今,これを読むように言われて読んでます.
ま,面白そうだし.
「いつも見透かしてるから必要ないんじゃないの?」と私に言いたい人もいると思いますが,私が得意なのは言い当てられた方がパニックになる状況くらいなもので,状況によって結構違うんです.
危険のないところではあえて読み違いもしますし.
私が当てるのにもコツってのがありまして,
という条件でフィルタをかけてるんじゃないかなと思います.
で,これらのフィルタも多くの逆説を潜り抜けたものになってるわけで,そちらの場合は信じるというよりも徹底的に疑った上で練り上げる感じです.
最後の仕上げに本人の目を見たら大抵わかるんじゃないかなって思うんです.
本人が気付いていないのに,私が気付くってこともあるらしいです.
私なりの論理展開を説明すると本人が後から気付いてきます.
私が暗示をかけているんじゃないかと突っ込まれそうですが,私自身はそうじゃないように努めています.
この本,いろんな洞察があることが分かります.
しかし「心を上手に透視する方法」とまで言えるのか?というと全然検討違いだと思います.
このことを信じた購入者からの評判が悪いこと,悪いこと.
しかし,そういう人は大抵何らかの暗示にかかっていると思います.
大体,これは翻訳本です.
だから洋画のタイトルと同様に,タイトルを信じることは日本人関係者のセンスを信じることと同じことで危険です.
原題を調べてみると
"Ich weiss, was du denkst"
でした.
私はあなたが考えていることがわかる
とか
私はあなたが思っていることを知っている
とかですね.
ちょっとニュアンスが違うので,「方法」に取り憑かれている人は考え方を改めるように.
それこそ日本の編集側からしたら「あなたの考えていることくらいわかる」と笑われているのでしょう.
「だからこのタイトルにしたんだよ~」って声が聞こえてきそうです.
負けるな,読者仲間よ.
少し店頭で立ち読みしてから購入されるといいかな.
そんなこと書くとこの記事から買ってもらえないので悲しいですが...
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