心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

何を最優先にするのか

2015-01-19 21:32:28 | 本のネタ
 今、テレビで阪神淡路大震災関連のドラマが放送されています。

 呼びかけに応じない場合は、次の救出現場に向かうように指示された消防隊員に、生き埋めになっている家族を見殺しにされた家族から罵声が向けられている。

 果たして、実際の現場では、どんなやり取りがあったのか、、、


 しかし、一人でも多くの人間を助けるためには、この方法しかないのでしょうね。

 全員を救出できないことが自明な状況において、限られた人数で最大の救出をする、トリアージと呼ばれる方法に近しいものがあります。

 これは、人命救助という課題に対して、最適な解を見つけるという、人命がかかった選択なので、精神的負担の大きい選択です。


 しかし、実ビジネスにおいて、これほどの負荷がかかる選択でないにも関わらず、選択できない人が多くなっており、心配が耐えません。

 といっても、選択できない人だけの問題でなく、選択できない人を作り上げた周囲の問題でもあるのです。

 未来を明るくするためには、教育制度を含め、人材育成から目を背けてはいけませんね。



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

株式の売買を通して感じる、人間の心理的傾向

2015-01-18 17:32:39 | 本のネタ
 10年以上前に、株主優待券を取得することで手にした株が数種類。

 それに加えて、入社以来コツコツと積み立ててきた勤務先会社の株式がちょこっと手元にあります。

 株価が上昇している間に、いくつか現金化してみようと、昨年夏くらいから、ちょこちょこ売買を再開しました。


 その売買で気づいたことは、人間は最安値で購入し、最高値で売り抜かないと、損した気持ちになるものだということ。

 もともと、株主優待券を取得することを目的にしていたのであれば、10年以上、優待券をいただき、目的達成!でいいはずなのに。。。

 購入価格より上昇しているかどうかが気になるだけでなく、売却価格より、現在の株価が上昇していると、売るタイミングを間違えたと、利益が出たのに損した気分になるから不思議です。

 一方で、まだまだ上昇するだろうと、株を持ち続けた結果、どんどん下落して、売り時を誤ったことも後悔するから、これまた不思議です。


 これらの理屈は、頭では分かっていつつも、当事者になると、心理的動揺をしてしまうんですね。

 まだまだ、自分のメンタル面の弱さを感じた出来事でした。



 株トレードの先生から教わったのは、株式売買の目的が曖昧だから、売り時に迷うんだ!ということ。

 売買をする際には、購入から売却までのシナリオを事前に組んでおいて、そのシナリオ通りに機械的に売買するしかない!との助言をいただきました。


 櫻井翔が主演した、家族ゲームというドラマで、家庭教師先のお母さん(鈴木保奈美)が株式売買で多額の借金を作ったことが、あながち架空の話ではないのも、目的やシナリオのない売買であるだと考えると腑に落ちました。

 映画やドラマは、実社会で発生している出来事を多少デフォルメしていますが、核心をついているんですね。今後は、そういう目線で映画やドラマを鑑賞してみます!


 あなたは、新聞などを賑わせている出来事が、まったく他人事だと思っていませんか?

 ちょっとしたスキを見せると、自分ごとになる可能性があると思った方がいいかも知れませんね。



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

相手が喜ぶことをできるようになった子どもから学ぶ・・・

2015-01-17 19:22:25 | 本のネタ
 本日は、阪神淡路大震災から20年が経過した日。

 我が家にとっては、結婚して17年が経過した日でもあります。

 結婚記念日は、双方でプレゼントを渡し合うようなイベントではないので、特にお祝いごとを入れませんでした(双方で感謝の言葉を交わす程度)。


 サプライズは、夕食時に帰宅した長女が、次女と一緒に

  『結婚記念日、おめでとう!』

 と言って、お小遣いで購入してくれたケーキを持ち帰ってくれたこと。


 このケーキを選ぶときに、妻とわたしが喜ぶことを想像しながら買ってくれたと思うと、嬉しさで目元が緩みました。。。

 何を贈るという問題でなく、相手が喜ぶことをしようと思える人間に成長してくれたことが嬉しかったです。

 と同時に、わたし自身が周囲の人が喜ぶことをしているか、反省させられる出来事でした。


 あなたは、最近、誰を喜ばせることができましたか?


