(その23)のコメント『洗剤派 (みどりんご)』への回答。
徴兵制は私も必要だと思います。 ただし、インテリ、エリートほど亡国左翼思想に染まっている日本では、方法論を間違えると逆効果になります。
戦後、日本のインテリ、エリーたちを反日自虐思想に染め上げるのに大活躍したのが、故・丸山真男東大教授です。 彼は、1944年30歳、東京帝国大学法学部助教授の時に、陸軍二等兵として徴集されます。 大卒 . . . 本文を読む
(その22)のコメント『日本自治区はやっぱり嫌だな 』への回答。
まず、自治区になる想定は沖縄だけです。 本土は独立国として臥薪嘗胆します。 沖縄独立派がマイノリティーであることは、おっしゃる通りです。 桜井よしこ氏も沖縄タイムスなどの偏向報道を繰り返し批判していますし、知り合いの沖縄の人からも聞いています。
ただ、日本の国防上最大の問題は、『国防など、しょせんは人ごと』という天然 . . . 本文を読む
(その20)のコメント『尖閣、沖縄は死守すべき』への回答をはじめに。
『国防など、しょせんは人ごと』。 国防無策、無関心そして頭に来た時だけの野次馬根性丸出しの無責任な強硬論は、今に始まったことではありません。 飛鳥・奈良時代からの天然平和ボケです。 尖閣、沖縄を獲られれば日本の現在のシーレーンは、完全に封鎖されるでしょう(関所みたいに中国に通行料を払う方法もあるが)。 そうなると別ルートとして . . . 本文を読む
中国人の不法上陸をゆるしておいて、自国の国会議員の上陸を許可しない! 隣のゴロツキが、自分の妻を『俺のものだ』と難癖つけてきているのに、『話し合いで解決するまで、別居しよう』と言っているようなものだ。 ますます、相手の言い分を認めることになるのがなぜわからん。 結局、面倒くさいことをやりたくない政府当局幹部の臆病と、あとは外交防衛が票に結びつかない天然平和ボケの国民性が原因だ。
さて、二つ目の外 . . . 本文を読む
やばい奴はお目こぼし、おとなしい奴は厳しく取り締まる。 日本の政府当局とマスコミは、卑怯ないじめっ子の典型だな。 中学時代も、番長格は弱い奴に意外と優しく、中途半端な不良共がよくいじめていた。 彼らにしてみれば、国内の小物軽犯罪者だけを叩いている方が楽だろうからな。 特に、若い時の赤字分を回収している幹部にしてみれば、反撃してくるような面倒くさい奴には関わりたくない。 下手うてば自分が血を流すかも . . . 本文を読む
国境はなかなか騒がしいようですね。 この間は北方領土、今回は尖閣、竹島と歴代政府の謝罪外交のつけが廻ってきたのに、今回も、怒っているのか、残念がっているのか、外国人には全く意味不明な言動を政府はしていますね。 ろくに取り調べもせず、も―強制送還ですか。 日本の政府当局及びマスコミは、外国の犯罪者には本当に寛大ですね。 痴漢容疑でも留置所に何日もぶち込んでおくくせに。 あまりにあほらしくてコメントす . . . 本文を読む
日本以外の国の文化、制度の底辺には、性悪説がある。 欧米では、国家権力に対する性悪説が、三権(司法、行政、立法)分立による相互抑止と、第四権力マスコミによる三権のさらなる監視という制度を生んだといってもよい。
飛鳥・奈良時代から日本は、国家制度や思想のほとんどを海外から輸入してきた。 幕末までは中国、維新後はヨーロッパ、敗戦後はアメリカ。 平安時代に日本オリジナルの仮名文化が生まれながらも、明治 . . . 本文を読む
