今夜のNHK「歴史秘話ヒストリア」 おもしろかった!
光琳て、こういう人だったんだあ!
ボンボンだったのね。
才能豊かなうえに、周りにも愛されすぎた幸せ者。
享年がたしか、59歳だったかな?
後年、パトロンが死んだり、俵屋宗達との才能の差に悩んだり、
「自分はいままで、何もしてこなかった………」とか、落ち込んだり。
自分なんて、結局、何者でもないんだ、って解ることって、とっても大切なのかも。
そして、何かふっきったあとに描かれたのが、琳派最高傑作「紅白梅図屏風」!
中央に厳然と流れる水。
何?このカッコよさ!
水の流れは、時の流れみたいなものを現してるんでしょうか?
時は厳然と刻まれ、梅は梅の時間を生きている。
梅は、咲くことしか知らない。だから、咲きたいように、咲くのだ………!
ふっきれてます。この対比構造、ニクすぎ!