Windows Vista Businessで3ヶ月ほど前からAdobe Acrobat XI ProのUpdateプログラムが適用できない状況が続いていた.
Adobe Creative Cloudの製品はパッチをAdobe Application Managerから適用するのだが,AcrobatだけはどういうわけかAdobe Acrobat Updatorなるものも動いていて,それらが競合したのかと思っていた.
Adobe Acrobat Updatorから更新プログラムをインストールすると,
「別の手法でアップデートしたからこれでは更新できない.再インストールしろ」
みたいなエラーが出て毎回止まっていた.
何か腑に落ちないながらもアンインストールしてAcrobatを入れ直そうとしたら,今度はAdobe Application ManagerにAcrobat XI Proが表示されない.
Managerのバグかと思って,パッチを当てても表示されない.
途方に暮れかけていたが,Acrobat XIの動作環境を見てみると,なんとWindows Vistaは対応OSには入っていないことに気づいた.
おそらく動作するのだろうが,面倒なので見捨てられたのではないだろうか.
XPは対応しているのにひどい話だ.
しかもアンインストールするまでは普通に使えていたのに.
途中から動作環境が変わったのかどうかはわからないが,去年は普通にインストール出来ていた.
抜いたら,入れられなくなったなんて理不尽すぎる.
しかたないのでSymantec System Recoveryでアンインストール前の時点にシステムを戻した.
昨日,ベースリカバリポイントを作ったばかりなのに,10日ほど前に戻すなんて実に非効率的だったうえ,30世代以上を遡らないといけなかったので,最初の動きが異常に遅くて不安だったが,そこはサーバー・クライアント共に信頼を置いているソフトだったので,完璧に戻してくれた.
V2i Protector時代からのファンなので,ファン冥利に尽きるとはこのことか.
一方,Adobeの姿勢はひどい.
アンインストールしろなんて案内は安易すぎてこわい.
友人が働いてなかったら怒りを抑えるのは難しかったかもしれない.
それにしても大事なのはやはりバックアップだね.
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