走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

研修旅行 一日目

2009年01月31日 23時09分24秒 | その他
 今日は、職場の研修旅行の一日目。
 場所は、しまなみ街道。
 目的は、坂の上の雲に関連し、広域観光の考え方について皆で考えようというもの。
 まず、大山祗神社に参りました。

 詳しい内容は、次のとおりです。(「今治の観光ページ」より)

 全国の国宝・重要文化財の指定を受けた武具類の8割が大三島に保存展示された日本一の武具館として全国に知られていますが、武具の他にも多数の文化財があります。
 室町時代に再建された御本殿は流造を代表する建物として、切妻造の拝殿とともに重要文化財に指定されています。
十七神社御鎮座の御神像は平安期の木彫で重要文化財に指定され、斉明天皇御奉納の禽獣葡萄鏡は国宝に定められ他に百余面の和鏡は女性の参拝祈願を伝えています。
三蹟の一人藤原佐理は乗船の船板に「日本総鎮守大山積大明神」と書き著し航海の安全を祈りましたが、これが重要文化財の神号扁額です。
文安2年から寛文11年(1761)にいたる227年の間に詠まれた281巻の法楽連歌は近世伊予に開花した文化の基をなすと云われます。

コミュニティ・シネマ

2009年01月30日 21時41分26秒 | その他
 今日の午後から地域ICT利活用モデル構築事業の中の動画コンテンツ制作のための研修がありました。
今日は最終日で3日目。

 今まで撮りためてきた動画を昨日と今日とで編集の仕方を学び、実際に編集作業をするという内容でした。
そして、最後にそれぞれが制作した動画コンテンツの発表を行いました。

 すべて見せてもらったのですが、初めてにしてはよくできていたと思います。
 なによりも、作品の中に住民の笑い声や笑顔が上手にちりばめられていて、こんな感じと思ってしまいました。
 内心「いいじゃん!!」と呟いてしまいました。
 作品が終わるごとに自然に拍手がおこりました。

 そして、私のイメージの中では、地域の人たちが撮りためた動画や写真を動画コンテンツに制作しなおすための講座や、地域の人たちがそれを競ったり楽しんだりする試写会を開催したらどうだろうと思ってしまいました。

 まさしく、「コミュニティ・シネマ」かなあ・・・

おもろいアイデア

2009年01月30日 04時51分25秒 | その他
 昨日、わが愛車・流星号(ただのスクーター)のオイル交換にINGの原田さん(http://www.geocities.jp/ing_touring/index.htm)が来てくれました。
ありがたい話であります。
流星号は、原田さんの人柄にほれ込み、スクーターを買う時に相談させていただきました。
スクーターはどこでも買えるのですが、実は買ってからが大事なのです。
というのも、自動二輪は車とちがってメンテナンスに気を抜くとそれだけ事故になる確率が高いからです。

 そして、わが流星号は購入して3年目。
いまだに、三ヵ月ごとのオイル交換に原田さんは来てくれています。

 ある時は、電話で「『シャリシャリ』と音がするんですが」と質問すると、「ああ、前輪のブレーキ・パッドでしょう。○ミリになっていましたから、もう少しもつと思ったのですが、もう変えます?」
 本当に驚きであります。
 音の話をしただけで、私の流星号が手に取るようにわかるのか・・・

 原田ファンが増えるのは当たり前。
 お客さんが魅了されるのは当たり前。


 その原田さんが、乗ってきていた軽トラックの荷台に積んであった自転車を見せてくれました。
それが、写真の自転車です。
 「なに、これ?」と思われた方もおられるでしょう。
 わかりづらいかもしれませんが、自転車のスポークに簡単に取り付けられる広告ボードなのです。

 すごいのは、これを原田さんが発明したということです。
 原田さんの説明だと、「簡単に取り付けられ、なおかつ丈夫です。」ということでした。
感想は、「おもろい」です。

 この発明には、何か商業ベースにのりやすい何かがあるような気がします。(根拠はありませんが)
おそらく、さまざまな人たちとチームを組めばおもしろい展開になると思います。
そのチームの顔ぶれを誰にするかがポイントでしょう。

 でも、単に日常の仕事だけをこなしていたらこのような発想は出てこなかったことでしょう。
 そして、そのアイデアを形にしてしまう力。
 下町の自転車屋エジソンだからこそできるのだと思います。
 本当にユニークで楽しい原田さんのお手伝いができれば幸いです。 