 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

早起きの習慣を身につけたいが、うまくいかないあなたへ!

2015-01-17 07:16:55 | 本のネタ
 早起きを習慣にしたい!と思っていても、なかなか習慣化することができないとの話をよく耳にします。

 わたし自身は、ここ数年、週末などの休みでも、6時には目覚めるリズムが定着しています。

 なぜ定着できたのか?!

 それは、寝る時間が22時から23時の間で定着しているから。


 当たり前のことなのですが、睡眠時間を短縮するという方法で習慣にすることには無理があることは、子どもでも分かること。

 では、22時から23時に寝るためには、何をしたらいいのか。

 当然、寝るまでにすべきこと(夕食や入浴、翌日の準備など)を、就寝時間から逆算した時間に実施すること。

 ということは、自ずと帰宅する時間が決まってきます。

 わたしの場合の目安は、20時!


 ただ、サラリーマンとしての仕事やセミナー、映画鑑賞、飲み会など、20時帰宅が実現できない日が残るのが現実世界のこと。

 20時過ぎの帰宅が何日続くと、早起き習慣に影響が出るのかを、自分なりに分析し、最大連続日数を割り出します。

 わたしの場合は、3日!

 この限度を超える予定が見えたとき、4日間の中で、一番優先度の低い予定を削除します。


 実施するのは、たったこれだけ!

 1週間分の帰宅時間を想像し、4日間連続で20時以降の帰宅になる予定は組まないようにする。



 わたしの経験から汎用的な早起きルールを作ってみると、以下のようになります。

  ①自分の快適な睡眠時間を把握する。

  ②自分が起床したい時間を決める。

  ③自分が就寝すべき時間が決まる! ★これは、引き算ができれば、自動計算★

  ④就寝前に、自宅ですべきことに要する時間を把握する。

  ⑤自分が帰宅すべき時間が決まる! ★これまた自動計算★

  ⑥帰宅時間が遅れる日が続くことで、目標起床時間に起きれない状態になる限界日数を探す! ★これをやるときに、意思の強さが試されます★

  ⑦自分で見つけた連続日数を超えないように、優先度の低い予定を削除し続ける。



 ぜひ、お試しあれ!


 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

やらなかった後悔は、やってしまった後悔よりやっかい・・・

2015-01-16 23:53:13 | 本のネタ
 後悔には、2種類あります。

 やってしまったことを後悔すること。

 そして、やらなかったことを後悔すること。


 どちらも同じ後悔のように感じますが、後悔を反省した後の行動に大差が出てきます。

 なぜなら、やってしまったことを後悔するのは、行動を起こしているから、その行動を少し変えればいいのです。

 つまり、行動するタイミングや内容の変更で済みます。


 しかし、やらなかった後悔は、行動を起こすことから着手しないといけません。

 普段、行動していないことにチャレンジするのは、思いのほか障壁が高いという事実を認められる人は、想像できると思います。

 例えば、早起きは大事であることは、たいていの人は頭で理解出来ると思います。

 しかし、実現し続けられる人は、想像以上に少ないのです。

 これが行動することの難しさを物語っているのです。



 今夜、わたしは、やらなかったことによる後悔を2つも体験しました。

 いずれの後悔も、ちょっとした勇気があれば、行動/発言できた内容だったのに、それをしませんでした。

 反省してみると、やらないことを正当化しようとする自分がいて、嫌気が差したくらいです。。。

 やらなかったことを正当化する人間より、やってしまったことを反省し、次回以降のやり方を修正できる人間になろうと感じた一日でした。


 わたしが行動/発言しなかったことで、悲しい思いをさせてしまった方々、申し訳ありませんでした!



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。