大学院時代の恩師は、政府委員を務めるほどの権威だったから、研究室名を冠した名刺は水戸の印籠のようだった(拙著を読了していない方にはネタばれです。ごめんなさい)。 資料を集めるために霞が関を訪問した時には、ショートケーキと紅茶が出てきたが、家業を継いで土木事務所に行ったら、とんでもないものが出てきた。 机に置いた名刺の上に出てきたのは、水虫薬を塗ったばかりの素足だった。 この人は特別ひどいうちの一人 . . . 本文を読む
日本の新聞社やテレビ局が、当局発表だけを疑問も感じずに流せるのも、単眼主義が大きな原因であろう。 まったく同じ事象でも、見る者の立場、利害関係によって、幾通りもの見方があることが分からないのだ。 自分自身の経験を鑑みても、学生⇒大学研究員⇒サラリーマン⇒家業部長⇒家業社長と立場が変わるごとに、感じ方、考え方が変わっていくことに驚きを覚えた。
先日、ブログ . . . 本文を読む
『高学歴肉体労働者』。 一流私立大卒の知り合いの新聞記者が、二十代の頃言っていた。 『夜討ち、朝駆け』で大臣などにぶら下がり取材をするのは若手記者の仕事だが、本当に二十代、三十代の働きぶりは、アルバイト並みの時給かもしれない。 スーパーゼネコンに就職した友人も、30代中頃までは、現場事務所に寝泊まりする日が半分近くあったという。 前回書いたように、若手官僚たちの働きぶりも同様だ。 もっとも、親方日 . . . 本文を読む
若い時は安月給で連日大赤字のサービス残業、40歳頃に損益が逆転し、40代後半からはハンコを押すだけ新人社員の数倍の給与を貰う。 先憂後楽の年功序列賃金では、中途採用も中途退社も基本的にありえない。 新卒採用から定年退職まで同じ仲間で仕事をする。 だから、会社への忠誠心だけでなく、社員同士の仲間意識を生み出すのにも有効だった。
『戦友の絆は、肉親の情を超える』といわれるように、同じ釜の飯を食い、滅 . . . 本文を読む
ただし、いつ倒産するかわからない中小零細では、終身雇用制はほとんど採用されなかった。 普及したのは、絶対倒産のない親方日の丸の公務員と、まず倒産はありえなかった大企業だけだった。 基本的な価値観の逆転が起きない、安定した環境が絶対条件なのである。 しかしバブル崩壊後、上場企業の倒産も珍しくなくなると、大企業でも廃止するところが多数出てきた。
先憂後楽という年功序列賃金は、終身雇用が絶対条件である . . . 本文を読む
島国という特殊な環境で形作られた日本の歴史、文化、民族性は、東アジアの国々と比較してもいろいろ特色に富む。 少し話がはずれるが、Asia、Africa、America、Arab、ヨーロッパ以外すべてAで始まるように、アジアなどはヨーロッパがつけた別称である。 だから、あまり使いたくないが、便宜上しょうがない。 中国人がつけた、東夷、北狄、南蛮、西戎のようなものだ。 国連でどこか別な呼び名を提案する . . . 本文を読む
日本人は基本的に甘えの構造で生きてきた。 なぜなら、諸外国のような本当の地獄を経験したことがない民族だからだ。 異民族の奴隷支配を受けたこともないし、歴史に占める戦争期間など、ほとんど測定誤差に近いような短さである。 中国の負の歴史に人肉食があるが、日本以外では特段珍しいことでもなかった。 日本を除き、すべての国で都市は城壁で囲まれていた。 短期に敵を打破できなければ、ろう城戦をやるためである。 . . . 本文を読む
欧米と比較して、日本のマスコミが格段に権力寄りであることは意外と知られていない。 とくに権力の中でも、行政・司法権力に対して。 政治権力には、なかなか批判が喧しいからつい見落としがちだが。
事件報道などその典型で、新聞もテレビもほぼ完全に、捜査当局の発表をそのまま垂れ流すだけである。 欧米では、基本的に捜査側、被疑者側双方の言い分を報道する。 もし仮に、被疑者側のコメントが取れない場合、自社報 . . . 本文を読む