心とほんとの会話屋さん

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ピーターの法則では、8割が無能領域。。。

2015-03-04 20:34:23 | 本のネタ
 現代社会の仕事は、いろんなステージの仕事があります。

 会社の役職で考えると分かりやすく、担当者 ⇒ 係長 ⇒ 課長 ⇒ 部長 ⇒ 取締役 ⇒ 代表取締役 ⇒ 社長。

 有名なピーターの法則では、人間はその人の限界まで出世し、限界の立場になったとき、無能な人になると言っています。

 そして、平均的にみると、驚くことに8割の人が無能な状態とのこと。

 つまり、限界に行き着いていない発展途上の方と、意識して無能領域に行かない人(ピーターは、創造的無能と定義)を足し合わせた2割の人が会社を担っているというのです。


 はじめて、この説を目の当たりにしたとき、8割という数字が腑に落ちた記憶があります。

 ただ、最近になって不安に感じるのは、8割以上が無能領域で存在する状態になった場合、その会社はどういうことになるのか、ということです。

 役割の仕事を全うできない無能な人の割合が増えれば、当然、無能でない人の割合は減ります。

 ということは、無能でない人で機能していた会社が、機能しなくなる?!


 さてさて、この状況が見え隠れしたきたとしたら、何ができるのか、建設的に考えてみましょう!

 できることは、以下の3つ。

  ① 役割を全うできない無能な人に立ち去ってもらう(わたしも対象かも)

  ② 役割を全うできる人を新たに雇い、相対的な割合を2:8に戻す

  ③ 役割を全うできない無能な人を育成し、無能でない人にする


 どんな選択肢が取れるのか、真剣に考えないと、2:8の割合が、1:9になった頃には、ローマ帝国のごとく内部崩壊してしまうのでしょうね。

 選択肢を選ぶのは、経営者の最低限の役割なのですが、その役割を全うできなくなっているとしたら、残る道は、、、



 自分の立ち位置をわきまえ、自分にできることを愚直にやっていきましょ!

 会社に雇ってもらって、寄生している立場で、グチを言うのはフェアーではないのでね。



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

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