12月は会社の決算で大変な時期なのに，年末調整を早々に終わらされてしまい，銀行が開いてすぐに源泉徴収分を納付しに行きました．
3月になれば法人税というショバ代も払います．
しかし世の中には税金を払うことが嫌いな人もいるようで，恥ずかしいことにいろんなテクニックを駆使して納税をごまかす人も少なくないようです．
節税ならともかく脱税というのは困ったものです．
ですが，税を徴収する側にも大変な状況があります．
申告はされていても徴収されていない税金がたくさんあるのです．
私も応援している鈴鹿市議会議員の後藤光雄氏が議会で明らかにしてくれたのですが，私の住む鈴鹿市は市税収入が332億円あるのですが，そのうち23億円が収入未済なのだそうです．
後藤光雄議員
2009年12月議会 一般質問議事録
立場が立場なら-23億円というのは，命さえ危なくなるレベルだと思うのですけど，公の組織だと，ドーンと構えていられるものだなぁと思います．
数百万円の借金で自分の工場のクレーンで首を吊ったりする人もいるし，借金がなくてもホームレスになってしまう人もいるし，そういえば，小学生時代は同じ地区で一緒に登校していた下級生一家が夜逃げしていなくなったこともあったなぁ．．．
もらう側・払う側で立場は違うのですが，お金というのはその不足で悲しい事件も起きてしまいます．
だからこそ私達が納めたお金は大切に使ってほしいし，数字が明らかになっている部分の徴収も適切にしてもらいたいなぁと思います．
国家予算の半分以上が未来からの略奪によって成り立ち，まともな収入の半分までもが借金返済の日本．
財務大臣も国家予算を立てる直前に交代して，なかなか不安なお上です．
バーツやルーブルのように円が狙い撃ちにあった時に，まともな対応が迅速に取られるのでしょうか．
それには普段からけじめあるお金の使い方を心掛けないと，アンテナも鈍ると思うのですが．
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