ほぼ週刊 私の人に言えなかった過去と日記。

毎週のように更新する個人的な日記と黒歴史です。

あの日からまたもう一歩

2017-05-12 23:00:01 | 日記
こんばんは。前回は都内の進学校で出会った奇跡の天才少女から、お姫様へ妄想したお話しでした。
おしとやかなお転婆さんのまさに現代風(当時)のプリンセスの物語作りに勤しむ私に大事件が現れたのです。
身近なことではなく、遠く離れた場所ながら、世界中に広がった大事件、そうです。あの米国同時多発テロです。
私には、ファーストインパクトはものすごく薄いものでした。
と言いますのも、これはあちこちで言っているのですが、始めから見たわけではなく、途中からで、しかも、風呂上がりのボーッとしていた時に見ましたので、次の日、学校内ではもちきりの話題で、ピンときていない私にはちんぷんかんぷんでした。
やがて、どうもイスラム系が絡んでいるようだとなり、中近東の話が多くなりましたが、詳しい話題について行けず、私は単純に千一夜物語を読み返しました。それからあのディズニー映画アラジンも見ました。
アラビアのプリンセスが悪を退治する物語は、難し過ぎて頭がパンクしまして止め、またしても、子供の頃、テレビで見た日本の女子学生がエジプトのプリンセスに変身し、日本にあるエジプトの墓から出た化け物を墓に戻してゆく物語を思い出しました。
エジプトとアラビア、近いながら違いがあります。
さて、どうしたらよいものか、日々は過ぎてゆきます。
ある時、化学反応がありました。
それは、国語の授業中に、日記を書いている人はいるかという質問にクラスでたった一人の女子学生が手を挙げました。それは、今まで気にもしていなかったSさん(以前登場した方とは違います。)でした。
そういえば、千一夜物語も記録文学、つまり、彼女を語り手にすれば良いのではないか、私はベッドに寝て、彼女が化け物退治の英雄伝説を熱っぽく語る。当然、語る上で登場人物になりきっているはずでした。
しかしながら、これも行き止まりになり、少しも面白くなくなりました。
最終的に行き着いたのは、なんと彼女は既に亡く、残された日記から回想シーンで物語を作り上げていくことでした。いわば最終回から彼女の登場シーンまでさかのぼる形にしました。
日記の読み手は私。まず、彼女がどんな人物だったかを語り、彼女の壮絶な最期(ラスボスの悪魔大王と相討ちして、刺し違えて死ぬ)を自分の眼で見た目撃者になり、遺品として彼女の日記を見つけ読みながら回想するところからスタートします。
その後、彼女の活躍ぶりが続き、彼女の思考や成長を楽しむのです。
さて、なぜ彼女が戦いを始めたのか、アラビアとの関係は何だとお思いでしょう。
実は当時は最後まで作っていません!(笑)
なんと言っても、要は彼女の活躍を妄想するだけで、絶体絶命のピンチシーン、逆に彼女の決めポーズなどで満足してしまい、とにかく、当時は迫る大学受験などでストレスも溜まり、「細かいことはいいんだ。夜のおかずに十分」などと不謹慎なことを考えていました。Sさん、ごめんなさい。
まぁ、今日の部分から私の年齢が分かってしまいそうですが、もう30歳を過ぎたいいオッサンです。
今まで書いてきた女子学生たちも立派な社会人、下手すると子宝に恵まれた奧さまになっているはずです。
こんな恥ずかしいことを書けるのは、彼女たちが過去を捨て、キラキラと輝く今現在を生きていると信じられるからです。
私も今現在を生きていますが、あの頃に未練たらたら、心は過去にタイムスリップしているからです。
以上が私の高校時代に受験勉強をサボってまで夢中になった話、今まで誰にも言わず墓場まで持って行きたかった恥ずかしい話の大部分です。
いつか自宅の物置小屋から、その当時のノートが見つかったら、恥ずかしながら、アップロードする予定です。
今日は以上です。ありがとうございました。

今度は海もの?