親  心

2009年01月29日 00時49分18秒 | その他
 あるベンチャー企業の社長と話をしていて、「本当のやさしさ」の話になりました。
この企業はユニークなビジネスを展開しているのですが、一見関係ないような企業とのコラボレーションも進んでいるようです。

 そして、一見関係ないような業態の社長と知り合い、意気投合した結果、その会社の出先として事務所の中に机をおかせてあげることになったそうです。
また、しばらく手が足りないということで、そちらのビジネスも手伝ったのだそうですが、そのユニークなビジネス手法と行動力に圧倒させられたというのです。
そして何よりも、収益確保の読みの深さに学ぶところが多かったとも言います。

 ある時、先方の社長から投資の申し出があったそうです。
ベンチャー企業の社長は、大層喜んだそうです。
どのくらい投資してくれるのか、かなり期待しました。
すると、
「ウチは金がないけん、商品を現物で上げましょう。それを好きに使ってくれたらいいですから。創業祝いですわ。ワハハハ。」
 ベンチャー企業の社長は、「はあ!?」と心の中でつぶやきました。
商品を現金化するには自分で営業する必要があります。
また、その営業は簡単なものではありません。
営業ができなければ、せっかくいただいたその商品もただのゴミくずになってしまいます。
正直、意気消沈したそうです。

 でも、営業がうまくいき現金収入が入る可能性が出てきたそうです。
そして、そこで初めて気づいたというのです。
「仮に、その商品が100万円としますよね。その金額を投資していただいても、ひょっとしたらすぐになくなっていたかもしれません。でも、今はそれ以上の価値を生むことが見えてきました。」

 「そうですか。とてもやさしい社長さんにめぐり合えましたね。少し心配していたのですが、大企業の社員からベンチャーを立ち上げますと、どうしても現場を大事にしなかったり、営業をないがしろにしますよね。大企業の場合、役割分担がしっかりしていますから、そういった部分を他の人がやってくれますよね。だから、自らが動かない場合が多々あります。でも、ビジネスチャンスは常に現場にあるということをその社長さんは教えたかったんでしょうね。」

「そうなんです。何で今、現物なのかと思ったのですが、これによりさまざまなことが見えてくるようになりました。商売は、地を這うような苦しみを味わったものにしかうまくいかないということを教えていただきました。」

 この話を聴きながら、二人の社長はすごいと。

 そして、「親心」を感じたお話でした。

 

北 修爾さんからの若者たちへのメッセージ

2009年01月28日 00時03分09秒 | その他
 昨日の日経新聞を見ていて広告欄に「今、若者たちへ ~次世代に贈るメッセージ~」に阪和興業の北 修爾(きた しゅうじ)社長の話が載っていたので紹介します。

 北社長は、通産省(現:経産省)の官僚出身というユニークなキャリアを持っておられます。
 そして、通産省・生活産業局紙業課の課長補佐時代、1973年の第一次石油ショック時に起きたトイレットペーパーパニックに直面します。
 その時に、当時の首相や通産大臣に「早期に収拾します。」と大見得をきり、事態の沈静化に東奔西走したというのです。
このときの心情、えらそうですが少しわかります。

 具体的手法としては、大手量販店の中核店舗にトイレットペーパー山積みしたというのです。
そういえば、高校生でしたが何となくテレビでその光景をみたような気がします。
 大衆という観点から、その心理状態や行動をどう読み解くかは、ときに心理学的分析を必要とします。
北社長は、1927年の昭和金融恐慌時に、銀行の店頭に日銀券をうず高く積み上げて取り付け騒ぎを収拾した例がヒントになったといいます。

 そして、北社長は1993年6月に同社常務として迎えられるのですが、バブル崩壊のあおりを受け、同社が窮地に追いやられたため半年で社長になったそうです。
そこからが苦労の連続だったと思われます。
 北社長は続けます。
この窮地を救ってくれ、そして業績を拡大できたのは、役職員の努力に加え、「意気」に感じてくれた取引先や取引銀行などの温かい支援があったからだと感謝していると。

 そして、北社長は平素から「3つのワーク」を大切にしているということです。
 それは、
  ①フットワーク(現場主義)
  ②チームワーク(部門間連携)
  ③ネットワーク(社内外のネットワークを駆使して、骨身を惜しまず自ら動くこと)
 さらに、企業人であると同時に社会人であるとの自覚をもつこと。
 これは、企業は世の中の役に立つ仕事をすることで存在価値が認められ、生かされると考えるからだそうです。

