TOY-TORCHA

60歳お父ちゃんの「つまらなくって、何の役にも立たない」と大評判の馬鹿まる出しブログ。

ばか親日記 我が家の暮とお正月

2025-01-03 02:26:10 | ばか親日記
あけましておめでとうございます。



千葉の海岸までみんみと二人で、片道
二時間半のドライブで初日の出を観に
行きまして、海岸で一時間ほど待機、
日が昇る直前に撮った写真です。

おおみそかには、YouTubeを
使って、とうちゃんとみんみが変わり
ばんこに自分のお勧めの曲を押し付け合う
「紅白歌合戦」を開催したんですが、
「神田川」を聴かせたら、みんみが大笑い
するんですよ。

四畳半フォークみたいな世界に憧れて、
上京したとうちゃんにとっては心外なんですが、
みんみが言うには、お風呂上りに寒いとこで
待たせる男はちっとも優しくないだろう、
ってんですね。
まあ、それは確かにそうですよね。

とうちゃんも田舎にいた頃は、この歌詞の、
清く貧しい若い男女の暮らしを肯定的に受け
止めてたんですけど、それは、つい
「若かったあの頃」の「私」に感情移入
してしまうからでしかなく、冷静に聞けば、
みんみが指摘したように、かいしょ無しの
男に惚れちゃった不憫な女の子の歌なんだ
ろうとは思うんです。

みんみは、女の人は、別れた男の人との記憶
に新しい男の人との記憶を上書きしてゆくの
で、こんなふうに過去を思い出して感傷に
浸っているのは、この「私」が、まだ一人で
暮らしているからだろう、と推理しました。

とうちゃんは「なるほど」と感心し、
マフラーも買えないくせに「24色のクレパス」
なんか買って来ちゃうバカ男との、ママゴトの
ような生活を、懐かしく思い出す大人の女の人の
歌だから、「ただあなたの優しさが怖かった」で、
締めくくられるんだな、って納得がいきました。

世間と切り離された狭い部屋での、泡のような人生を、
ヒトとして本能的に直視すれば怖くて当然だろうと
思ったわけです。

「いつもちっとも似てない」「似顔絵」は、「あなた」の
思う理想の私とのギャップの暗喩かもしれないけど
「なにも怖くなかった」って言うんだから考え過ぎか?
とか、みんみのおかげでなんとなく好きだっただけの
曲が、味わい深いものに変わりましたね。

みんみは今月18歳になります。

ホント月日の経つのは早いですね、正月なんでなおさら
そんなこと感じますよ。

めでたくもあり、めでたくもなし。ですね。

初めにのせた写真の景色ですけど、とうちゃんは、
それ見ただけで感動して、日が昇るのは見ずに帰りたく
なっちゃったんですよ。

なんかこう、ありきたりな日の出の印象で
上書きされちゃうのがもったいなかったん
ですね。※

みんみに相談したら
「去年と同じのが昇って来るだけ
 だからそれでいい」って言うんで、
すぐに帰ることにして、初日の出は
ルームミラーで拝みました。

みんみは、そういうトコがとうちゃんに
似てるんで助かります。


※の部分は、神田川の女の人の気持ちを
推測して、重ねて書いてみたんですよ。
テキトーな結婚相手ならいたんだろうけど
かいしょなしの男との思い出の方が大事だった
のかもしれないなっていう、ロマンチックな
とうちゃんの解釈です。

