心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

【自分がどんな色眼鏡をかけているかを知る方法】

2019-12-13 08:19:04 | 昨日の感謝ごと

今朝、通勤路でクラクションを鳴らす車を見て

思い出した、お気に入りのこと。

 

それは、自分がどんな色眼鏡をかけて

世の中の出来事(=事実)を見ているかを知る

【集団認知行動療法】というもの。

 

 

 

私が集団認知行動療法と出逢ったのは

うつ病の投薬治療をしていた13,4年前のこと。

 

 

同時期にうつ病を患っていた10名程度の患者が

1週間に1度、集まって

その週に体験した、落ち込んだ出来事を

共有し合うというワークでした。

 

 

共有するのは、

 

①自分が体験した出来事(=事実)

②出来事をどのように解釈したか

③抱いた感情(100点満点で点数をつける)

 

という3つ。

 

 

クラクションを鳴らした運転手を想像すると

 

①約10m先を走る隣の車が車線変更してきた

②事故を起こしそうな危険な運転をするのはけしからん

③事故に巻き込まれそうになりビックリ(50点):第一感情

 ビックリさせる行動をさせられた怒り(80点):第二感情

 

というようなこと。

 

 

こういう内容を共有し合い、

その場にいる他のうつ病患者が、

②について、異なる解釈を伝えあい

抱く感情を好ましいものに変えられないかを話し合うのです。

 

 

 

私がお気に入りになったのは、

同じうつ病で悩んでいる仲間が

好ましくない感情を抱かない解釈方法を

教えてくれたという部分でした。

 

うつ病を患っているのに、

同じ事実を見ても、

好ましくない感情を抱かない解釈ができる。

 

ということは、自分にもできるのではないか。

と可能性を感じられたのです。

 

 

 

この学び以降、何か好ましくない感情が芽生えたら

どんな「事実」に対し

どんな「解釈」をしているのかを

文字にするように心がけるようにしていました。

 

最近は、サボっていたので、

好ましくない感情に振り回されることがありましたが

ひょんなことから思い出したので

備忘投稿させていただきました。

 

 

 

あなたが、どんな色眼鏡で世の中を見ているのかに

気づくきっかけになれば嬉しい限りです。

 

本日も最後まで読んで下さり、

有難う御座います。

 

 

【しあわせです、感謝!】