 そして、若者に望むこととして、自分なりの世界観や社会観を持ち、自分は何をしたいのか、何ができるのかをよく考え、周りの人たちにも相談しながら、まず自分から動くことの大切さを説いています。
 さらに、たとえ逆境におかれても、信念をもって努力を続けていけば、助け舟を出してくれる人が現れ、必ず道は開けるとも。

子どもたちの応援団長

2009年01月27日 22時17分53秒 | その他
 今日、うちの職場にいる立石先生の発明を見せていただいた。
 写真の太陽パネルがついたクリーン・カーです。

 光エネルギーを蓄電池に当たるコンデンサーに貯め、そのエネルギーを動力に変えて車を動かすという単純なしくみですが、その理論がわかりやすく応用されたものであります。

 一目見て、「すごい!!」と思いました。

 「先生、これ特許申請しているんですか?」
 「はい、まもなく認定されると思います。」

 「すごい発明ですね。これみたら子どもたちの目がきっと輝きますよね。」
 「そう思います。」
 「この車で、理科が好きになり、科学者を目指したいという子が出てくれるとうれしいですね。」
 「そうなんですよ。」
 「未来がわかる発明、先生、もっといろいろと考えてくださいよ。」

 子どもたちの未来は、子どもたちが創る。
 そのためには、子どもたちがさまざまな夢をもち、努力することが大事。
 そして、その夢に向かってがんばる子どもたちを応援するのが、私たち大人。

 立石先生は、去年3月に退職されても、子どもたちの応援団長。

潮見地区文化祭

2009年01月25日 19時28分53秒 | その他
 今日は本当に冷えました。
寒風の中、潮見地区の文化祭に行ってきました。
駐車場がないので愛車・流星号(スクーター)にまたがり、完全武装のいでたちで出かけました。
すぐそばの山々には雪が残っていました。

 会場は潮見公民館。
入り口では、まだ準備をしている人たちがいて早く着きすぎたことを少し後悔しました。
 式典まで時間がありましたので、作品の展示会場を見させていただきました。
いつも、どこの会場でも感じるのですが、作品の見事さ。
そこから感じる作り手の一生懸命さ。
展示物を見させていただくのが本当に楽しみです。
平素の社会教育の集大成の成果が本当に見て取れます。

 金谷公民館長は、年度途中からの公民館長就任ですので、今回がはじめての文化祭とあって、「さまざまな驚きや感動がありました。」と話しておられたのが印象的でした。
 本当にご苦労様でした。
 それから重松公民館主事、また関係者の皆さま、お疲れ様でした。


作品① 折り紙細工。すごく細かくきれいです。


作品② 最近他の地区でも流行の兆しのある押し花アート。なんと、この樹の部分は本物の樹皮を使っていました。


作品③ 人形創作コーナー。かわいいのでパチリ。


オープニングは、潮見小学校の児童の皆さんによる水軍太鼓の演奏でした。


金谷公民館長のあいさつで式典スタートです。

分かち合うということ

2009年01月24日 22時56分48秒 | その他
今日、ある人と話したことをご紹介します。
その方は、役所の先輩で今年3月に卒業(定年退職)をされます。

「卒業後、何をされるのですか。」
「今の仕事について気づいたことがあるんよ。」
「どんなことです?」
「地域のお世話をさせてもらい始めて、そのおもしろさがわかったんよ。去年、自由に使える田んぼがあったけん、愛護班(子ども会)の人たちと相談してその田んぼをつこうてもらうようにしたんよ。」
「それは、ええことしましたね。」
「ほうよ、子どもたちの田植えや稲刈り、餅つきと喜ぶ姿を見ていたら、卒業後に何をせないかんかわかったんよ。」
「何を気づかれたんですか。」
「変になってきた世の中を見てて、物質文明ばかり考えすぎて、何か大切なものを捨ててきたんじゃないかと最近、地域を観てて思うんよ。じゃあ、それを取り戻すことができるかというと一人じゃ無理やとは思うんやけど、でも行動せないかんのじゃないかと。でも、難しいことはできん。じゃけん、地域のために何かできることからしようと。」
「それは、ええ考えですね。」
「生活の不安はあっても、それは個人のことじゃ。『無私』の精神、そんなところに行き着けるかどうかわからんが、人のために生きるということが残りの人生楽しめそうやと思うとるんよ。」
「そういえば、(私の)母方のばあちゃんが、大家族で贅沢な生活をしていたわけでもないのに、近所の人がお米を借りにきたら貸していたと。そしたら、米びつは空になり家族の食べる米がなくなったと。そのことをお袋が指摘すると、『子どもが偉そうにいうんじゃない。』と一喝。私も子どもの頃、その話を聴いてばあちゃんを馬鹿にしてましたが、その時、その立場に立った時にそんな行動がとれるのかと自問自答したら、ぜったいにできんのですよ。人のために何かをする、これほど崇高なことはないんでしょうね。」
「そうなんよ。分かち合うということはできるようでなかなかできるもんじゃない。私は、そう、地域の中で、ないなりに分かち合う地域になれるようがんばりたいと思うんよ。」