みんみも名曲聴いて笑ってないで、こういう
ところも、とうちゃんをみならってほしいです。




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ばか親日記 おいしすぎる焼き芋

2024-11-23 01:56:05 | ばか親日記
夜中に小腹がすいたので、近所にある
深夜営業のスーパーへ行って焼き芋を
買って来ました。

焼いてあって、かなり大きくて200円。
お買い得です。

みんみと、はんぶんこして食べたんです
が、あまりのおいしさにうっとりして、
「おーいしい! 
 なんかちょっとケーキみたいね」
 と、とうちゃん。

「うんうん!!」
 と、みんみ。
 
で、
「今年のクリスマスは
    これでいいな!」
 

「……え、 いや、 それはちょっと



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ばか親日記 偏差値の低い高校生の会話

2024-11-14 08:03:46 | ばか親日記
みんみは、かき氷が好きなんですよ。

だけどとうちゃんは、この夏、
製氷皿って言うのか、丸い氷を作る
器をなくしちゃったんですね。
100均で買えると思ってたけど
売ってない……。

で、ひらめいたんですよ。

たしかスーパーで、果物を小さく
切ったやつの缶詰が100円で売って
たなぁ、って。

確かめに行くと、缶切り使わずに
パッカンて開けられるやつで、
開けた後に使えるビニルの
蓋まで付いてたんですよ。
こりゃぴったりだ!ってんで、
中身食べて氷の器にしました。

で、突然話しは変わるんですけど、
昨日、みんみは、学校でふたりの友達の、
それぞれの父親についての自慢話し
合戦にまきこまれたらしいんですね。

友達自体お嬢様風で、当然の事、
お父様もそれはそれは立派な方々だ
そうです。
会った事もないお二方のハイスペック
ぶりをとうちゃんに報告してる時の
みんみはもうアレですよ、あの、
国際ロマンス詐欺に絶賛騙され中
の人。

で、「みんみちゃんのお父さんは?」って
聞かれて困った。と。

そこで、とうちゃんの「優秀さ」を説明する
為にみんみが絞り出したのが最初に書いた
かき氷の入れ物の話ですよ。

同じ100円で中身も入った入れ物を手に
入れられたお得なところとかを強調して
話してくれたんでしょう、しかし、
だめーな感じがしますよね。

なにしろ相手は、
高学歴で高収入のジェントルマン。

こちらは、ちょっとトンチの利くハゲおやじ。

で、缶詰の淵のところって、手が切れ
そうな折り返しみたいになってるトコが
あるじゃないですか。
実は、アレが引っかかるんで、中の氷を
取り出す為には、周りをそーと―
溶かして小さくしなきゃならない。

そんなことまで丁寧に説明したらしく、
駄目オヤジ感倍増です。

次は、「やさしさ」自慢合戦になった
そうで、
みんみはまだ2歳くらいの頃、
ガチャガチャから出て来たウサギの
キーホルダーを失くしたけど、
とうちゃんがみんみを抱っこして
夜道を一時間も歩いて探してくれたと
いう感動のエピソードを披露したら、

「え、もひとつ買えばよくね?」
「ガチャガチャは全国どこにでもあるし」
……って

まあ そりゃそーかもね。

偏差値の低い高校の、出来の悪い高校生
どうしの会話でバカにされちゃう
とうちゃんであった。


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ばか親日記 絆

2024-11-13 09:08:10 | ばか親日記
先日、ママの家から何日かぶりで
帰って来たみんみがテーブルの上の
コーヒー牛乳見てびっくりした声で
「みんみもこのまえ飲んだ」って
報告してきたんですよ。

ふたりともコーヒー牛乳なんて
ホント滅多に買ったことなくて、
とうちゃんなんて、10年ぶりか
なんかそんなだったんで、すごい
偶然だなあって思いました。

……っていう話しに、「絆」って
タイトルだとちょっとおかしいかな。



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ばか親日記 ニセ札で大ピンチ!!

