岳沢小屋から標高にして250mほど登ってきました。
ちょうどカモシカの立場の大登りのとっかかりにある展望地です。
ご存知の方は、あの鉄梯子の手前と言えば思い出されることとと思います。
ここまで来ると明神沢の様子も見れるし、迫り上がる西穂の稜線も楽しめます。
ここまで抜きつ抜かれつしてきた山岳観察員さんとお別れです。
奥穂まで行ってみると言われてたけどタフな方ですね
あとで知ったのですがこの日の朝 奥穂の山頂で低体温症が原因で亡くなられた登山者が発生していたことを知りました。
私も無茶な登山してた頃、低血糖症で山の中で動けなくなりました。
低体温症も血のめぐりが悪くなり眠くなってきます。
奥穂の稜線は、暴風を伴う雪が吹き荒れていたと想像できます。
マイナス20度を超える厳しさにやられたんだと思います。
それにしても今年は山岳遭難が多かったし、これから毎年増えてくるでしょう
痛い経験しないとわからないのはどの世界も同じですね
10月のアルプスは、とても危険であることを理解した登山計画をお勧めします。
明神沢
雪煙上がる明神
上高地のカラマツ林はこれからが本番
岳沢上部は冬の世界でした。
下山開始
10/22(日)