 こんな素敵な先輩をもてたことを誇りに思います。

 立派なことなんかしなくていい。できることから、始めればいいと教えてくれました。
 いま、地域活動に参加しない現役の職員が増えています。
 このことは、地域の人たちからかなり強い不満として声が上がっています。
 私たちは、勤務時間だけが公僕ではないということを改めて考え直してみてください。
年に一度でいいです、何でもいいです、地域の人たちの交流会やイベントに参加してみてください。
お願いします。


ヒットの裏に「継続」があった!!

2009年01月23日 21時50分14秒 | その他
 ある方と先日お話をしていて、なるほどなと思ったので紹介させていただきます。

 最近、ある商品がびっくりするくらい売れ出したというのです。
 その商品は新製品ではなくどちらかというと定番的なものだったそうです。
 では、なぜ急に売れ出したのか?

 その陰に口コミブログがあるというのです。
 このブログ自体実に地味なのですが、商品評価に対する信頼が高いということです。
 どうやら、このブログが火付け役になったようです。

 では、このブログがなぜそこまで信頼があるのか。

 一言で言うとキーワードは「継続」だそうです。
 3年以上続いているブログの情報発信の信頼性は高いというのです。
 これには驚きました。

 そして、それを評価する人たちが確実にいるということを。
 ネット社会で新たな秩序や信頼が生まれ始めているんだということを改めて感じたお話でした。

妻の誕生日

2009年01月22日 21時57分14秒 | その他
 今日は妻の誕生日でした。
 夜、二人で外食し、帰宅してしばらくすると宅急便が届きました。

 娘から母へのプレゼント(写真)でした。
 てっきりケーキかと思ったのですが、プリザーブドフラワーというものだそうです。
 「高いのに」と言いながら、うれしそうでした。

 ちなみに私の誕生日には何も届きませんが・・・

教育GP 「地域連携実習」シンポジウム

2009年01月22日 21時27分12秒 | その他
 今日は、愛媛大学の教育GP 「地域連携実習」シンポジウム ~「実践からの学び」と教員に求められる資質能力~ が開催され、コメンテーターとして出席してきました。

 この事業は、文部科学省の平成20年度の「質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)」に採択されているそうです。
 愛媛大学では、その前提として社会からの要請に応えて「責任を持った教員養成」を行うことを明確にし、昨年5月に「教職課程のディプロマ・ポリシー」を大学として定めたそうです。
そのことが国の採択を受ける評価にもつながっているようです。

 今日の内容は、学生の皆さんが地域活動にどのようにかかわたかをプレゼンテーションしてもらい、それに対してコメントをするというものでした。

 自分の学生時代と比べると(今頃の学生さんは)本当にさまざまなことに取り組んでいることに驚かされました。
優等生過ぎて、ちょっとだけ心配になりましたが...

演繹(えんえき)法と帰納(きのう)法

2009年01月21日 23時11分14秒 | その他
 先日お会いした亀田さんとの話の中で演繹法と帰納法の違いについてお聴きしましたので、紹介します。

 数学的には、演繹法とは演繹(一般的・普遍的な前提からより個別的・特殊的な結論を得る推論方法。帰納の導出関係は蓋然的に正しいのみだが、演繹の導出関係は前提を認めるなら絶対的、必然的に正しい。したがって実際上は、前提が間違っていたり適切でない前提が用いられれば、誤った結論が導き出されることがある。近代的には、演繹法とは記号論理学によって記述できる論法の事を指す。)による推理の手続き。代表的なものに三段論法(Aは、Bである。Bは、Cである。ゆえにAは、Cである。という推論方法)がある。

 また、帰納法は帰納的推理による事象の研究法。F =ベーコンを経て、J = S =ミルにより自然科学の方法として定式化された。結論の蓋然的命題は「自然の斉一性」を仮定することで普遍的法則とみなされ因果関係が確定される。ミルでは、一致法・差異法・一致差異併用法・剰余法・共変法の五方法に類別される。

