の穴だけじゃなくて、体中の穴がキューって縮こまるような思いでしたよ
たんなる岩の崖なんですけどね、観光客はみんなすごい感動してすごい楽しんでます。
ジェイに「シャッター押してもらえますか?」って頼んできた中年おじさん3人組。
あまりに楽しそうで、ジェイが持つカメラに満面の笑顔のままじーっとたたずんでる姿がいじらしくてね・・・
その中年おじさん3人組の写真を思わず撮ってしまいましたよ、私
(照)
これだけでは終わらず、さらにヒヤヒヤする体験もやりました。(追加料金35ドル。滝汗)
奥のほうにお皿みたいに出っ張ってるの、見えます?
これ、「スカイウォーク」といって、この断崖のギリギリに建物を作り、
そこから10メートルくらいの半円の通路が空中に突き出してるのです。
そして、この通路ね・・・・
なぜか地面がガラス張り!!!!
私はけっこう平気だったけど、ジェイなんて自分の足が空に浮いてる感覚に慣れず、
ちょっと笑っちゃうくらいの「へっぴり腰
」でしたからね(爆笑)
見渡すと、けっこうヨロヨロしてる男子が多数。
こういうのは女性のほうが得意なのかな?
ちなみに、ここでは貴重品・カメラ等は全てロッカーに預けます。
手ぶらでヨタヨタと空中を歩く感じ。
(このガラス割れないかな・・・)とか思いながら、自分の足の真下にひろがる
グランドキャニオンを不思議な気持ちで眺めました。
ツアーに含まれてたランチを食べ、自由時間をさらに探検したりして過ごし、
自然の魅力と神秘にどっぷり浸りました。
帰りもモーガン・フリーマンの運転で、ホテルに着いたのが午後6時。
実に12時間のツアーです。大満足。
迷ったけど、参加してほんとによかったです!
雄大なグランドキャニオンからラスベガスに戻って、すぐにシャワーを浴びて
オシャレしてからシルク・ド・ソレイユを観に行きました
パフォーマンスは本当に素晴らしかったです。
何度も声出したもん、驚いたり感動したりして。
今回は「KA」を観たんだけど、次は「O」も観てみたいな。
ブルーマンも気になるし。
まだまだベガスではやりたい事がいっぱいです