2024-11-06 09:03:02 | ばか親日記
昨夜、みんみが大学合格したっていうんで、
お祝いに外でご飯食べようって事になったん
ですよ。

とうちゃん財布持ってないから、裸銭を
尻のポケットに突っ込んでるんですけど、
ちらっと見たら1000円札と、5000円札が
一枚づつでした。

まあ、バカ田大学みたいなとこなんだから
安いもんでいいだろうって事で、家の前の
道路渡ったとこにあるサイゼリヤへ……。

とはいうものの、父親としては、毎日そば
にいて、夜中までがんばってるとこも見て
ましたからね、バカ学校だなんて言って
からかってても、なんだかやっぱりそりゃ
嬉しかったですよ。

みんみもちょこっと誇らしげです。

しかも、春には正式に離婚して、とうちゃんは
群馬の実家にもどる予定ですから、ママの家で
暮らすことになってるみんみが学校に通う姿は
見ることが出来ません。

そう考えると、一日一日が大切な思い出なん
だなあ、ってね。なんかいろいろ胸にグッと
こみあげるものがありましたね。

問題の多いママとの暮らしは、ひとり暮らしより
よっぽど大変なはずです。

学校が始まったら気をつける事とか、若いうちに
やっておくべき事とか、出来るだけの知恵を
つけておいてあげたいと思って、ご飯食べ
ながらたくさん話して聞かせました。

出来の悪い子ほどかわいいってのはほんとですよ。
親も不出来だから、なおさらかもしれませんけど。

「好きなだけ食べな」って言って、いろいろ
勧めましたけど、もともと小食なみんみと、
一日中せんべい食ってたとうちゃんですから、
大した金額になりません。
二人分で二千何百円。

おつりがいっぱいもらえるから、隣の
本屋さんで為になる本を買ってあげよう……。
なんて考えながらレジに立ったんですけど、
そこで事件は発生しました。

5000円札、新渡戸稲造が行方不明です。
出がけに確認した時は、野口君と新渡戸さんが
二人そろっていたはずなのに……、
これはいったいどうしたことか。

かわりにいたのがニセ新渡戸、
誰も知らない男、北里柴三郎
やべーよ、この人1000円だよ……。


まあ、結局は二人であせりまくりながら
小銭かき集めて、ギリギリセーフで
事なきを得たんですけどね。

すごい衝撃的な思い出になりました。



追記
この記事書いた後、買い物のおつりの中に
5000円札がありました。
気にしてみてみると樋口一葉。
ああそうか、新渡戸さんはひとつ前の人だったん
だなぁ、って思って、大きいお札に縁がないから
勘違いしたまま記事書いちゃいましたね。

……って書いたら、最新版は津田梅子さんて人だ
そうで、新渡戸さん二つ前なんですね。
とうちゃんの頭二周遅れですね。
弱ったもんです。

2024,11,6 21:03追記

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ばか親日記 かえるの子

2024-10-26 04:42:35 | ばか親日記
幾日か前の雨の日の朝、登校する
みんみを駅まで車で送って行ったんですが、
助手席のみんみに
「どーぢゃん、あだづばりって
      あにがづばってるん?」
て聞かれたんですよ。

ブタクサかなんかのアレルギーが
あるらしく、数日前から鼻を
びーびーかんでたので、
この、謎の呪文のような言葉は、
「鼻詰まりの原因を教えろ」という事
らしいと判断しました。

とうちゃんは、学校の勉強はからっきし
駄目だったんですけど、雑学に関しては
もっとぜんぜん駄目なんですよ。

だけど、「トンビが鷹を生む」っていう
ことわざがあるじゃないですか、
こういう素朴な疑問を持つって事は、
「偉い人のお話し」に出て来るような
立派な人になる素質がある、って事かも
しれないなあって思ったんで、慎重に、
「わからない事があったら自分で調べろ」
って言ったんですね。

「豆が詰まってるんだ」とかゆっちゃったら、
「あー、ぞー」とかっつって、偉くなり損ね
ちゃうと心配して気を配ったわけですよ。

偉い人のお話しってのは、よく読むと
たいていの場合、親が立派ですからね。

とうちゃんも見習おうと思ったんですけど、
みんみがスマホいじり出したんで、
「Wi-Fiつながってる時調べろよ、
      電話代があがるとヤだから」
って貧乏くさい事言っちゃったら、そのまま
忘れてしまったらしく、いまだに報告が
ありません。

