ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

次男、受難の日w 3

2014年10月21日 20時18分46秒 | 子ひつじ~ずの事
さて。
延長戦に入った、2日目。

日曜日だった、って
こともあって。

昼頃まで
うだうだ、していて。

午後から。
次男の靴を交換しに

ショッピングセンターへと
向かうことにした。

ただし。
ショッピングセンター。

我が家から
ちと、遠い。

バスで30分近く
かかる。

ホントは。
わしだって、面倒くさかったんだけど。

平日は
学校があるから

交換しに来るなんて
ほぼ、不可能だし。

第一、
本人連れていかなくて

またまた、
交換、なんてことになったら

面倒くさくて
たまらん。

重い腰をあげて
さて、行くよ、と声をかけると。

案の定。
案の定。

「え~。あのさ~。お母さん。僕も行かなきゃダメなの~?」
と、始まった。

「あんたの靴でしょ。
あんたが行かなくて、どうすんのよ。」

「でも、実はさ~。僕。
あの靴でも、履けるんだけど…。」

無理をすれば
なんとか、履けるから

交換に行くのは
やめよう、と言いたいらしい。

「あんたね。お金出して
新しい靴、買ったんだよ?
無理して、小さい靴履いて
一ヶ月後に、履けなくなったら
意味がないでしょ?!」

「ううん。大丈夫だよ。
だって、今、履いてる靴と
同じくらいだもん。
この靴も、伸びるよ」

小さいサイズの靴を
無理矢理、履いてまでも

交換に
行きたくない男、次男。

どこまでも
買い物が大嫌い、なのだ。

しかし、
ここで折れたら

近い未来に
また

ひと悶着起こるのは
目に見えている。

「ダメ!!絶対、交換しに
行くんだよ!」

「じゃあ、お母さんが、一人で行ってよ!
僕は家で、待ってるから!!」

「あんたの靴でしょ!お母さんが
一人で行っても、意味がないでしょ!」

行きたくない~!
行きたくない~!


お経を唱える
次男を

ドつきドつき
玄関まで連れてきて、靴を履かせ

階段から
ひっぱり降ろして
バス停に向かうw

「僕は新しい靴なんか
欲しくなかったんだもん!
お母さんが勝手に
買ってきたんでしょ!」

「お兄ちゃんばっかり、かわいがって
僕のことなんか、嫌いなんだ!って
騒いだのは、あんたでしょ!」

「そんな事、言わなかったもん!
靴なんか、今あるの、履けばいいよ!!」

「1ヶ月もたったら、履けなくなるでしょ!
大体、キツイんだから。
お金だして、無駄なモノ、買っても、しょうがないでしょ!」

「だったら、お母さんが
勝手に交換してきてよ!」

「そしたら、あれはやだ、これはやだ、って
言うのは、あんたでしょ!」

「僕は病気なんだから!こんな寒い日には、
行きたくないんだよ!ごほごほっ!」

もうね~。
この、いらん時ばっかり

仮病まで使って
しつこく抵抗する、ど根性。

一体、
誰に似たんだろうね?!

バス停に着くまで
ぎゃ~ぎゃ~。

バス停で、
バス待ってる間も、ぎゃ~ぎゃ~。

「ねえ~。お母さん。
行くのやめようよ~。オウチに帰ろうよ~。」

周りでバス待ってる人も
じろじろ、見てるし。

もう。
うんざりして、

返答も
したくなくなってきた。

「ねえ~。お母さん。」
「ねえ~。お母さん。」
「ねえ~。お母さん…。」

「うるさい~!!」

丁度、ここで
天の助けwバスが来た。

相変わらず
ぶつぶつ言う次男を

無理矢理バスに
押し込んで

自分も飛び乗り
運転手に小銭を渡す。

次男の
恨みがましい視線をよそに

扉は
ぷしゅううう…と閉まって

何事もなかったように
バスは走り出した。

さすがに。
まな板の上の鯉、と

覚悟を決めたのか。
ぷっ、とほっぺを

ふくらませたまま
あっちを見ていた次男。

でも。
5分もたつと

バスの揺れ、が
気持ちよかったとみえて

目が半分、閉じだして
こっくりこっくり…。

お陰で。
ショッピングセンターには

平穏無事に
たどり着くことが、できた。

さすがに。
次男の文句に

いい加減
閉口した、ひつじ飼い。

さっさと靴を交換して
一目散に帰ろう、と思いきや。

「ねえ~。お母さん~。
ミルクシェイクが飲みたい~!」

そう。
そこは、やっぱり、子供なのだ。

来るまでは、散々
ぶ~ぶ~言うものの

着いてしまうと、今度は
あちらこちらに、目移りし始める。

「はいはい。わかったわかった。
でも、先に、靴を交換してからね。」

靴屋さんには、
あいにく

同じモデルの、
大きいサイズがなくて

同じくらいの値段の靴に
交換しようと思ったら

「ナイキがいい!」

「だって、あんた。ナイキは、青色の靴がないよ。」

「ううん。いいの!これが気に入った!」

見ると、こちら。
灰色の靴w

全然、青じゃ
ないやんけw

まあ、でも。
本人が気に入ったなら
よし、としようか。

とにかく。
この人。

頑固道、一直線の
男、だから。

気に入らない靴を
買った日には。

今の靴が破れたって
履かないだろう、ことは、目にみえてる。

で。
結局。

2日間かけて
大騒ぎをした結果。

無事に
気に入った靴をゲットして

ミルクシェーキを飲んで。
オウチに帰りましたとさ~。



ま。
お陰様で。

「この靴、カッコイイ!僕、すごい気に入ったよ!」


毎日
自画自賛の嵐だしw

「これからは
自分の物を買いに行く時は
文句言わずに、一緒に来る」

という約束も
とりつけたしwww

これにて
一件落着ってか?!
お疲れ様!!!



本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます!

ぽちっと応援
よろしくお願いしまっす♪

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ
にほんブログ村

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする