こんばんは。昨夜は妄想が中断した「お受験」を経て、新生活である高校生活が始まったところでした。
都内の進学校とは言え、ガチガチに勉強に締め付ける学校ではなく制服も自由など、締めるところは締める以外のおおらかな学校でした。
その学校生活の中でも、新しい「物語」も胎動していました。
まず、あの「彼女」と同じように片思いながら、ときめいた女子学生たちです。
同じクラスにいたファッションリーダーのようなSさん(以下、名字の伏せ字です。)、「彼女」に似た優等生で名前も美しいTさん、姉御肌ながら仲間たちの前ではすっかり女の子になるTさん(前のTさんとは違います。)、「彼女」と同じく女子バスケットボール部員で彼氏もいる可愛い美少女のYさん(全部私の考えです。彼女たちからすればただのキモい男子学生だったはずです。)。皆、まるで前世では「彼女」の姉妹のようでした。
そこで、思い出したのが、昔読んだ五姉妹が魔法で変身し、悪を倒す絵本の物語でした。
まさにこれだと帰りの電車の中でひたすら設定をメモっていました。
ただ本名ではなく、あくまでも似た名前の女子学生にしました。加えて、何もつながりのない中学時代の「彼女」の家に自宅から家出して、住み始めるという大胆な離れ業をし、呼び名も名字ではなく、名前だけにしました。
中学時代の「彼女」も同じ学校の女子学生になり(実際は違います。)、既に両親は亡く、年上の実のお姉さんと暮らしているということにしました。
今、考えると、あり得ない超ご都合主義の塊ですが、当時のちゃちな脳ミソでは、それが限界でした。
それでも、それぞれのキャラクターを作り上げ、物語に織り込む作業は、週刊漫画雑誌のグラビアアイドルより、親に隠れてみたHなAVより、10000倍も性欲を抑えることができました。
何せ殺しこそしないが、自分好みに操れ、イマジネーションの中とは言え、曲がりなりにも、いつも服に隠れている女子の身体が見えたり、着せ替えも自由自在。制約ばかりの現実をしばし忘れることができるのです。これはもう止まりません。まさにテレビドラマの制作者感覚です。
本当のテレビドラマのように毎週一回30分の物語をどんどん作られていきます。授業用に買ったはずのノートももはや夜寝る前の楽しみに消えていきます。
たまに見返して、手直ししたり、もう勉強には熱が入らず、学校でも授業についていけず、赤点を取ったり、居残りする日々が続きました。
高校生活もだいぶ慣れてくると、少し余裕が出ます。
そこで、私は学年が上がるたび、新規開拓を始めました。
それはそれで、私の視野を広げ、深みが増すことになりました。
都内の進学校とは言え、ガチガチに勉強に締め付ける学校ではなく制服も自由など、締めるところは締める以外のおおらかな学校でした。
その学校生活の中でも、新しい「物語」も胎動していました。
まず、あの「彼女」と同じように片思いながら、ときめいた女子学生たちです。
同じクラスにいたファッションリーダーのようなSさん(以下、名字の伏せ字です。)、「彼女」に似た優等生で名前も美しいTさん、姉御肌ながら仲間たちの前ではすっかり女の子になるTさん(前のTさんとは違います。)、「彼女」と同じく女子バスケットボール部員で彼氏もいる可愛い美少女のYさん(全部私の考えです。彼女たちからすればただのキモい男子学生だったはずです。)。皆、まるで前世では「彼女」の姉妹のようでした。
そこで、思い出したのが、昔読んだ五姉妹が魔法で変身し、悪を倒す絵本の物語でした。
まさにこれだと帰りの電車の中でひたすら設定をメモっていました。
ただ本名ではなく、あくまでも似た名前の女子学生にしました。加えて、何もつながりのない中学時代の「彼女」の家に自宅から家出して、住み始めるという大胆な離れ業をし、呼び名も名字ではなく、名前だけにしました。
中学時代の「彼女」も同じ学校の女子学生になり(実際は違います。)、既に両親は亡く、年上の実のお姉さんと暮らしているということにしました。
今、考えると、あり得ない超ご都合主義の塊ですが、当時のちゃちな脳ミソでは、それが限界でした。
それでも、それぞれのキャラクターを作り上げ、物語に織り込む作業は、週刊漫画雑誌のグラビアアイドルより、親に隠れてみたHなAVより、10000倍も性欲を抑えることができました。
何せ殺しこそしないが、自分好みに操れ、イマジネーションの中とは言え、曲がりなりにも、いつも服に隠れている女子の身体が見えたり、着せ替えも自由自在。制約ばかりの現実をしばし忘れることができるのです。これはもう止まりません。まさにテレビドラマの制作者感覚です。
本当のテレビドラマのように毎週一回30分の物語をどんどん作られていきます。授業用に買ったはずのノートももはや夜寝る前の楽しみに消えていきます。
たまに見返して、手直ししたり、もう勉強には熱が入らず、学校でも授業についていけず、赤点を取ったり、居残りする日々が続きました。
高校生活もだいぶ慣れてくると、少し余裕が出ます。
そこで、私は学年が上がるたび、新規開拓を始めました。
それはそれで、私の視野を広げ、深みが増すことになりました。