今日、スーパーの特設会場で、産地直送のお漬物を販売しているブースを見かけました。アルバイトと思われる売り子さん(30代の男性)は、携帯でワンセグを見ながら
『いらっしゃいませ~、お漬物はいかがですか?』
と呼び込みをしていました。お店の前にどういう方がいるのかを確認することもなく。
この状況を見ていて、とても違和感を感じたのは、お漬物を販売する会社の方々は、
”自社で作った美味しいお漬物を一人でも多くの人に食べていただきたい!”
という思いから、大手スーパーに出店したと想像してのですが、現場ではやる気のない販売員がやらされ感満載で、マニュアル通りの声掛けをしているだけ。
これって、一般の会社でも発生している事がらなので、決して他人ごととして笑うことはできないことにお気付きでしょうか?
社長が、自社製品・サービスを多くの人に使ってもらいたと思っている(もしかすると、単に業績向上のためだけ)のにも関わらず、現場の社員の方々は社長の気持ちを理解しないまま、やらされ仕事をしていることが散見されます。
では、社員がやらされ感を持つことなく、モチベーション高く仕事をするためにはどんな工夫がいるのでしょうか?
株式会社武蔵野の小山昇社長は、社員個々にモチベーションが上がるポイントが違うので、そのポイントを理解することが第一歩だと指摘しています。
子育て等で経済的余裕を求めている人には、所得が増えるためのポイントを伝える。株式会社武蔵野の場合、人事評価制度に様々な工夫がされているので、直接的な行動と所得アップをリンクさせやすくしてあります。
たとえば、お客様や社内の同僚から感謝の手紙(サンクスカード)を5枚受け取ると一時金を渡す。マネージャには、社員に感謝を伝えることを義務付け(サンクスカードを月に20枚送付)、社内コミュニケーションの活性化・社員のモチベーションアップの工夫をしているのです。
また、クレームの報告を怠った場合、賞与は半額という厳しいルールもあります。これは、社長を含め経営陣が正しい情報を知らないと、経営判断を誤ってしまい、取り返しがつかない事態になることを防止しているのです。この際の工夫は、クレーム報告した人を絶対に糾弾しない!という風土があることも見逃せません。その風土を醸成したのは、小山社長が
『クレームの責任は、全て社長にある』
と断言されていることから生まれてきていることは否定できません。
会社の価値観を反映した評価制度を作り上げ、公平・透明評価を実施すれば、社員も自己責任で取り組む環境が構築できるというわけです。
多くの会社の場合、評価制度を変更することは難易度が高く、尻込みしてしまうことでしょうが、決して全てを諦める必要はありません。
というのは、人間は”お金や地位のために働くのではない”ということが根底にあるからです。
人間は、
①人から愛されたとき
②人からほめられたとき
③人から必要とされたとき
④人の役に立ったことを実感できたとき
に幸せを感じるという本質があるからです。
各社員が、どういうときに①~④を感じるのかを把握し、その状態になるサポートをするのが、社長を含めマネージャに求められており、実行すべきことなんですね。
まず、周囲にいる一人ひとりの価値観を把握する努力から始めましょう!本来の日本人は、感受性豊かで利他精神が強い民族なので。。。
明日、テニスの試合に出場予定なので、その試合を通して感じたことを明日のブログでご紹介予定です。お楽しみに!
『いらっしゃいませ~、お漬物はいかがですか?』
と呼び込みをしていました。お店の前にどういう方がいるのかを確認することもなく。
この状況を見ていて、とても違和感を感じたのは、お漬物を販売する会社の方々は、
”自社で作った美味しいお漬物を一人でも多くの人に食べていただきたい!”
という思いから、大手スーパーに出店したと想像してのですが、現場ではやる気のない販売員がやらされ感満載で、マニュアル通りの声掛けをしているだけ。
これって、一般の会社でも発生している事がらなので、決して他人ごととして笑うことはできないことにお気付きでしょうか?
社長が、自社製品・サービスを多くの人に使ってもらいたと思っている(もしかすると、単に業績向上のためだけ)のにも関わらず、現場の社員の方々は社長の気持ちを理解しないまま、やらされ仕事をしていることが散見されます。
では、社員がやらされ感を持つことなく、モチベーション高く仕事をするためにはどんな工夫がいるのでしょうか?
株式会社武蔵野の小山昇社長は、社員個々にモチベーションが上がるポイントが違うので、そのポイントを理解することが第一歩だと指摘しています。
子育て等で経済的余裕を求めている人には、所得が増えるためのポイントを伝える。株式会社武蔵野の場合、人事評価制度に様々な工夫がされているので、直接的な行動と所得アップをリンクさせやすくしてあります。
たとえば、お客様や社内の同僚から感謝の手紙(サンクスカード)を5枚受け取ると一時金を渡す。マネージャには、社員に感謝を伝えることを義務付け(サンクスカードを月に20枚送付)、社内コミュニケーションの活性化・社員のモチベーションアップの工夫をしているのです。
また、クレームの報告を怠った場合、賞与は半額という厳しいルールもあります。これは、社長を含め経営陣が正しい情報を知らないと、経営判断を誤ってしまい、取り返しがつかない事態になることを防止しているのです。この際の工夫は、クレーム報告した人を絶対に糾弾しない!という風土があることも見逃せません。その風土を醸成したのは、小山社長が
『クレームの責任は、全て社長にある』
と断言されていることから生まれてきていることは否定できません。
会社の価値観を反映した評価制度を作り上げ、公平・透明評価を実施すれば、社員も自己責任で取り組む環境が構築できるというわけです。
多くの会社の場合、評価制度を変更することは難易度が高く、尻込みしてしまうことでしょうが、決して全てを諦める必要はありません。
というのは、人間は”お金や地位のために働くのではない”ということが根底にあるからです。
人間は、
①人から愛されたとき
②人からほめられたとき
③人から必要とされたとき
④人の役に立ったことを実感できたとき
に幸せを感じるという本質があるからです。
各社員が、どういうときに①~④を感じるのかを把握し、その状態になるサポートをするのが、社長を含めマネージャに求められており、実行すべきことなんですね。
まず、周囲にいる一人ひとりの価値観を把握する努力から始めましょう!本来の日本人は、感受性豊かで利他精神が強い民族なので。。。
明日、テニスの試合に出場予定なので、その試合を通して感じたことを明日のブログでご紹介予定です。お楽しみに!