知り合いの方から、ウィーン便りを送ってきてくれましたので、ご紹介します。
- ウィーン郊外 -
最近、車も入手できたので、家族と一緒にウィーンの郊外によく行くようになりました。いろんなところがありそうですが、まずは運転になれるのが先決でしょうから、近場から当たっていこうと思っております。
ウィーン近郊にはなんと温泉があります。地震もほとんどない国なのに本当に温泉があるのかと思いきや、ウィーンからアウトバーンで南に30分くらい走ると「バーデン」という温泉街が出てきます。「バーデン」とはドイツ語で温泉という意味で、日本人にとってはドイツにある「バーデンバーデン」も有名です。
でも松山の道後温泉とは全く違い、我々にとって見ればヨーロッパの普通の小さな街にしか見えません。ホテル街や温泉商店街があるわけではありません。また、温泉といっても、とても広く、25メートルプールといったところでしょうか。少し暖かい温水プールという方が当たっております。みんな水着を着て入っております。子供たちも平泳ぎ、クロールと張り切っております。また深さ2メートルなどという、とても深いところがあり、おぼれてしまいそうな雰囲気があります。
それでも露天風呂のようなものもあり、ここの水温は少々熱いのですが、道後温泉の「坊ちゃん湯」にはほど遠いものがあります。しかしながら温泉の効能書きはちゃんとあり、リューマチや腰痛に効くらしいのです。また、温泉の隣にはレストランもあり、水着のままレストランで食事を取ることもできるのです。
ところ変われば、温泉も変わるといったところでしょうか。
しかし、ここにもしっかり日本人観光客がいるのでした。
また、ウィーンは比較的平らな場所なのですが、北の方に行くと緩やかな山裾になっており、高級住宅地があります。昔の貴族の館が集中していたのでしょうか、それは歴史的価値の高そうなお屋敷が勢揃いです。各国の大使公邸もこのような館を買い上げて、設置しているのですが、ため息が出るほど大きなお城のようなお屋敷です。この山をあがっていくと「カールンベルグ」というところに展望台があり、ウィーン市街を一望できる眺めのよい場所があります。ドナウ川、国連都市、シュテファン寺院、ベルベデーレ宮殿、シューンブルン宮殿等、一望に見渡せます。この展望台も1800年代にできたレンガ造りの展望台で、メンテナンスがいいのかしっかり建っております。ここら辺は「ウィーンの森」といわれるところで、ほとんどが森で、たまに民家がぽつりぽつりとあるようなところです。
ウィーンの人にとっては、とてもよいハイキングコースになっております。また、ワイン用の美しく広大なブドウ畑が広がっており、非常に落ち着けるところです。
ワインといえば、これもその山裾にあるのですが、「グリンツィン」というところには、「ホイリゲ」という、こちらの居酒屋が集積しております。このホイリゲの入り口には松の木が飾られているのですが、これは「新酒が入荷しました」という意味で、「最近に採れたブドウからできた、旬のワインがあります」という意味であります。
当然、展望台からの帰り道、我が家もここに寄りました。普通ワインというのは年数がたったものがおいしいのではないかと思うのですが、なぜか、オーストリアの一部の人は、非常に酸味が強く残っている新鮮なワインを好むようです。我々もトライしましたが、なかなか奇妙な味でありました。
このホイリゲは、店員が昔の民族衣装を着ていたり、夜になると生バンドが入ったりと、歌や踊りで地元のお客さんが盛り上がるようです。また、肉料理を中心とした食事もおいしく、我が家もやみつきになりそうです。一部の有名なホイリゲには、やはり日本人観光客が多数行くようです。今後いろんな「ホイリゲ」を探索してみたいと思います。
- ウィーン郊外 -
最近、車も入手できたので、家族と一緒にウィーンの郊外によく行くようになりました。いろんなところがありそうですが、まずは運転になれるのが先決でしょうから、近場から当たっていこうと思っております。
ウィーン近郊にはなんと温泉があります。地震もほとんどない国なのに本当に温泉があるのかと思いきや、ウィーンからアウトバーンで南に30分くらい走ると「バーデン」という温泉街が出てきます。「バーデン」とはドイツ語で温泉という意味で、日本人にとってはドイツにある「バーデンバーデン」も有名です。
でも松山の道後温泉とは全く違い、我々にとって見ればヨーロッパの普通の小さな街にしか見えません。ホテル街や温泉商店街があるわけではありません。また、温泉といっても、とても広く、25メートルプールといったところでしょうか。少し暖かい温水プールという方が当たっております。みんな水着を着て入っております。子供たちも平泳ぎ、クロールと張り切っております。また深さ2メートルなどという、とても深いところがあり、おぼれてしまいそうな雰囲気があります。
それでも露天風呂のようなものもあり、ここの水温は少々熱いのですが、道後温泉の「坊ちゃん湯」にはほど遠いものがあります。しかしながら温泉の効能書きはちゃんとあり、リューマチや腰痛に効くらしいのです。また、温泉の隣にはレストランもあり、水着のままレストランで食事を取ることもできるのです。
ところ変われば、温泉も変わるといったところでしょうか。
しかし、ここにもしっかり日本人観光客がいるのでした。
また、ウィーンは比較的平らな場所なのですが、北の方に行くと緩やかな山裾になっており、高級住宅地があります。昔の貴族の館が集中していたのでしょうか、それは歴史的価値の高そうなお屋敷が勢揃いです。各国の大使公邸もこのような館を買い上げて、設置しているのですが、ため息が出るほど大きなお城のようなお屋敷です。この山をあがっていくと「カールンベルグ」というところに展望台があり、ウィーン市街を一望できる眺めのよい場所があります。ドナウ川、国連都市、シュテファン寺院、ベルベデーレ宮殿、シューンブルン宮殿等、一望に見渡せます。この展望台も1800年代にできたレンガ造りの展望台で、メンテナンスがいいのかしっかり建っております。ここら辺は「ウィーンの森」といわれるところで、ほとんどが森で、たまに民家がぽつりぽつりとあるようなところです。
ウィーンの人にとっては、とてもよいハイキングコースになっております。また、ワイン用の美しく広大なブドウ畑が広がっており、非常に落ち着けるところです。
ワインといえば、これもその山裾にあるのですが、「グリンツィン」というところには、「ホイリゲ」という、こちらの居酒屋が集積しております。このホイリゲの入り口には松の木が飾られているのですが、これは「新酒が入荷しました」という意味で、「最近に採れたブドウからできた、旬のワインがあります」という意味であります。
当然、展望台からの帰り道、我が家もここに寄りました。普通ワインというのは年数がたったものがおいしいのではないかと思うのですが、なぜか、オーストリアの一部の人は、非常に酸味が強く残っている新鮮なワインを好むようです。我々もトライしましたが、なかなか奇妙な味でありました。
このホイリゲは、店員が昔の民族衣装を着ていたり、夜になると生バンドが入ったりと、歌や踊りで地元のお客さんが盛り上がるようです。また、肉料理を中心とした食事もおいしく、我が家もやみつきになりそうです。一部の有名なホイリゲには、やはり日本人観光客が多数行くようです。今後いろんな「ホイリゲ」を探索してみたいと思います。