まーね、親も大事だけど、もっと大事なのは、
本人の脳みそですね。

みんみの頭ン中には、脳みそが
づばってなさそうです。
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ばか親日記 みんみの買って来てくれたカヌレ

2024-10-17 07:43:09 | ばか親日記
先日、みんみが、学校のお友達から「カヌレ」
というお菓子をいただいて来ました。

半分もらって初めて食べたんですが、
不思議な食感と優しい甘さ、んーデリシャス。

何か別のものを作ろうとして失敗して偶然
出来上がったお菓子、みたいな気もしなく
はないんですが、それでもおいしい。

「これ良いね、どこで売ってるんだろ」
って言ったら、みんみが、次の日学校で、
そのお友達に聞いて、買って来てくれたんですよ。

次の日雨降ってたんですけどね。

雨の中を遠回りして、自分のおこづかい使って、
帰るの遅くなって、事情を知らないとうちゃんに
嫌味言われて、でも言い訳もしないで、ご飯のあと
そっと出してくれたんですよ。

余計においしかったですよ。
世界中のどこ探しても、あんなにおいしいの
食べたことある人はいないでしょうね。

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ばか親日記 ラーメンでくたくた

2024-10-15 11:53:37 | ばか親日記
最近みんみは、苦手だったラーメンを
食べられるようになりました。

とうちゃんは、群馬の実家から東京へ
戻るときは、わざわざまわり道して
佐野へ立ち寄るほどのラーメン好き
ですので、今回のみんみの成長は、
歓喜の涙にむせぶ思いです。

で、その日は、スーパーで買った
生めんと、味噌味、醤油味それぞれの
スープの素を用意して、みんみと二人で
作って食べようと思ったんですよ。

掃除、洗濯、料理、その他なんでも
こなせるようにしておいてあげるのが
父親としての務めと考えております。

が、今回は、作るところも経験すれば、
一口食って「いらないー」とか言えなく
なるだろう、ウッシッシ。
というのが真の狙いです。

そこらへんにカン付いたのか、
ちょっとめんどくさそうなみんみ。

「これどーゆー味?」
出ましたよ。
最初っから何ゆってるかわからない。

「味噌味の方は味噌っぽい味でぇ」とか、
そんな事しか応えようがないですよ。

「そうじゃなくって、どんなふうなってコト、
 こうゆう感じ……、とか!」
みたいなことを、いろいろ言ってましたけど、
結局、聞けば聞くほど謎が深まるだけ。

相手にしてると脳が枯れるので、
「それを、どんぶりに絞り出しておいてよ、
八割くらいでいいからね」
これは、我が家のどんぶりがちょっと
小さめなので、一人前のスープの素を全部
入れるとしょっぱくなっちゃうからなんですが、
説明を聞いてるみんみの手つきが怪しい。

こっちは、味の違うのを二種類作って、
みんみの好みを探ろうと思ってるんですけど、
奴は二つのスープを混ぜようとしている!
そいで、「なんだっけ、七割だっけ?」
ちがう! 何もかも違う!

いったい何が目的なのか。

「カップラーメンみたいにいろいろなのを
いっしょに混ぜて作るんだと思った」
と、己のバカさ加減を解説してみせるんですが、
これが言い訳になると思ってるところが
更にバカです。  

父ちゃんがひとりで手早くおいしく作った方が
良かったかもなあって思い直しましたけどね。
お手伝いしてるつもりの子に
「あっちであそんでてね」とか言っちゃ駄目なん
ですよね。育児書に書いてありました。

みんみ17歳、あかちゃんの時買った育児書がまだ
役に立つ子です。
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ばか親日 父親の気苦労

2024-10-05 10:47:27 | ばか親日記
みんみは脱いだ靴下を、裏返ったまま
洗濯機に入れてしまいます。

干すのを手伝わせながら、気をつけるよう
注意したんですが、なかなか覚えられない
ようです。

それどころか、なぜか台所に脱ぎっぱなし!
という事もあるありさまで、
「この子にはまだむずかしいのかな……」と
17にもなった娘相手に幼稚園児の親みたいな
コトを考えなければならないという始末。

