ばか親日記 みんみのハロウィン

今年も、みんみの数少ないお友達を集めて、

ハロウィンパーティーをやりました。

 部屋の中を100均のカボチャグッズで飾り付けて、

お菓子とジュースと冷凍ピザとか並べておくだけなんですけど、

みんみのお友達にえらく気の利く家の子がいて、

必ず手作りのお菓子と、珍しい外国のお菓子や値の張りそうな飲み物やらを

どっさり持ってきてくれるので、立派なパーティーっぽくなっちゃうわけです。

 ま、ちょっと舞台裏を解説させてもらえば、会場作りが一苦労で、

父ちゃんの作業部屋を大掃除して、

机や本棚その他もろもろを廊下の奥に積み上げて、

一階のソファーを狭い階段を登って持ち上げて並べ、

便所の掃除を念入りにやっつけて、鍋いっぱいのスープを煮込むという、

たいへんな重労働があるわけですが、

自慢の我が子がどんな仮装をするのかと考えれば、

そんな苦労も吹き飛ぶというもの。

 ところが、普段ズボンしかはかないみんみは、

ここぞとばかりにママのスカートはいてそれでおしまい。

「え！？」
ちょっとがっかり。

 趣向を凝らした衣装のお友達に交じり、地味なスカートはいて満足そうな笑顔で

記念写真に写る娘がちょっと不憫でした。

 来年はでっかい妖怪のぬいぐるみ作ってやるからな、

それ着て町内一周して来い。

お題「たまごかけご飯にちょい足しすると美味しいものは？」

すき焼き。

 群馬の実家では昔、烏骨鶏と言うへんな鶏を飼ってたので、

卵は鶏からタダでもらって食べてました。

生みたての卵を、あったかいご飯にかけて、ざっくり混ぜます。

 黄身と白身のそれぞれが多いところと少ないところ、

お醤油のきいたところと卵の味がうんとするところが出来て、

そこに、細かく刻んだ「ねぎ」か「ごま」をかければ何通りもの味がして、

おちゃわん一杯でいろんなごちそうを食べたような気分が味わえるわけです。

あまりの美味さに、「貧乏でよかった！」と叫びたくなったものです。

雨

今日発見したんですけど、父ちゃんの傘、雨漏りするんですよ。

珍しくないですか？雨漏りする傘。

 人間と言うのは、みんなそれぞれ人に言えない悩みや、

苦しみを背負って生きて行くものなんでしょうけど、

雨漏りする傘は、あんまりです。
辛すぎます。

なんで父ちゃんだけがこんな目に会わなきゃならないのか……。


ママがよこしたんですよ、出かけるとき。
「失くさないでよ」って、念を押されました。

いつも失くすんですよ。
だのに、今日のやつに限って失くなりませんでした。


まあいいか、水撒けば、生えるかもしれないから……。

今朝、群馬から戻って来ました。また二週間よろしくおねがいします。

ばか親日記 間違った叱り方

最近、生意気な事を言うようになったみんみ。
時には厳しく叱りつけ、父親としての威厳を示す必要もあります。

先日の会話

みんみ　「（父ちゃんに向かって）馬鹿みたい！」
父ちゃん「みたいは余計だ！」

これは、失敗。

ばか親日記 群馬は車社会なのである。

最近よく小学校五年生の娘みんみと一緒に、

群馬県にある父ちゃんの実家に行きます。

 群馬県民にとって、車は生活必需品ですので、

どこの家でも家族の人数分の車が庭に止めてありますし、

ひとりで二台持ってる人も珍しくありません。

掃除機買い換えることさえできず、

不便な暮らしを強いられている父ちゃんとは大違いです。

 それぞれの車のエンブレムの違いに興味がわいてきたみんみは、

只今車のメーカー名を学習中です。

 で、実家のダイハツミラの「D」のマークを指さして得意げに
 「これなんのしるしだかわかるよ、これはねえ、ダイソン！」

「……ちがう、それわ掃除機。」

学問に王道無し。精進してください。
 

ばか親日記 「１０００年女王」

先週末、みんみと二人で目黒の名画座へ行って来ました。
「わが青春のアルカディア」「１０００年女王」の二本立て。

 「わが青春の～」の方は、レンタルDVDで観たときつまらなかったんで

覚悟してたんですが、問題は「１０００年女王」。

 これがまた想像を絶するつまらなさ。
死ぬかと思いました。

松本零士ファンのみんみは、
「いつ面白くなるんだろうと思ってドキドキしちゃった」んだそうです。

お題「楽しみにしてる10月ドラマは？」 2

「どっこい大作」

ダサい寝言。

みんみの報告によると、父ちゃんは寝言が多いそうです。

で、最近のでおかしかったのが、
「羽ばたけっ！」ってゆーやつ。

……青春か。

 あとみんみが覚えてたのは、「①（まるいち）、メープルシロップ……」とか、

「桃の缶詰買って来なくちゃ……」とか生活感のあるやつが多かったです。

で、留学経験のあるママは、寝言も英語だそうで、
「シルバーヘッド」って言ったらしいんですが、「なんじゃそりゃ？」です。

 みんみと二人で推理して、ママが風呂場に描いたタコの名前なんだろう

というところに落ち着きました。

お題「挑戦してみたいスポーツは？」

ブログの更新さえ面倒なのに、スポーツなんてとんでもない。

 値の張る運動靴や体育着を買いそろえて、

腰のベルトにいろんな装備品をくっつけて、

音楽を聴いたりスポーツドリンク飲んだりしながら、

サングラスなんかもかけちゃって、用事もないのにわざわざ

何処かへ走って行って、また帰って来る。

想像しただけでくたびれちゃう。
 
 父ちゃん昔トラックの運転してた頃、

夜明けの３時とか４時とかみたいな常識外れの時間に、

道の真ん中をよろよろ走るジョギング爺さんに困らされたことがあります。
 なんかもう憑りつかれてるような、呪いがかかってるような

お化けみたいな爺さんで、「健康病患者」っつー感じでした。
 

いくら身体をきたえても、トラックに轢かれればたいがい死にますからね。

気をつけましょう。

 ジョギングする人は、道の端を、明るくなってから、

爽やかに楽しそうに走るのがいいですよ。

テレビコマーシャルの人みたいな感じで、アホみたく。

 ちなみに、父ちゃんの唱える学説では、

「人間は無駄に動かない方が丈夫で長生き出来る気がする」

とゆうコトになっております。

 

お題「最近大笑いしたエピソードは？」

みんみの記憶によると、

「バルス！」って叫ぶ女の子の名前が、「シータケ」。