 ここまで書いていて、何のことかさっぱりわかりません。

 亀田さんは、両方の推論を次のように簡単に説明します。

 帰納法的発想は課題解決型の人を生み、演繹法的発想は問題発見型の人を
 生みます。
 日本人は、帰納法的発想をする人が多いといわれています。
 課題解決型の人は、時に問題追求型になってしまいがちです。
 そうなると創造力が劣っていくそうです。
 一方、問題発見型の人は、次から次へと問題を発見しようとしますから
 創造力が高まると言われています。

 なるほどそのとおりだと思いました。
 そこで、一言。

 問題追及だけならいいですが、犯人さがしにいたる場合がありますよね。
 そうなると萎縮してしまい、二度と挑戦しなくなりますね。

 発想方法一つで、せっかく伸びる芽がものの見事に芽を摘んでしまうという例えでした。

ビデオ撮影研修

2009年01月20日 22時54分39秒 | その他
 今日、道後公民館で「平成20年度 地域ICT利活用モデル構築事業に係る情報発信研修」としてビデオ撮影研修が行われました。

 参加者は、モデル地区の役員さんと公民館主事の皆さんです。
午前中はビデオ撮影の手法などについて学び、午後から実地研修を行いました。
 そして、この研修は編集研修につながっており、その後、各地域で撮りためたイベントのビデオを編集し、地域CMとして制作する予定です。

 この事業は、地域情報が少なすぎるという市民の方からの要望からきています。
しかし一方で、地域の役員の人たちから言わせると、「公民館だより」などで情報は行き渡っているはずということです。
なぜか、クロスオーバした互いの意見なのです。

 地域のお世話をしてくれている方々は、本当に頭が下がるくらい汗をかいてくれています。
でも、これが結構伝わっていないことが多いのです。
その行為が一生懸命であればあるほど、そのことが地域の人たちに伝わっていると、やっている側はつい誤解してしまいます。

 私は、まず汗を書いている人たちがいるということにスポットライトを当てたいと思いました。
それは、そこにイキイキと楽しく地域活動をしている人がいるということを地域の人たちに知ってほしかったからです。

 なんでもないようなことに、がんばってくれている人たちがいてくれているからこそ地域があるのです。
そして、その人たちが地域の共助機能を支えてくれているのです。
その人たちにスポットライトを当てたいという、単純な思いからです。

 それには動画が一番いいのではないかと思ったのです。
文字よりも写真、写真よりも動画の方がイキイキと動き回っている人たちの汗が伝わるのです。

 やりがいは、しんどさの中から感じ取れるものだと思っています。

 そして構えて撮るよりは、地域CMづくりからスタートしようと思います。
観る側も愉しめるような動画コンテンツをつくることができれば、撮る側も励みになりますし、なによりも新たな撮り手が生まれる可能性があります。

 この手法には副次的効果があります。
 担い手育成の研修にも使えるということです。
 つまり、地域情報の発信機能を高めるという本来の目的のほかに、時代を担う人材育成のための研修教材にもなることがわかりました。

 今後は、この輪をどんどん広げていこうと思っています。

亀ちゃんこと亀田武嗣さん

2009年01月18日 22時53分34秒 | その他
 ある人の紹介で亀田武嗣さんにお会いしました。
まず、名刺を交換させていただくと肩書きは「社団法人 日本インターネットプロバイダー協会 事務局長」になっていました。

 お話をしていくうちに教育分野にも造詣が深く、そのことをお話しすると二枚目の名刺が出てきて、そちらの肩書きは「デジタルメディア研究所 ODECO(オンデマンド型教育コンテンツ・プラットフォーム/OnDemand Education COntents platformの略)事務局長」。
 さらに全国の学校現場の事情に詳しいので質問すると、今度はバックの中から本が出てきました。
タイトルは「イマドキの学校/亀ちゃんのニッポン学校訪問記」。
そして、その本を私に手渡すと「これあげる。」
「え!!」と驚く私を置き去りにして、亀ちゃんの話は止まらない。

 久しぶりにパワフルな人に会えました。
こういう人にお会いすると、なんだかこちらもエネルギーが充電され、パワーが出てきます。
この本は、簡潔に学校現場が見えてきます。
とても得した気分になれる本です。

 前書き後部にこう書いてありました。
「なんだかやたらと先生の肩を持って居るなあと思われるかもしれません。最近友人にもそんなことを言われました。きっとそうなのでしょう。だって、いろんな素敵な先生達と出会ってしまったのですから仕方ありません。本当に子どもたちのことを思っている先生達に巡り合ってしまったのですから・・・・。(以下、略)」

 亀ちゃんの人柄がよくわかります。
 そして、出会えたことに感謝。