海。
海。
そして海。
天草をどんどん南下すると、海の色が青から藍へ変わってくる。
そして・・・天草最南端の町、牛深町。(2006年に牛深市から天草市へ合併)
ここは、古くは1972年のNHK朝の連続ドラマで高視聴率だった「藍より青く」の舞台。(ドラマ、全く覚えてません)
なぜか、うちの古いアルバムには、フカ狩りか何かの祭りの際に天草の海岸に来ていた佐野朝夫と赤木春恵の写真がある。
当時、天草で芸能人を見るなんて、とんでもなく珍しいことだったらしい。
2003年NHK大河ドラマの「武蔵MUSASHI」では巌流島の決闘のシーンがここ牛深の串茂海岸というところで撮影されたらしい。
ここ牛深、天草、富岡は日本国内で初めて「雲仙天草国立公園」として指定されたほど、海の美しさが際立つところ。
かつて、スキューバダイビングをしていた頃に1度牛深で潜ったことがありましたが、ほんとーに綺麗な海でした。青いお魚があちこちにふつーにいたんです。(20年前)
牛深に着いて、車でひょろひょろと迷い込んで、とっても綺麗な「牛深ハイヤ大橋」を渡って、ついには行き止まりのところの漁協まで来ちゃいました。
そして、ちょうど船から魚を降ろしているところに遭遇。その時の写真が↑です。
ちょっと寂れた感はありますが、県内最大の港として、カツオやイワシの水揚げも多かったところ。熊本市に住んでいても、なかなかここまでは来ませんでした。
そいで、何でまた牛深に足を伸ばしたかったのかとゆーと、「牛深ハイヤ大橋」を渡りたかったのです。ちらっと見たパンフの写真で、「熊本県内最大級の橋」と書いてあったので渡りたいなーと思ったのです。ちなみに、全国のハイヤ祭りの発祥の地だそうです。
んで、今さっき調べたら、この橋の設計者は、レンゾ・ピアノという方で、何と、パリのポンピドゥ・センターの設計もしたんですね。
あらまあ。牛深って全くフランスと繋がりはないだろうと思っていたのに。
http://www.pref.kumamoto.jp/traffic/artpolis/links/016.html
この資料を見ると、「橋の架橋のために20分短縮」とあります。
え。。たったの20分??それだけのためにこの大橋を作ったの??
一刻も早く新鮮なお魚を加工して運びたかったのね。
橋を渡っている途中に信号と交差点があって、曲がると違う島に行くことができました。
信号のある橋って珍しくないですか?
つづく。