こんばんは。前回は都内の進学校で出会った奇跡の天才少女から、お姫様へ妄想したお話しでした。
おしとやかなお転婆さんのまさに現代風(当時)のプリンセスの物語作りに勤しむ私に大事件が現れたのです。
身近なことではなく、遠く離れた場所ながら、世界中に広がった大事件、そうです。あの米国同時多発テロです。
私には、ファーストインパクトはものすごく薄いものでした。
と言いますのも、これはあちこちで言っているのですが、始めから見たわけではなく、途中からで、しかも、風呂上がりのボーッとしていた時に見ましたので、次の日、学校内ではもちきりの話題で、ピンときていない私にはちんぷんかんぷんでした。
やがて、どうもイスラム系が絡んでいるようだとなり、中近東の話が多くなりましたが、詳しい話題について行けず、私は単純に千一夜物語を読み返しました。それからあのディズニー映画アラジンも見ました。
アラビアのプリンセスが悪を退治する物語は、難し過ぎて頭がパンクしまして止め、またしても、子供の頃、テレビで見た日本の女子学生がエジプトのプリンセスに変身し、日本にあるエジプトの墓から出た化け物を墓に戻してゆく物語を思い出しました。
エジプトとアラビア、近いながら違いがあります。
さて、どうしたらよいものか、日々は過ぎてゆきます。
ある時、化学反応がありました。
それは、国語の授業中に、日記を書いている人はいるかという質問にクラスでたった一人の女子学生が手を挙げました。それは、今まで気にもしていなかったSさん(以前登場した方とは違います。)でした。
そういえば、千一夜物語も記録文学、つまり、彼女を語り手にすれば良いのではないか、私はベッドに寝て、彼女が化け物退治の英雄伝説を熱っぽく語る。当然、語る上で登場人物になりきっているはずでした。
しかしながら、これも行き止まりになり、少しも面白くなくなりました。
最終的に行き着いたのは、なんと彼女は既に亡く、残された日記から回想シーンで物語を作り上げていくことでした。いわば最終回から彼女の登場シーンまでさかのぼる形にしました。
日記の読み手は私。まず、彼女がどんな人物だったかを語り、彼女の壮絶な最期(ラスボスの悪魔大王と相討ちして、刺し違えて死ぬ)を自分の眼で見た目撃者になり、遺品として彼女の日記を見つけ読みながら回想するところからスタートします。
その後、彼女の活躍ぶりが続き、彼女の思考や成長を楽しむのです。
さて、なぜ彼女が戦いを始めたのか、アラビアとの関係は何だとお思いでしょう。
実は当時は最後まで作っていません!(笑)
なんと言っても、要は彼女の活躍を妄想するだけで、絶体絶命のピンチシーン、逆に彼女の決めポーズなどで満足してしまい、とにかく、当時は迫る大学受験などでストレスも溜まり、「細かいことはいいんだ。夜のおかずに十分」などと不謹慎なことを考えていました。Sさん、ごめんなさい。
まぁ、今日の部分から私の年齢が分かってしまいそうですが、もう30歳を過ぎたいいオッサンです。
今まで書いてきた女子学生たちも立派な社会人、下手すると子宝に恵まれた奧さまになっているはずです。
こんな恥ずかしいことを書けるのは、彼女たちが過去を捨て、キラキラと輝く今現在を生きていると信じられるからです。
私も今現在を生きていますが、あの頃に未練たらたら、心は過去にタイムスリップしているからです。
以上が私の高校時代に受験勉強をサボってまで夢中になった話、今まで誰にも言わず墓場まで持って行きたかった恥ずかしい話の大部分です。
いつか自宅の物置小屋から、その当時のノートが見つかったら、恥ずかしながら、アップロードする予定です。
今日は以上です。ありがとうございました。
おしとやかなお転婆さんのまさに現代風(当時)のプリンセスの物語作りに勤しむ私に大事件が現れたのです。
身近なことではなく、遠く離れた場所ながら、世界中に広がった大事件、そうです。あの米国同時多発テロです。
私には、ファーストインパクトはものすごく薄いものでした。
と言いますのも、これはあちこちで言っているのですが、始めから見たわけではなく、途中からで、しかも、風呂上がりのボーッとしていた時に見ましたので、次の日、学校内ではもちきりの話題で、ピンときていない私にはちんぷんかんぷんでした。
やがて、どうもイスラム系が絡んでいるようだとなり、中近東の話が多くなりましたが、詳しい話題について行けず、私は単純に千一夜物語を読み返しました。それからあのディズニー映画アラジンも見ました。
アラビアのプリンセスが悪を退治する物語は、難し過ぎて頭がパンクしまして止め、またしても、子供の頃、テレビで見た日本の女子学生がエジプトのプリンセスに変身し、日本にあるエジプトの墓から出た化け物を墓に戻してゆく物語を思い出しました。
エジプトとアラビア、近いながら違いがあります。
さて、どうしたらよいものか、日々は過ぎてゆきます。
ある時、化学反応がありました。
それは、国語の授業中に、日記を書いている人はいるかという質問にクラスでたった一人の女子学生が手を挙げました。それは、今まで気にもしていなかったSさん(以前登場した方とは違います。)でした。
そういえば、千一夜物語も記録文学、つまり、彼女を語り手にすれば良いのではないか、私はベッドに寝て、彼女が化け物退治の英雄伝説を熱っぽく語る。当然、語る上で登場人物になりきっているはずでした。
しかしながら、これも行き止まりになり、少しも面白くなくなりました。
最終的に行き着いたのは、なんと彼女は既に亡く、残された日記から回想シーンで物語を作り上げていくことでした。いわば最終回から彼女の登場シーンまでさかのぼる形にしました。
日記の読み手は私。まず、彼女がどんな人物だったかを語り、彼女の壮絶な最期(ラスボスの悪魔大王と相討ちして、刺し違えて死ぬ)を自分の眼で見た目撃者になり、遺品として彼女の日記を見つけ読みながら回想するところからスタートします。
その後、彼女の活躍ぶりが続き、彼女の思考や成長を楽しむのです。
さて、なぜ彼女が戦いを始めたのか、アラビアとの関係は何だとお思いでしょう。
実は当時は最後まで作っていません!(笑)
なんと言っても、要は彼女の活躍を妄想するだけで、絶体絶命のピンチシーン、逆に彼女の決めポーズなどで満足してしまい、とにかく、当時は迫る大学受験などでストレスも溜まり、「細かいことはいいんだ。夜のおかずに十分」などと不謹慎なことを考えていました。Sさん、ごめんなさい。
まぁ、今日の部分から私の年齢が分かってしまいそうですが、もう30歳を過ぎたいいオッサンです。
今まで書いてきた女子学生たちも立派な社会人、下手すると子宝に恵まれた奧さまになっているはずです。
こんな恥ずかしいことを書けるのは、彼女たちが過去を捨て、キラキラと輝く今現在を生きていると信じられるからです。
私も今現在を生きていますが、あの頃に未練たらたら、心は過去にタイムスリップしているからです。
以上が私の高校時代に受験勉強をサボってまで夢中になった話、今まで誰にも言わず墓場まで持って行きたかった恥ずかしい話の大部分です。
いつか自宅の物置小屋から、その当時のノートが見つかったら、恥ずかしながら、アップロードする予定です。
今日は以上です。ありがとうございました。