思い込む妹。

とうちゃんの家から

車で四十分ちょっとくらいの

ところにあるショッピングモールに

おいしいコロッケ売ってるんで、

ときどき買いに行きます。

妹にその話をしたら

「うわっ、バカ。

　コロッケ買うために往復一時間半！」

みたいなことを言われました。

初めは近所のいろいろな肉屋さんに

行ってみたけどおいしいのがなかった

から……。と、説明したんですよ。

そうしたら、

「そんなに買って

　どうやって食べたん？」

て聞かれたんですけど、

「……。　は？」　ですよね。

この話ってアレですか、

とうちゃんの説明の仕方がわりぃですかね？

「最初の日はね、一番近くの肉屋さんで

　買って来て食べてみたけどあんまり

　おいしくなかったんだよ、

　その日はがまんして食べたけれど、

　次に買うときは別のお店で買ってみようと

　思ってそうしたんだけれど、これがやっぱり

　おいしくなくてね、それでね……」

って感じに時間をかけて、それぞれのコロッケを

買って食べたのは別の日の出来事であることを、

こんこんと言って聞かせなかったとうちゃんに

非があるの？　そんなことないでしょ。

コロッケ一袋買って車ン中で一個かじって、

こりゃまじぃ、次の店で買い直しだっ！

てんで、一日の内に次から次に肉屋に寄って、

まずいコロッケ買い続けて、かじり続けて、

助手席が喰いかけのコロッケ山積みになった

車を運転して町のはずれのショッピング

モールにたどり着く姿を想像する方が

どーかしてますよね。

そいで、

こんなに食えないなー、どーしよー

って困ってるとこまで想像して、

心配してくれてるわけですよ。

このおかしな頭の中の仕組みを

想像してみました。

まず初めに

「あんちゃんは馬鹿だ！」

と思い込んじゃってるわけです。

　　　　　

そして、馬鹿だからとんでもない

ことするんだろうな、どんな事件が

待っているのかな？と考えて、勝手に

わくわくしながら聞いている。

　　　　　

だから、素直に聞けばなんでもない話が、

あり得ない話にすり替わって、おかしな

結論にたどり着く。

　　　　　　

