我が家の年末年始は、
クリスマスイブの朝に、すっころんで
骨折したばあちゃんの入院騒ぎと、
車に轢かれて足が動かなくなっちゃった
猫のももちゃんがあちこちにまき散らす
糞尿のあとしまつ、そしてばあちゃんのお見舞い
に来てくれたママとみんみのお世話に終始、
という感じでした。
どれが一番大変かというと、ママです。
いろいろ差しさわりがあるので細かく書けませんが
とにかく手がかかる。そして文句が多い。
父ちゃんはへとへとで家事をこなし、眠るのは真夜中。
それでも、隣の布団で眠っているママとみんみを
見れば、ささやかな幸せを感じます。
ところが、正月二日の朝、起き上がった父ちゃんは、
突然、物凄いめまいに襲われました。
漫画に出て来る酔っ払いの見る景色みたいに、
家の中がゆらゆら揺れる感じです。
階段の手すりをしっかりつかんで二階の便所へ、
立ってるだけでもふらつく感じがして、おしっこが
はみ出しそうになります。
正月は冥土の旅の一里塚。
いよいよ体力の限界がやって来たのでしょうか……、
「老い」という言葉が、脳裏をよぎります。
そして……、
洗面所の鏡にうつる自分の姿を見てつぶやきました。
「あ、これみんみのメガネだ……」
みなさま、明けましておめでとうございます。
おめでたい父ちゃんの馬鹿ブログを、
今年もよろしくお願いします。