心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

【ないものねだりにご用心】

2019-12-18 08:15:33 | 昨日の感謝ごと

昨晩、実兄から父親の容態の連絡をもらった感じたこと。

 

それは「ないものねだり」をすると

不満が溜まるという、当たり前のこと。

 

 

きっかけになったのは

脳梗塞で倒れた父親が

病院のベッドから落ちて

大腿骨を骨折したという知らせでした。

 

 

脳梗塞で倒れ、

右半身の動きに違和感が出ていることに加え

認知とも思える記憶の混乱が出ていたのが

10日前のこと。

 

 

幸いなことに記憶の混乱がなくなり

会話もできるようになったと連絡を受けていた矢先に

大腿骨骨折の知らせが舞い込んできたのです。

 

 

病院からの連絡では

自分自身でできることを増やそうとしたのか

ベッドから起き上がろうとして転落することが数度あり

今回、落ち方が悪く骨折になったとのこと。

 

 

第一報を耳にした時、感じたのは

「病院で言われた通り

 リハビリ病院に転院するまで

 大人しくベッドで寝ててくれればいいのに」

というものでした。

 

 

この感情に続いて浮かんできたのは

「父親は早く元に戻りたいという

 気持ちで一杯だったのだろうな」

ということ。

 

 

 

今回の出来事を振り返ると

父親はたくさんのことをプレゼントしてくれています。

 

「二度と話ができないのでは?」

との不安を払拭してくれました。

 

「もう動けないのでは?」

との不安も払拭してくれました。

 

「認知症になったのでは?」

との不安も払拭してくれました。

 

 

これらの不安を一つずつ払拭してくれたことへの

感謝を忘れかけていた自分に気づき

ふと立ち止まることで

「自らの足で立とうとした」父親の素晴らしさに

目を向けることができたのです。

 

 

手に入れたもの、乗り越えたものって

当たり前として見過ごしがちになることを

感じた出来事だったので、備忘投稿させていただきました。

 

 

今朝の投稿を読んで、

あなたが「当たり前」として見過ごしていることに

目を向けるきっかけになれば嬉しい限りです。

 

 

本日も最後まで読んで下さり、

有難う御座います。

 

【しあわせです、感謝!】