2017-05-11 22:23:54 | 日記
こんばんは。昨夜は彼女いない歴:ほぼ年齢の私に初めての彼女ができて、その彼女で刑事ドラマにも手を伸ばしたお話でしたね。
彼女がいる間に、浮気とは言いませんが、またしても、素敵な女子学生と出会いました。
今度は、だれにでも話が合わせられる頭の回転が頗る早い天才です。話していて相づちも絶妙なタイミングで打ち、話の流れがおかしくなったら、方向性を示してくれる、本当によくできた子でした。
ルックスも悪くなく、絶対彼氏いるよなと思い、それ以上の間柄にはなりませんでした。
普段は静かで奥ゆかしいので、「この子は人間ではないな、もしかしたら、天女とか、お姫様みたい。そうか!」とここでも、ひらめいたのです。
その子の名字は、海に関係があり、私は竜宮城の乙姫伝説を思いつき、さらに、これまた子供の頃のテレビ番組の現代的洋風のプリンセス乙姫さまを思い出し、それだとまた、メモを始めました。
親しい友人が日焼けして浅黒く海の男然としていましたので、設定は、神奈川県鎌倉の海に流れ着いたビキニ姿の女性を、サーファーの子が助け、自宅へ連れて帰り、正体(お姫さま)がわかっても、一緒に暮らして行き、彼女の秘めた力で皆を幸せにしてゆき、最後は、そのサーファーの子が、そのお姫様と結婚して、国へ帰るとしました。
あくまでも、プリンセスですので、あからさまな肌の露出は抑え、その気品の良さと優しさで行くことにしました。また、その当時読んでいた「パパラギ」という本や「ガリバー旅行記」みたいな今の世の中を見直してみようという、彼女だからできた意欲作でした。
最も私の祖父は漁師、親戚一同魚釣り好きで、テレビの釣り番組を見たり、子供の頃は休みの日には家族で魚釣りに行くほど、私には「海の民族の血」?が流れています。
自然とそのようなことを思い付くだけの下地はありました。
さぁ、五人姉妹、天才少女、お姫様とでて来ました。まだあるのか、と言われれば、まだあります。
また次回、書きます。

リアル彼女遂に登場

2017-05-10 22:41:40 | 日記
こんばんは。昨夜はクラス替えによって、新しい人間関係があり、また新しい、今度は彼氏がいる女子学生の物語でした。
さて、今日は題名にある通り、私にとって片思いではなく、初めての彼女ができた話をします。
忘れもしない、あれは高校二年生の初夏、私は生まれて初めての女子学生からのラブレターを受けとりました。
以前までなら、玄関の靴箱に入っていたり、代理人を通してのラブレターはいっぱいありました。
だいたいが「彼女のいない男」へのからかいでした。
高校一年生のバレンタインデーの事件を忘れません。
それは、下校時間になり玄関に降りてきて、自分の靴箱(当時は木のロッカーみたいなものです。)から、靴を取り出そうと、靴箱の扉を開けると、「そんなにチョコレートがほしいのか、ならたくさんくれてやる。」と言いたげに、定価10~30円くらいの安いチョコレートが、これでもかとぎゅうぎゅうに詰め込まれていて、もはや、愛というより遊ばれていると感じ、その時から2月14日は、前日と変わらず普通の日になりました。今もそう思っています。(笑)
話が逸れました。なんと本人が目の前で手渡ししてくれました。
一瞬、何が起こったのか、訳が分からず、鼻血が出そうになりました。
その日、自宅へ帰り、自分の部屋で、中を見ました。
今度はからかいではなく、マジで「私と付き合って下さい」という内容があり、またまた、少し熱っぽくなりました。
今でも忘れませんが、初デートはなんと帝国劇場!と言っても、彼女はミュージカルファンで山口祐一郎という俳優さんのファンでした。すなわち、「出待ち」の付き合いです。
本番のミュージカルを見ようにも、学生料金とは言え、まだ高く、二人でお金を出しあっても足りないので、仕方なく「出待ち」と相成りました。
彼女は満足げでしたが、私にしてみれば、それほどという感じでした。
そのままどこまで行くのかと思いきや、学年が上がるクラス替えで、自然消滅してしまったのです。(笑)
Tさん(またしても名字の伏せ字です。)は、父親が商社マンで、全国を転々としていたそうです。
卒業式では見かけませんでしたので、転校したようでした。
Tさんとのおつきあいで、私は彼女の日々の行動などから、あることを思いつきました。
それは、当時、テレビ放送されていた刑事ドラマの主人公に据えてはどうか。
その刑事ドラマは、当時としては珍しい「先に犯人と犯行の様子を視聴者に見せ、後からやって来た刑事が、犯人の小さなミスから犯行を暴き、犯人を捕まえる」とスタイルのものでした。
刑事ドラマは一般人が関わることはないのではと考えがちですが、まず、彼女自身がとある事件に巻き込まれ、その類い稀な推理力で、警察より早く真犯人を見つけ出し、天才と言われるところからスタートさせ、次第に警察に協力して、次々と事件を解決するという設定です。中学時代に愛読していた漫画のシチュエーションをお借りしました。多分、世の中に分かってしまったら、間違いなく著作権法違反になると大学時代に気付き、捨ててしまい、今、手元にはありません。
しかし、いくつかまだ覚えているものもあります。
それだけ、彼女のインパクトは大きかったです。
今回は、自慰には遠く、文章書きの練習みたいなものでしたが、彼女と別れてから、また、新たな出会いが続き、また自慰を始めるのでした。

