島木赤彦の歌
これは、諏訪市に住む友人からいただいたせんべい。
よく見ると、島木赤彦の歌が。
こんなに細かな書が刻まれている。
この写真がほぼ原寸大だから、
技術的に大変なこと。
しばし、この書を見ていたのですが、
もっと詳しく知りたくて、諏訪市のHPを開いてみたら、
次のようにあった。
【柿蔭山房】 しいんさんぼう (下諏訪町指定文化財)
島木赤彦の茅葺き屋根の自宅。
塚原家から久保田家に養子入りした明治30年から大正15年に没するまでの本拠地となりました。
赤彦は柿を好んでいたといわれます。
山房庭には「湖の氷はとけてなおさむし 三日月の影波にうつろふ」の歌碑があります。
と。
これで納得して、
食べた。
ほんのり甘く、
さくさくとして、
おいしい。
友人に感謝。
1~5文字程度の烙印のあるお煎餅はよく見かけますが、全体に書かれているお煎餅は珍しくて、つい読んでしまいますね。あの鉄の印を作った職人さんはすごいです!何度の失敗を経て、完成させたのでしょう?
島木赤彦・・・
高校時代にこの方の名前聞きました。
きれいな歌ですね~^^
私は、美味しいモノを見ると、お絵描きしたくなるのですが、
書をなさる方は、また違う意味の納得レベルなんですね。
「しいんさんぼう」食べた事ありませんが、
ほんのり甘く、さくさくして、おいしい…のお言葉に、
思わず、ゴックンと唾を呑んでしまいました。
でも納得の後の、味わいは格別ですよね。
そうですよね、この文字の影には、
文字を書いた人と、職人さんがいるんですよね。
すごい技術です。
でも、今改めて見てみると、何かヒントになりそう・・・。
舞台はもちろん諏訪湖でしょう。
このせんべいの場合は、読んで味わい・・・でした。