今日は今回のツアーのハイライトととなる「漁船に乗って海鳥観察」になります。海はもうこれ以上ないというくらい凪いでいて最高の状態です。どんな感じで海鳥を見られるのか期待が膨らみます。
島の主役ウトウ(別個体)
もう一方の主役ケイマフリ
繁殖地の崖
ゴマフアザラシ
さあ今回のラスボスの登場です。ウミガラス!
漁船を降りて朝食までの時間探鳥しました。アリスイ
島のノゴマ
12時10分に無事羽幌港に到着しました。帰りも揺れなくて酔い止めの薬も飲まないですみました。いつもこんな航海なら船が好きになれるのに。ここから朱鞠内湖に行く予定でしたが、途中の道路が事故で通行止めになっていて、そのまま砂川SAに付属するこどもの国の森で観察することになりました。キクイタダキを間近に見たりハイタカが飛んだりで満足しました。いよいよ最後の宿泊地千歳市内に向かいます。明日の朝は午前5時から青葉公園での最後の観察になります。
好天に恵まれて幸いでしたね。
ボクの天売島経験は2009年。降り注ぐようなウトウの巣穴入りは忘れられません。
緊急事態宣言が解除される最終日(6月20日)出発だったので、中止になるかもしれないと思っていましたが、参加者12名は1人も欠けることなく集合し無事ツアーを終えることが出来ました。
野鳥観察ツアーは楽ちんですね。ガイドさんが鳥を探してくれて、次にさえずりの音源を流しほぼ確実に鳥を見せてくれます。参加者の9名は男性で僕以外は野鳥の写真を撮ることを目的で参加されていました。
毎日長距離を移動したので全体の印象が散漫になりましたが、シマアオジ以外は見たい鳥が見られて、見たい植物も見られて満足しました。
手売島のウトウの帰巣は大迫力でよかったのですが、音がない、マガンの塒入りの時のように鳴いてくれるともっと迫力があったと思うのですが、ウトウを見ながらマガンもいいなあと、不埒なことを考えてしまいました。
今調べて知ったのですが、ウミガラスは随分増えたのですね。12年前の生息数は確か10羽以下で国内では絶滅寸前だったはずです。
来年の今頃はサロベツに行きたいと思っていますが、シマアオジの最近の生息数はどれくらいなのか説明はありましたか?
今回シマアオジは見られませんでした。来ているらしいという淡い期待があったのですが、ガイドさんが3箇所声を探しましたが、結局いませんでした。ウミガラスのようにまた復活してくれといいですけど。