で、人を馬鹿呼ばわりするコトに

なるんだけど、こっちからしたら

「馬鹿はおまえだ」って話ですからね。

思い込みって怖いです。

「火垂るの墓」の妹と代わってやれ！

って思い込みましたよ。

カプセル怪獣勢ぞろい

とうちゃんの家は、床の間とか

食器棚の上とかいろんなところに

怪獣が住んでいるんですが、

こたつの部屋の戸棚の上に、本日、

待望のアギラがやって来ました。

前からいたウルトラセブン、

ミクラスとウィンダムと

あわせてカプセル怪獣勢ぞろい

です。

ウルトラセブンは、ご存じM78星雲から、

アギラは、ドン・キホーテから来ました。

ウルトラセブンとカプセル怪獣たち。

地球の平和と留守番はまかせたぞ！

【小林よしのり】権力の嘘にだまされるな！【自分の頭で考える】

【小林よしのり】権力の嘘にだまされるな！【自分の頭で考える】

母の友人による、時代の証言

母の葬儀に参列してくださった

おばあちゃんが、式の始まる

直前、葬儀場のロビーで、

昔、ご自身の身に起こった稀有な

出来事について語ってくださいました。

その方は、母の小学校時代からの

友人で、戦中戦後の混乱の時期を

生き抜いてこられた方です。

お歳を召したせいか、一部

言動に不明瞭な部分があり、

お話の全てを聞き取る事は

出来なかったのですが、

要約すると

私は、真っ黒に磨き上げられた立派な

リムジンで、送迎された事があるんですよ。

という、羨ましい内容のものでした。

しかしながらとうちゃんは、

務めて明るく振る舞うおばあちゃん

の、その心の内に秘めた義憤に

気付くことになったのです。

それには理由がありました。

この文章の中で用いた「リムジン」という

言葉は、うかがったお話の内容からの

父ちゃんの推測によるもので、

おばあちゃんの正確な言い方を再現すると

「そンであたしゃ、

　霊柩車に乗せられてさ」

　　　　　　　　　　　　だったからです。

大日本帝国の時代に生まれた方々が

徐々に鬼籍に入られ、戦争の記憶は薄れて

行く一方である現在、貴重な体験とか、

そうでもない体験とかを語り継ぐことこそが

私たちの務めなのではないでしょうか。

そうでもないでしょうか。

三人でドライブ

先日、みんみとママが

遊びに来たので、

「三県境」というところへ

ドライブして来ました。

そこは、群馬、栃木、埼玉の

三県が交わる場所です。

そういう条件の場所は、

日本中には五十か所近く

あるけれど、歩いて三県を

またげる場所はそこだけ

なんだそうです。

そういう豆知識をボランティアの

解説員みたいなおじさんが来て、

得意げに話して聞かせてくれたん

ですが、コレが正直言ってちょっと

うっとうしい。

行きがけに、留守の妹の家に

お菓子を置いてったんですね、

帰宅してそれに気づいた妹から、

「どちらへかお出かけですか？」

みたいな内容のメールが届いたん

ですよ。

チャンス到来！！って思う

じゃないですか。

こっちは、三県をあっと言う間に

行き来できる特別な場所にいる

わけですから……。

ところがおじさんの解説が止まらない

ので返事のメールが打てない。

おじさんに拉致された父ちゃんになり代わり、

ママが気を利かせて「今三県境に来ています」

と、返信したらしいんですが、ママが気を

利かせられるなんて全く思いもしなかった

父ちゃんは、解放されるやいなや意気揚々、

「今、埼玉です」

「今、栃木」

「群馬に来ました」

県境をぴょんぴょん飛び越えて

うひょうひょ笑いながら、

「一瞬で埼玉に戻りましたー」

とか、すでに種明かしされてるのも

知らないでくだらないメールを乱発。

「くるっと回ってまた群馬ー！」

自分で言うのもナンですが、

そりゃもうみごとなバカっぷりですよ。

徹頭徹尾バカです。

みんみの高校に絵日記の宿題があったら

えらい事になるトコでした。

迷惑なブログを書く親切な人達

厚労省がワクチ〇ン被害を認めたとか、

北欧諸国が若い人への接種を中止にした

とかのニュースが、情報に疎い

とうちゃんの耳にも聞こえて来ました。

そういうのと関係があるのかないのか

知りませんが、最近やっと、

そこらへんのおっちゃんおばちゃんの口から

「ワクチ〇ン危ないんぢゃねーの？」

って話が出るようになりましたね。

ある程度の年齢の方なら、薬害エイズ事件

などの記憶もあって、厚労省（当時は厚生省）

のやるコトなんかあてにならないのは先刻

ご承知だと思うんですが、

若い世代にはご存じない方もいるようで、

GOOブログを利用されてるブロガーさんの

中にも大本営発表を真に受け続ける狂信的な

ワクチ〇ン支持者が散見されます。

先日も、生ワクチ〇ンとの仕組みの違いを

まったく理解しないまま、ｍRNAワクチ〇ン

の安全性を訴えるという、猛烈に頭の悪い、

人命にも係わる内容の記事を見つけちゃって、

吐き気がするほどの気味の悪さを覚えました。

どのページを開いてもバカなエピソードだけ

が出て来るバカの金太郎飴みたいなブログ

を書いてるとうちゃんが言うのもナンですが、

世の中には、件の迷惑ブロガーみたいに善意

で迷惑な事をしでかす馬鹿が混じっています。

人の命より自身の金儲けが大事！というほどの

悪人なら、お金の流れを考えたりすることで

、ある程度見分けられそうに思うんですが、

馬鹿善人は無償で間違った情報を流すので

見分けるのがむづかしいです。

ブログってのは、そういう馬鹿も得意満面に

クルクルパーな意見を発表できるんです。

どうか、そんな変な記事に騙されないよう、

お気を付けください。

もちろんとうちゃんが書いてるこの記事こそが

クルクルパーの大間違いだった！

という冗談にもならない事態もあり得ます。

ですので、何事も盲信してはなりませんが、

かと言って全てを疑っていたのでは

生活が成り立ちません。

「ぢゃあ、どーしよー？」って感じですけど、

今コロナを必要以上に怖がってる人って、

おかしな宗教に騙されてる人と同じで

洗脳されてる状態なんじゃないですかね？

二年以上に渡って、テレビの人達から

連日脅され続けたわけですから無理も

ありませんけど。

そもそも細大漏らさずカウントされた、

「コロナ感染者数」ってのは、実際の

「罹患者数」とはかけ離れた数字のはずです。

そんな無意味な数字をもとにしてなされた

「コロナ対策」とやらに、何の意味がある

というのか？

もっと言えば、正確なデータを集めて、

実態を把握しようとしないことそのものが

この騒ぎが茶番劇である証拠ではあるまいか？

……そんなふうに、わざと意地悪く考えを

めぐらしてみると普段と違った景色が見える

かもしれません。

長いコトとうちゃんのブログに付き合ってくれ

てたブロガーさんが、ワクチ〇ン接種の記事の

あとしばらくして更新が途絶えてしまいました。

日頃、まめな更新をなさってた方なので

ちょっと心配しています。

もちろん、これを持って直ちに

「ワクチンのせいで……」とは言えませんが、

この記事を読んでくれた人が、接種前に

立ち止まって考えるきっかけになればと思い、

報告しておきます。

それから、とうちゃんの家の近所では、

この一か月間に三人のコロナ患者が出ました。

みんなワクチン接種を怠らなかった人達だと

聞いています。

外出を控える家族に代わってお買い物を

引き受け、そこんちの人と接触し続けた

とうちゃんは、一回もワクチ〇ンうって

ませんけど咳ひとつ出ません。

だからどーとは言いませんが、これも

参考になればと思い書き留めます。

こういう話を書くと、「印象操作」だ！

などと言われそうですが、テレビの

やってる事や、馬鹿善人のやってること

が、そもそもそれでしかありません。

馬鹿が書いたブログや、悪意に満ちた

テレビなんか見てる暇があったら

本屋さんに行って、ウィルス研究者や

医療関係者の冷静な意見に触れましょう。

とうちゃんは先日、「はらぺこあおむし」の

飛び出す絵本を買いました。

おめでとう台湾

中国外務省の華春瑩報道官

ていう 偉いおばさんが、

「中華料理店があるから

　台湾は中国！！」

っていう妄言を吐いたん

だそうですね。

だったら中華料理屋

たたむだけで、

台湾独立できちゃうぞ。

おめでとうございます。

「いいね」とかのボタンを

並べておくのをやめました。

いつも押してくれてた皆様、

大変ありがとうございました。

馬鹿の国

世の中にあまたある問題の解決法を論じる時、

制度や政策の方に目を向けがちですけど

とうちゃんは、そんなごちゃごちゃしたもん

後回しでいいから、ひとりひとりが

「もうちっと利口になれば？」って思うんですよ。

今だと統一教会とかでごちゃごちゃ言ってる

みたいですけど、そんなもんひっかかる

馬鹿がいなくなりゃ済む話のはずでしょ。

ところが馬鹿はいなくならない。

なぜか？

そこでまた制度や政策の

不備に原因を求めるからですよ。

自分が勉強すればいいだけだし、わからない人が

いたら教えてあげればいいだけなのに。

コロナの騒ぎだってもう3年目ですよ。

日本中どこに行ったって図書館とか

本屋さんとかあるんだから、国民すべてが

ウィルス博士みたいな会話が出来るように

なってたっていいはずなのに、まだ

「菌」とか言ってる奴がいるし、

この間なんか、子供用のすごい小さいマスクを

鼻メインでくっつけて、はみ出した口でハアハア

息しながらバスに駆け込むおじいさん見ましたよ。

そこまでしなくちゃ駄目ですか？

狂ってますよ。

昔、子供だったとうちゃん達に

「テレビばっかり観てると馬鹿になるぞ」

って、教え諭してくれた世代の方ですよ、

おそらく。

それが、テレビにまんまと騙されて、

おかしな強迫観念に駆られて鼻に子供マスク。

よたよたハァハァして。

可及的速やかにしかるべき施設に収容して差し上げる

必要を感じましたが、呼び止めて教えてあげられる

だけの知恵も知識もありませんので、

忸怩（じくじ）たる思いを胸にバスを見送りました。

今度見かけたらとっ捕まえてウィルス博士みたいな

専門用語浴びせて説教してやろうと思いますが、

とうちゃんがウィルスの本読むためには、

まず漢字の勉強しなきゃならないんで

今から図書館で勉強してまいります。

涼みに行くんじゃないんだよ。

ホントだよ。

健康維持

病気のばあちゃんと四年間一緒に

暮らして思ったのは、「健康が大事」

という、ごく当たり前の事でした。

ちょっと頭のいい人や、生まれつき

身体が弱くて大変なご苦労をしてる人

にしてみたら「何を今さら」という

事実に、頭わりぃとうちゃんは、

四年かけてたどり着いたのです。

で、とりあえずこの春から

甘い飲み物をやめてみました。

年がら年中コーラやサイダーを飲んでた

とうちゃんにとっては革命的な変化です。

コーラが無いとおいしく食べられない

ポテトチップやフライドチキン等の

脂っこい食べ物も自動的に食べなく

なったし、最近は外食も減らし、

加工食品も買い控えるようになりました。

身体は食ったもんで出来てるわけですから

いいもんだけしか取り込まないってのは

大事だと思いますね。

いいもんはお値段もいいですが、

ヘンなもんにかけてたお金をそっちへ

回せばいいんだからまったく苦労は

ありません。

きちんとした仕事に就いたことが無い

とうちゃんは、職場につきものの

「健康診断」というものを受けたことが

ほぼないので、いろんな数値とかを

比較することは出来ませんが、

先日、体重計に乗ったところ

70キロあった体重が４キロ落ちてました。

これを健康のバロメーターととらえ、

若い時の55キロを目標に頑張るつもりです。

とうちゃんは、

健康で120歳まで生きるぞ！

近所迷惑だけど。

夏空

6月の終わりに母が他界しました。

昨年の暮れから半年間の入院生活、

認知症の悪化を心配して退院させ

たものの透析用の血管が詰まって

しまい、半月もしないうちに再入院。

容態が安定しない日がしばらく続き

そのまま帰らぬ人となりました。

コロナ騒ぎのおかげで本当に気の毒

な最後でした。

いつまでも騒ぎたがってる人に

対しては、いまだに怒りが収まり

ませんが、罵詈雑言並べたてて

抗議するほどの熱意もわきません。

今日、ごく近しい身内だけで

四十九日の法要を済ませて来ました。