金魚cafe

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木曜時代劇ぼんくら(最終回)

2014-12-23 22:57:36 | 佐々木蔵之介さん
さらば鉄瓶長屋のタイトル通り鉄瓶長屋は取り壊されて皆離れ離れになりました。

湊屋さんは仁平親分の追跡をかわして秘密を守り抜きました。

大金と人を使ってまで守りたかった秘密、そのやり方が褒められたものではありません。

それに見合うだけも対価は支払いましたどなたにも損はさせておりませんって感じなところが平四郎サマはカチンときたみたいで久兵衛さんは

さすがに「お許しください」と謝ったけれど「許すことなんざねえよ。あんたには大切なお店のご主人じゃねえか。尽くして当たり前、俺に謝

ることなんざねえよ。それが本当のことだろう。」と言い捨てて帰って行きます。

最近の鶴見さんの役の幅の広さにほぉ~~っとすごいわ~ため息がでます。

ちょっと迷惑だけど愛される親戚のおじさんだったり、今回のどっしりと貫録のある大店の主だったりと今あまり巷で取り上げてないですが、ドラマにはなくてはならない方になってます。

原作にほぼ忠実にドラマ化されておりますが、原作を読んでどうしてもここは誰なのか?とわからないところがありまして、それはお徳さんが鉄瓶長屋から引っ越すときに出会った幽霊のような謎の人です。

原作では誰がどっちかわからなかったのですが、ドラマ化されたのを見るとそうなのか?

でもそれだとぼんくらの次の日暮しという平四郎サマ、弓之助ちゃんの続編で出てくる重要人物の人柄とずいぶん違うのですが、宮部センセーがOKならそうなのですね。

お徳さんは散々自分たちを振りまわした湊屋さんに対してささやかな仕返しもできてすっきりした終わり方だったかなあと。

どれだけ人とお金、権力を使ってもお天道様にはかなわないということで日々額に汗して働くのが一番だということですね。

このぼんくらだけではその後の皆さんどうなったかと気になるのでやっぱり日暮らしもいつになるのかわかりませんがドラマでやっていただきたいです。