枝分かれの物語の始まり。

2017-05-09 21:23:37 | 日記
今日は早めにスタートしていますが、明日も早いからです。
さて、昨日は高校生になり、地元から離れた高校に通い始め、新たな出会いと物語の誕生というお話しでした。
さて、今日は五人姉妹の誕生とドラマを書きつつ、高校生ライフを送っているなか、学年が上がるたびのクラス替えにより、少し脇道に逸れることになります。
それは、2年生の春、新しいクラスになり、新たな出会いを求めていました。
ある時、休み時間に1人で窓から外を眺めている女子学生がいました。
我が高校は坂道の途中にあり、都心の景色が見られる学校で、休み時間に景色を見ながら過ごす子がいてもおかしくはありません。
私が声をかけてみますと、淡々と返事をしてくれました。
そこへ、その子の彼氏が入ってきて、彼氏と共に部屋を出ていきました。
しかしながら、私は嫉妬よりも新しい物語をひらめいたのです。
これも昔見たテレビ番組で女子高生が、神様から魔法の力をもらい、正義の味方に変身し、悪を倒してゆくとものでした。
それに似せた、その子が彼氏に内緒で魔法の力を得て、正義の味方として学校内の悪を倒す活躍していき、最終回で、彼氏に正体がバれてしまうも、それでも高校卒業後、無事にゴールインする、という、またしても、ちゃちな脳ミソで考えた、あり得ない超ご都合主義の物語を考えつきました。
当然彼氏は私です。(笑)
実はその子はアイドル並みに可愛いかというと、そうでもなく(申し訳ありませんが…)、どちらかというと、ナチュラルメイクが似合い優しさがにじみ出ていて、当時の流行り言葉の「癒し系」の子でした。
もうそうなると姉妹は放置、その子の物語で、夢精ではなく、いよいよ自慰です。家族に汚れた下着が見つかると、体調不良でトイレばかり行っていたとか、水たまりに転んだ等と言って逃げました。
きっと、家族も年頃の男の子だからと見抜いていたはずです。物語以外は。(笑)
そんなこんなで、同級生のHさん(昨日と同じく名字の伏せ字です。)と彼氏を観察しながら、物語を作っていきました。
それで、高校三年間は終わってしまったのかというと、さにあらず、同級生の女子にはいろいろな私を物語作りに駆り立てる個性的な女子がいました。
それは、また次回お話しします。

新たな仲間の誕生

2017-05-08 23:33:19 | 日記
こんばんは。昨夜は妄想が中断した「お受験」を経て、新生活である高校生活が始まったところでした。
都内の進学校とは言え、ガチガチに勉強に締め付ける学校ではなく制服も自由など、締めるところは締める以外のおおらかな学校でした。
その学校生活の中でも、新しい「物語」も胎動していました。
まず、あの「彼女」と同じように片思いながら、ときめいた女子学生たちです。
同じクラスにいたファッションリーダーのようなSさん(以下、名字の伏せ字です。)、「彼女」に似た優等生で名前も美しいTさん、姉御肌ながら仲間たちの前ではすっかり女の子になるTさん(前のTさんとは違います。)、「彼女」と同じく女子バスケットボール部員で彼氏もいる可愛い美少女のYさん(全部私の考えです。彼女たちからすればただのキモい男子学生だったはずです。)。皆、まるで前世では「彼女」の姉妹のようでした。
そこで、思い出したのが、昔読んだ五姉妹が魔法で変身し、悪を倒す絵本の物語でした。
まさにこれだと帰りの電車の中でひたすら設定をメモっていました。
ただ本名ではなく、あくまでも似た名前の女子学生にしました。加えて、何もつながりのない中学時代の「彼女」の家に自宅から家出して、住み始めるという大胆な離れ業をし、呼び名も名字ではなく、名前だけにしました。
中学時代の「彼女」も同じ学校の女子学生になり(実際は違います。)、既に両親は亡く、年上の実のお姉さんと暮らしているということにしました。
今、考えると、あり得ない超ご都合主義の塊ですが、当時のちゃちな脳ミソでは、それが限界でした。
それでも、それぞれのキャラクターを作り上げ、物語に織り込む作業は、週刊漫画雑誌のグラビアアイドルより、親に隠れてみたHなAVより、10000倍も性欲を抑えることができました。
何せ殺しこそしないが、自分好みに操れ、イマジネーションの中とは言え、曲がりなりにも、いつも服に隠れている女子の身体が見えたり、着せ替えも自由自在。制約ばかりの現実をしばし忘れることができるのです。これはもう止まりません。まさにテレビドラマの制作者感覚です。
本当のテレビドラマのように毎週一回30分の物語をどんどん作られていきます。授業用に買ったはずのノートももはや夜寝る前の楽しみに消えていきます。
たまに見返して、手直ししたり、もう勉強には熱が入らず、学校でも授業についていけず、赤点を取ったり、居残りする日々が続きました。
高校生活もだいぶ慣れてくると、少し余裕が出ます。
そこで、私は学年が上がるたび、新規開拓を始めました。
それはそれで、私の視野を広げ、深みが増すことになりました。