わが国の近年のデフレ状況下は、さまざまな分野や場面で閉塞感が満ち満ちていた。
そのやるせなさは、例えば新卒者の就職難や生活苦からの自殺、餓死など、考えられないような事態が続いていた。
そして、そのことを異常と捉えない風潮さえあった。
成長社会から成熟社会へと移行したわが国の現状がそこにあった。
成長社会を懐かしんでも仕方がないのだが、今と決定的にちがうことは「安心感」と「明るい未来」ではないだろうか。
例えば、人事制度。
終身雇用制度と年功序列制度は、能力と関係なしに(誰にでも)「安心感」と「明るい未来」を与えていたのかもしれない。
格差社会というと所得格差がすぐにイメージしてしまうが、むしろ能力格差から発生する(能力格差)社会なのかもしれない。
一方で能力至上主義といいつつ、「無能者」として決めつけ、切り捨ててしまう社会になったような気もする。
そして、その無能者の基準はまちまちのようであり、そのことが本来成長すべき人材を失ったケースもあるような気がする。
人が人を裁くが如く、容赦のない社会になったのではないか。
「弱者を大切に」といいながら、表面的なところだけつじつま合わせをする社会になったのではないか。
今、変わらなければならないのは、社会全体が「安心感」と「明るい未来」に満ち満ちた社会に変化すること。
そのためには、私たちがしなければならない仕事はたくさんある。
もっともっと、がんばらなくちゃ!!
お接待奉仕をお手伝いさせていただいている者です。
歩き遍路と坂本屋日記etcブログをやっております。
3月末の坂本屋ひな祭りの予告記事に貴方の「奮闘記 2008年3月29日の雛さまの画像をお借り致したくお願いを申し上げます。
突然、あつかましいことですみません。