で、この夏、とうちゃんはみんみの靴下を
裏返しのまま干して、そのまま渡してたん
ですよ。

自分でめんどうくさい思いをすれば、気がつく
のではないだろうかと考えたわけです。

この作戦が功を奏したのか、夏の後半、みんみの
靴下の裏返り率が下がったような気もしますが、
はっきりと効果があったとも断言はできません。

「裏返しのままでいいや」と決めてからは、
意識がそちらに向かなくなっていたというせいも
ありますが、とうちゃんだって生活費の事とか、
老後の心配とか、人並みかそれ以上にいろいろ
苦労はあるわけで、年がら年中娘の靴下の
ウラオモテなんかにかまけているわけには
いかないのです……。

と、愚痴みたいな、ぼやきみたいな、
いつにもましてくだらない記事になっちゃってる
なぁ、と思ってた矢先、うすらぼんやりとした
頭の中に、ある疑念が湧いて来ました。

ひょっとしてみんみは、靴下を裏返しの
まま履いているのではあるまいか……。

つまり、とうちゃんが裏返しのまま渡した靴下を、
みんみが裏返しのまま履いて外出すれば、脱いだ
時にはもう一回裏返って正常な状態で洗濯機に入る
事になりますよね。

それをそのまま洗って干して渡すと、今度は
脱いだ時に裏返しになる。

という事なら、洗濯に出される靴下の裏返り率が
50%付近の場合、この仮説の正しさを裏付ける
有力な証拠となり得る、と言えるでしょう。

さあて大変ですよ、今日からとうちゃんは、
洗濯されたみんみの靴下が、裏表いずれの状態に
あるか念入りに観測を続けなければなりません!

親と言うのは大変ですね。 
ため息が出ます。



いやいや、よく考えたらみんみが帰って来た時に、
脱ぐ前の靴下を見ればいいだけですね。

自分のバカさ加減にため息ついた方がいいですね。






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ばか親日記 クモの親子

2024-10-04 12:59:39 | ばか親日記
いつの頃からだったか部屋の中で
ちいさいクモを見かけるようになってました。
クモは、ちいさいのと、うんとちいさいのの
二匹いますが、巣を貼るわけではなく、
部屋の隅っこや、壁にいるだけです。

とうちゃん達の知らない所で、蚊をやっつけて
くれてるのかもしれないと思って、
踏んづけたり、掃除機で吸わないように
気をつけて暮らしてたんですけど、昨夜、
ちいさい方がとうちゃんの布団の上を
ぴょこぴょこ歩いてたんですよ。

寝ながら踏んづけちゃったらやだし、かじられ
たらもっといやなので、そっとつかんで窓の外に
放り出したら、ちょうどいいタイミングで
うんとちいさい方のクモが現れたんですよ。

ちいさすぎるのでうまくつかめないのをいい
コトに、ぴょこんぴょこんとあちこち逃げ回ります。

その様子を寝ながら見ていたみんみが、
「あーあ、ばらばらになっちゃった……」
って、二匹が離ればなれになった事を気の毒がるので、
「うんと小さい方は、明日の朝起きられなくて困るかもな」
って、とうちゃんに起こされないといつまでも寝てる
みんみにあてこすりを言いながら、逃げ出したクモを
何とか捕まえまして、窓から放り出そうとしたんですが、
じょうずにジャンプして部屋に戻って来ちゃったんですよ。

そしたら、みんみがへらへらした顔で、
「とうちゃんの面倒を見るのが嫌なんじゃない?」
って。

失礼な話です。

とうちゃんは、クモの話しをしてるんですよ。
当てこすりはしましたけど、あくまでもクモについて
しゃべってるだけ。
なのにみんみは、このとうちゃんが
めんどうくさいみたいなコトを言っている。 ムカっ!

うんとちいさい方を乱暴にひっ捕まえて、窓の外に
「ていやーっ」つって捨てました。
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