久しぶりに職場のメンバー全員が揃っての飲み会をする。
小さな職場なのに全員が揃うのが難しいのは職員の中に二人も家族の介護をしている人がいるからだ。
特に、一人の職員のご家族はかなり深刻で、傍で見ていても、その大変さが伝わってくる。
過去に私は部下のプライベートには触れないようにしていた。
でも、小さな職場では助け合わなければならないことがたくさんある。
それだけに、プライベートも含めて時間があるごとに話をしている。
最近は気を許してくれているのか、さまざまなことを相談してくれる。
困っていることは、本人に許可を取って他の職員にも伝える。
他のメンバーも理解してくれるとさまざまな局面でアシストしてくれる。
そのやさしさがうれしい。
そもそも今日の飲み会の趣旨は、ボーリング大会に参加してから、その後の打ち上げといういうことであった。
しかし、おじさん連中が、近づくとやってもいないのに「筋肉痛になりそうや」とか、「終わってから飲むと遅くなる」といった文句が出る。
本音は早くから、たくさんお酒がのみたいということ...
素直でないおじさんばかりが揃っているうちの職場では、女性陣がわがままを聞き入れざるを得ない状況である。
結局、ボーリング大会が終わるであろう頃には出来上がっていて、二次会に行く気力ものこっていないため、帰路につく。
つまり、おじさんにとってボーリング大会と飲み会は両立しないということか...
そこで今日は忘年会よりも早いので「ポウ年会」なのだそうだ。
これに付き合わされる女性陣はたまったものではないが、愛想笑いも含めて笑顔で解散できたのでよしとしよう。