昨日に引き続き、NHK朝の連続ドラマ「ごちそうさん」を見ながら感じたことを書き留める。
主人公の長男が出征する前夜泣きながら語るシーン。
やり残したいろいろなことを語りながら、ぽつりと「時代が僕のやりたかったことを許さなかった。僕はこんな国を許さない。僕はこんな国を変えてみせる。だから、這ってでも帰ってくる。」と泣きながら語る。
戦争がいかに悲惨で、個人の自由を奪うかを物語っている。
戦争は何よりも「自由」を奪う。
愛国心という名のもとに個人の「自由」を奪い去る。
「自由」は人生そのものである。
しかし、時に歴史は平気でその「自由」を奪ってきた事実を伝えている。
「この国に生まれてよかった」と思うには、不自由さを感じなければ実感できないのかもしれない。
しかし、その前に不自由にならないよう最善を尽くすことが大切である。
そのためには私たち一人ひとりが何をしなければならないかを真剣に考え、行動すべきである。
「どうせ私一人くらい」という気持ちが油断大敵である。