TOMTOM絵日記

~旅の想い出徒然日記~

2016.05.03 “奈良”

2016-05-07 11:35:07 | 奈良

〈2016.05.03 tue〉
05:30 起床
06:40 津駅へ
07:21 津発難波行特急乗車
08:25 大和八木着
08:28 大和八木発京都行特急乗車
08:45 大和西大寺着
09:01 大和西大寺発奈良行特急乗車
09:06 奈良着


昨夜特急券を購入したが、GWのせいか既にほぼ完売
通路側の席を買う事ができた
乗車の際、家族連れが車両を間違えてウロウロ
後ろに並んだ乗客の乗車を阻んでしまい行列が

学生らしい女子のグループが騒がしい
通路を歩く男子の鞄が腕に激突
隣の中年男性のイビキが喧しい
今日のお出かけの成否が思いやられる
津から奈良へは2回乗り換える
大和八木ではホームが交差する京都行に乗り換えるのに大急ぎで階段を駆け降りる
慌ただしい

大和西大寺では乗り継ぎの特急より早い08:55発の奈良行快速に乗車する
乗継なのに特急の方が遅い

開館前の奈良国立博物館に到着

正倉院展に比べ奈良博の行列が短い
歴史愛好家とおぼしき中年男性数人が歴史談義にかまびすしい

“奈良国立博物館”
「国宝信貴山縁起絵巻」
  国宝 信貴山縁起絵巻 
        山崎長者巻    [やまざきちょうじゃのまき]
        延喜加持巻    [えんぎかじのまき]
        尼公巻        [あまぎみのまき]
  重要文化財 金銅鉢  [こんどうはつ] 
  国宝 粉河寺縁起絵巻[こかわでらえんぎえまき]
  国宝 辟邪絵        [へきじゃえ]
  兜跋毘沙門天王立像  [とばつびしゃもんてんのうりゅうぞう]
  重要文化財 聖徳太子童形坐像(伝七歳像)[しょうとくたいしどうぎょうざぞう]

日本三大絵巻のひとつに数えられる平安絵画の名品
鉢が空を飛び米俵が舞い上がる
剣をまとう童子が大空を駆けめぐるといった摩訶不思議なストーリーが
躍動感あふれる画面の中に次々と展開

「山崎長者巻」「延喜加持巻」「尼公巻」の全三巻が一堂に公開される
小学校やったかなぁ教科書で見た“剣の護法”を思い出す小学生の感性って凄いワ
奈良時代の絵巻ってファンタジーやなぁ想像力凄い
庶民は何が有ろうが笑い喋り自分の生活まっしぐら
食べて生きる事が大事な生活は心がおおらかでシンプルや

あぁやっぱり来て良かったっ
脳ミソ生き返った感じ

そういえば去年のGWは“東博”で「鳥獣戯画展」やった


 lunchは志津香で釜飯と思ったが既に30名近い行列待ち時間1時間以上と思い断念
お隣の“ムッシュー・ペペ”に入る





パエリアセットのオニオンスープ超美味
きっとこれでオニオングラタンスープ作るんやなっ
勿論パエリアも美味


 lunchに満足した後は、“奈良県立美術館”「藤城清治 光のメルヘン展」







影絵作家の第一人者藤城清治の作品は幻想的で、鮮やかな色彩で表現される
童話や聖書、彼が訪れた日本の風景や建造物等テーマも多様

91歳を迎えてなお精力的に創作活動に向かう精神力が素晴らしい
制作のための作品に終わらず
常に新しい独自の世界を切り開き人々の気持ちに寄り添おうとする

夢と希望、そして癒しを与え続けてくれる
強い情熱と癒しを感じる作品展でした
今日もパワー貰いました
作品盛りだくさんで、見学時間3時間
そうそう奈良博のチケット見せて\200 OFFでチケット購入


16:30 奈良発京都行特急乗車
16:34 大和西大寺着
16:46 大和西大寺発賢島行特急乗車
17:03 大和八木着
17:04 大和八木発名古屋行特急乗車
18:00 津着

近鉄奈良駅前で平宗の柿の葉寿司を買って、予定通りの近鉄特急に乗車
車窓から、唐の都「長安」や北魏洛陽城などを模倣して建造された“平城京”が見えた

大和八木で乗車した名古屋行特急の車両が新しい

時間が有れば“くるみの木”まで歩きたかった
今日はやや控え目で9,100歩 


自分に買った絵葉書
国宝信貴山縁起絵巻「山崎長者巻」

国宝信貴山縁起絵巻「延喜加持巻」

国宝信貴山縁起絵巻「尼公巻」

藤城清治「つり橋はぼくのハープ」

藤城清治「聖女クララの光」

藤城清治「雪の室生寺」

癒されるなぁ



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